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(二)-16

 浜野の微妙な表情の動きに気づき、真紀奈は後ろを振り返った。すると筋トレ真っ最中であったはずの女子生徒たち全員の視線が浜野と真紀奈に集中していた。

「ちょっと場所を変えようか」

 そう言う真紀奈を制止して、コウタロウは「いや、ここでいい」と言った。

 真紀奈の背後から冷やかしのかけ声と口笛の音が響いた。

「わい、お前のことがめっちゃ好きや!」

 そんな外野の騒音をかき消すかのように、浜野が叫んだ。

 そもそも幼なじみの真紀奈は、もともと同じ小学校からの幼なじみである一ノ宮和佐のことが好きなのだと浜野はずっと勝手に考えていた。だから自分が真紀奈に告白したところで、受け入れてもらえるハズがないとも思っていた。


(続く)

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