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今の自分

どうなることやら

今の自分

「寝る子は、寝て待てといいもののやっぱり、寝れない」と俺は色んな人の話を整理できずにいた。


「自分にとっての全ってなんだろうか?」その事ばかり考えていた。


「あぁダメだ。寝れない」と俺は大声で叫んだ。


 親からお叱りを受け喧嘩に発展しそうになったが辞めた。


 理由は、一つめんどくさかったからだ。


「これも、全と言えるのかな?」と自分は考えた。


 しばらく寝れない時間が続き、気づけば朝になっていた。


 いつも通り、寺子屋に向かう用意し、ご飯を食べ


 登校した。


 その道中、秋葉が話しかけてきた。


「おはよう雫。どうしたの?クマが出来てるけど」友人の秋葉は、俺の心配をしてくれた。


「いやね。考え事してたら朝になってた」と秋葉に説明した。



「考え事かぁ。自分は、悩みとか特に今のところないからなぁ。羨ましいよ雫が・・・・ってこれも悩みか。あはは」と秋葉も一緒になって考えてくれてるのが嬉しいかった。


「私も、雫の人生の一部って事でしょ?多分、後は考えない」と秋葉は、自分なりの答えを俺に明かしてくれた。


「人生の一部か?山本も人生の一部だとすると俺は周りに恵まれてる方なのかも」とそう考えてた時、気持ちが軽くなった。



 そこに山本巧が現れた。


「答えは出たかよ?雫」と山本が俺に尋ねてきた。


「まだ、わからないでも、これかなくらいは出た。迷いはないよ」と俺は、山本相手に桜水月を抜いた。


「珍しいな。お前が直刀を抜くとは俺相手によ」と山本は、どこか嬉しいそうだった。


「俺は、まだ多分、山本さんより弱い。だからこそ、全力で勝ちたい」


 俺は直刀を下段で構えた。


「俺を殺しでもするのか?雫」と山本も刀を上段で構えた。


「一撃で仕留めます。それが礼儀と思うから」と雫は、摺り足で間合いを詰めていく


「ここ!」と雫は、左切り上げを繰り出す。


 しかし、山本は、それを読み後の先の居合で鋒を雫の首に突き立てた。



「勝負ありだな」と山本は、刀を納めた。


「確かに一見迷いがない様に見えるが、焦ったな。本来なら長さを活かすべきだった。間合いの取り方でお前の心境がよくわかる」と山本は、雫にそう言い残し去っていった。


「俺の焦り?ねぇ、秋葉。俺焦っていたかな?」と雫は、友人の秋葉に尋ねた。


 すると彼女は、笑いながら答えた。


「最近、見て思うけど、らしくないよ。思い切りの良さが売りなのに、売り切れてるじゃぁねぇ。勝てるもんも勝てないよ。当たり前じゃん」その言葉が雫を苦しめたが、


「迷いのある動きか、人生って果てしないね」と雫は、現実を受け止めた。


 

 

 

 

楽しんでいきます

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