反社会も必要
反社会も必要?
自警団を設立したものの、社会の治安は、悪い方へと進んでいた。
武士の位を無くそうという動きだった。
「俺らまでとばっちりだぜ?今のままでいくと」と部下達も心配していた。
「時代は、新しくなるな。うちらは、殿様の下請け見たいな立ち位置だからな。どっちに着いても美味しくはないのが現状か」と二宮は、世の中の流れを見ていた。
「団長は、団長で、もののけ退治の依頼を受けに行って留守だしな」
「山本副団長さんは、剣の稽古だし、どうなることやら」
「戦争に巻き込まれるのだろうか?」
「馬鹿言え、団長が加担するわけがねー」と部下達は、噂した。
一方、団長の俺は、それを知らずに役人から依頼を受けて持ち帰ろうとしていた時、新撰組の人達と出会した。
「そこの女侍、待ちたまえ」と俺は止められた。
「俺になんか様か?新撰組さん達、俺は今忙しいんだが、これから妖退治の依頼をこなさなきゃならねーんだ」と俺は、少し苛立ちはしたが、冷静に答えた。
「お前は、その直刀、竹村雫とお見受ける」と俺のことを新撰組は、知ってる見たいだった。
「俺のこと知ってるなら、わざわざことを構えたりはしねーか」と俺は少し安堵してたが、新撰組の連中は、腕試しをしたいと俺に懇願してきた。
「俺は、そんなに暇じゃねーんだが、通さねー気か?」と俺は、直刀を抜こうとしたその時だった。
新撰組の隊長の一人、沖田総司が現れた。
「君たちでは、歯が立ちませんよ。部下達は、下がりなさい」と沖田は、部下を後ろに下げた。
「隊長がでしゃばるのかよ」と俺は、めんどくさくなった。
「俺の負けで、いいか?勝つ未来が見えない」と俺は、直刀を抜くのを辞めた。
「へぇ、逃げるのかぁ。でも、君あまり弱そうには見えないよ?」と沖田は、俺に言ってきた。
「俺よりつえー奴は、団員の中にいる。俺はお飾りだ「「」」よ」……「「「「「「「」」」」」」」と俺は、新撰組の隊長相手にそう言ってその場から逃げた。
「面白い子だったね。自警団太刀風の実力見たかったなぁ」と沖田は、呟き俺の後は、追わなかった。
俺は屯所に走って戻った。
「ぜぇぜぇ、今帰った」と俺は汗だくだった。
その様子を見た団員達は、水を持ってきてくれた。
「山本は、いる?」と俺は、団員達に尋ねると道場で素振りしてるとのことだった。
俺は、急いで山本の元に向かい、あったことを説明した。
すると山本は、俺の頭を撫でながら「よく喧嘩にならずにすんだ。依頼は、俺に任せてお前は寝てろ」と俺に告げて討伐隊を組織して依頼をこなしに行った。




