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(三)-2

「つきあって欲しいの」

 つきあう。和佐にとってそれは、まずビリヤードのことだった中学時代には部活をサボってよく駅前のビリヤード場に行ったものだった。そこで、テーブルの上で玉を突き合うのだ。

「部活はいいのか? 抜け出してきたんだろう。終わってからでいいぞ」

 和佐は急いでいるふうの真紀奈がどうしてビリヤードに行こうと誘ったのか、理解できなかった。いや、実際には、心の中でそうだと断定することで、真紀奈が「勇者ゲーム」に乗っ取った行動をとっていることについての可能性を無意識のうちに考えないように打ち消していた。


(続く)

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