表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弱いけど団長です。だからかろうじて生きてます  作者: 山田ケーニヒ
戦争

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/24

反社会も必要

反社会も必要?

 自警団を設立したものの、社会の治安は、悪い方へと進んでいた。


 武士の位を無くそうという動きだった。


「俺らまでとばっちりだぜ?今のままでいくと」と部下達も心配していた。


「時代は、新しくなるな。うちらは、殿様の下請け見たいな立ち位置だからな。どっちに着いても美味しくはないのが現状か」と二宮は、世の中の流れを見ていた。


「団長は、団長で、もののけ退治の依頼を受けに行って留守だしな」


「山本副団長さんは、剣の稽古だし、どうなることやら」


「戦争に巻き込まれるのだろうか?」


「馬鹿言え、団長が加担するわけがねー」と部下達は、噂した。


 一方、団長の俺は、それを知らずに役人から依頼を受けて持ち帰ろうとしていた時、新撰組の人達と出会した。



「そこの女侍、待ちたまえ」と俺は止められた。


「俺になんか様か?新撰組さん達、俺は今忙しいんだが、これから妖退治の依頼をこなさなきゃならねーんだ」と俺は、少し苛立ちはしたが、冷静に答えた。


「お前は、その直刀、竹村雫とお見受ける」と俺のことを新撰組は、知ってる見たいだった。


「俺のこと知ってるなら、わざわざことを構えたりはしねーか」と俺は少し安堵してたが、新撰組の連中は、腕試しをしたいと俺に懇願してきた。


「俺は、そんなに暇じゃねーんだが、通さねー気か?」と俺は、直刀を抜こうとしたその時だった。


 新撰組の隊長の一人、沖田総司が現れた。


「君たちでは、歯が立ちませんよ。部下達は、下がりなさい」と沖田は、部下を後ろに下げた。


「隊長がでしゃばるのかよ」と俺は、めんどくさくなった。


「俺の負けで、いいか?勝つ未来が見えない」と俺は、直刀を抜くのを辞めた。


「へぇ、逃げるのかぁ。でも、君あまり弱そうには見えないよ?」と沖田は、俺に言ってきた。


「俺よりつえー奴は、団員の中にいる。俺はお飾りだ「「」」よ」……「「「「「「「」」」」」」」と俺は、新撰組の隊長相手にそう言ってその場から逃げた。


「面白い子だったね。自警団太刀風の実力見たかったなぁ」と沖田は、呟き俺の後は、追わなかった。



 俺は屯所に走って戻った。


「ぜぇぜぇ、今帰った」と俺は汗だくだった。


 その様子を見た団員達は、水を持ってきてくれた。


「山本は、いる?」と俺は、団員達に尋ねると道場で素振りしてるとのことだった。


 俺は、急いで山本の元に向かい、あったことを説明した。


 すると山本は、俺の頭を撫でながら「よく喧嘩にならずにすんだ。依頼は、俺に任せてお前は寝てろ」と俺に告げて討伐隊を組織して依頼をこなしに行った。


 

 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ