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アリスinクレイジーランド  作者: raz
現実って何?
3/5

仕事

とりあえず、今日は放課後はいられないし、少しずつで良いからやろうとお昼休み返上で図書室へ。


「〜♪〜〜♪〜♪…」

「ご機嫌だね」

「うわっ!!?…っ、先生驚かさないでくださいー!」


声をかけてきたのは三日月(ミカヅキ) 奏太(ソウタ)先生。地理の先生で、おっとりしている。えっ、あ、ごめんね、なんて呑気に謝るけど、後ろから突然声かけられれば誰だって驚くよ。許すけど。


「んで、なにか良い事あったの?」

「えへへ、ちょっと。そのために今から仕事しに行かなきゃなんです。」

「そっか、お疲れ様。」

「残業するサラリーマンの気持ちが分かった気がします…」

「ははっ、まだ有山さんには早すぎるんじゃない?」

「そうですよね〜…って、あ、時間無くなっちゃう!」

「ああ、そうだね!がんばって!!」

「がんばります!!」


怒られない程度にちょっとだけ早足で図書室へ向かう。

少しでも早く終わらせないと。



図書室に着いた。

…相変わらずでかいくせに誰も来ない図書室。貸し出しする為に常にいる筈の図書委員もいない。

オイ、駄目じゃん。


「とりあえずやってくか…。」


なんで図書委員なんかになっちゃったんだろう。

ってか他の図書委員にも手伝って欲しい…。

そうだよ他の人達何やってんだ。


…でも、なんだかんだ、一人きりの時間は好きだ。

寂しくなったり、不安になったりもするけれど、物静かで、自分で何かした時の音しかしない空間が__『ドサッ』


____え?

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