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魔法使いユーリ、宿屋を継ぐ。ー中ボス攻略後もお客様に来て欲しい辺境宿屋新支配人はV字回復を目指します。

作者:鳴海ニノ
世界は今、闇の帝王の影に包まれようとしていた。
その手下たちは各地の村を蹂躙し、混乱と恐怖が広がっていた。

そんな時代——
主人公・ユーリこと
ユーリエ・ローワンは、都の魔法学校を17歳で卒業する事が決まり
大手魔法道具店に内定をもらう。順調なルートを辿っていた。

しかし、遠く離れた辺境に住む養母のお婆ちゃんが営む小さな宿屋の周辺に
闇の帝王の手下であるオーガ将軍率いる小隊が拠点を構えた
という知らせが届く。
しかも、配下の雑魚魔物たちが村を荒らし
物資を略奪しているとのこと。

——大惨事!

…かと思いきや、その雑魚魔物やオーガ将軍に高額の懸賞金がかけられると
状況は一変。
報酬目当ての冒険者たちが殺到し、お婆ちゃんの宿は
連日満室の大繁盛!突如、宿は空前の特需に沸いたのだった。

だが、繁忙のあまりお婆ちゃんは腰を痛めてしまい
手紙で助けを求めてくる。
「これは一大事!」と感じたユーリは一念発起し
学校卒業後、大手魔法道具店内定を辞退。
お婆ちゃんの宿を手伝うべく、Iターン(※田舎へ転職)を決意する。

——ところが。

ユーリが宿に到着したその矢先、
なんと、とある勇者によってオーガ将軍が討伐されてしまうのだった。

かくして辺境の地には再び平穏が訪れる…かと思いきや
懸賞金がなくなった途端に冒険者たちの足はパタリと途絶え
宿は一気に経営危機に。
しかも、残党化した雑魚魔物が散発的に現れ
治安はむしろ悪化したままという有様。

ユーリが限界を感じていたその時——

かつてオーガ将軍を倒した勇者パーティの一員
舞踏家の斥候サムエル・ロビンズがふらりと宿に現れる。
ユーリとお婆ちゃんのやりとりを聞いた彼は
心にわずかな罪悪感を抱き
宿の立て直しに協力することを申し出る。

——こうして始まったのは、
RPGあるある「中ボス討伐後は絶対に寄られなくなる辺境の宿屋」の
支配人ユーリエ・ローワンによるV字回復奮闘劇であった・・・
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エピソード 101 ~ 123 を表示中
95. ユーリ、病む
2025/06/24 20:00
96. モメラス
2025/06/25 20:00
第十五章 冒険
97. 外出
2025/06/26 20:00
98. 出発
2025/06/30 00:08
100. 百合の園
2025/07/01 20:00
101. 最終扉の守人
2025/07/03 20:00
102. 回復の泉
2025/07/04 20:00
103. デニス爺さん
2025/07/05 20:00
104. 支配人
2025/07/06 20:00
105. 帰還
2025/07/07 20:00
105.5 忘れ物の話
2025/07/13 20:55
第十六章 風評被害
106. 両親
2025/07/14 21:02
107. 両親の到着
2025/07/16 20:00
108. 予言
2025/07/17 20:00
109. 集客減
2025/07/18 20:00
110. リトル・ウィング誌
2025/07/19 20:00
112. 白虎
2025/07/21 20:00
113. キャンセル
2025/07/22 20:00
114. 取材
2025/07/23 20:00
115. 噴火と特需
2025/07/24 20:00
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エピソード 101 ~ 123 を表示中
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