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赤嶺美月の幼女任侠伝  作者: スパイク


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8/28

ツインテール姐さん、正義のスローガン毎回ひっくり返す 「強きを助け、弱きを挫く?」

東大阪の幼稚園。

ある日、美月は園庭で胸を張り、威風堂々と宣言していた。


「ウチはな、“強きを助け、弱きを挫く”んや!!」


「え?……え???なんか変やで?????」


幼稚園の先生が慌てて駆け寄る。


「美月ちゃん、それ弱い子をいじめる方やないの?

“弱きを助け、強きを挫く”やろ?」


美月はハッとした。


「そ、そっちや!!ウチは筋通したいねん!

助けんのは弱いもんの方!!」


「(……ホンマに分かってるんか……????)」


しかし――

数日後、また美月は言う。


「ウチは筋通す女や。“強きを助け、弱きを挫く”んや!」


先生

「美月ちゃん!!また逆!!」


「???????」(※もう慣れてるが混乱)


美月

「違うねん先生、言いたいことは“弱きを助ける”方やねん!

口が勝手に……!」


先生

「任侠脳のクセ強すぎるわ」


さらに時が経ち、戦隊ヒロインになった美月


全国放送のテレビに出る存在になると――


記者会見では堂々と言い間違える。


記者

「赤嶺美月さん、ヒロインとして大切にしている信念は?」


美月(キラキラ笑顔)

「はい。“強きを助け、弱きを挫くこと”です!!」


会場

「????????????????」


横にいた参謀ヒロイン・西園寺綾乃が、

優雅な笑顔で耳元に鋭いツッコミを入れる。


「美月はん、逆どす」


美月

「あ、あああーーーー!!違うねん違うねん!!

“弱きを助け、強きを挫く”や!そっちや!!

ウチは人助けのヒロインや!!」


記者たち

(安心した……ほんまに間違う子なんや……)


綾乃

「美月はんは正義の心だけは誰より強いけど、

言葉だけ弱いどすなぁ……」


美月

「言葉が勝手に裏返るねん!!ウチの口が反乱起こしてるねん!!」



SNSではトレンド入り。


「#強きを助け弱きを挫く」

「#逆やぞ美月」

「#綾乃さんのツッコミ美しすぎ」


任侠映画にしびれた幼女・美月は、弱い者を守る“任侠道”を信条として育つ。

だが「弱きを助け、強きを挫く」を「強きを助け、弱きを挫く」と

真逆に言い間違えるクセが抜けない。


それでも――美月の正義は一度もブレたことがない。

魂の奥にある“弱きを守る”任侠の炎だけは、ずっと燃え続けている。

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