王様との話
BBAとは。
緑色の髪の毛のお婆さん(ほぼ確定)
主人公は色々あって、苦手意識(大)を持っている。
主人公はBBAの名前と年齢をまだ知らない...。
ふとこんなことを思ったんだけど、なんかこういう王様がいるところって
なぜか知らないけど、じゅうたんが必ずといっていいほど赤色なんだよね?
なんで赤色に統一されてるんだろうね?だって、別に黒色でもいいし、全部の城が赤色だとなんか飽きるじゃん?
...まあ、そんなことは正直どうでもいいからほっとくけどさ?
多分だけど、今目の前にある豪華っぽい扉が王様のいる部屋なのかな?
だって、扉の色がほぼ全部金色だし、明らかに他の扉と比べてみても一つだけ異様な雰囲気が出てるし、なんならここから少し距離が離れているけど、それでも明らかに他のよりデカいってわかるし?
「ここを後はまっすぐいけば、王がいる部屋につきます!」
女王はそういったのだけど、そんなこと言われなくても普通に誰でも分かると思うよ?
あんだけ豪華で、使用人の部屋とかあるわけないじゃん!つまり、最低でも僕は女王よりも頭がいい。
つまり、女王は僕と交代して、これからは僕が女王となってこの街を支配して生きていくのだ!
手始めに、街に住んでいる住民全てに、1日3時間僕に祈りを捧げなければならない規則を作ってやる!
そのためには、邪魔な女王と僕を交代するために、王様と交渉しなければな...!
...
...
えぇぇぇ!?
いや、扉でかすぎじゃない!?
遠くからだとほかよりでかいってのは分かってたけど、近付いてみたらめっちゃでかいぞ?
わかりやすく教えるとしたら、人間を積み上げてったとして、7人縦真っ直ぐに積み上げてった時と同じくらいのでかさだぞ!?
色々突っ込みたい所はあるけどそもそも第1な問題があるんだけど、どうやってこんな扉開けるの?
いや、しかも扉に使われてる金属とかって結構重そうじだし、これってもしかすると「崩壊の法則」か?
崩壊の法則...明らかに矛盾してるのに、「サクシャ」と呼ばれる者が気づかずに書いてしまい、読み返してたら矛盾してることに気がついたけど、矛盾をそのままごり押した時に現れる法則...。
つまり、この扉は本当だったら何トンもあったんだろうけど、ゴリ押した事により誰でも開けれる扉になったってことか...。
なんか、これ以上世界の禁忌に触れるとやばそうだからやめよ...。
つまり、ここを開ければようやく王様に会えるってことだよね?
ってかさ、今気がついたんだけどさ?
今まで、いや、記憶がないから言い方が違うかな?
僕の記憶のなかだと、王様は全て太ってるのよ。
多分、この記憶は僕が覚えている常識だからさ?
王様は全て太ってるってことになるのよ。
なので、今から会う王様が太ってるのは多分確定だけどさ?
王様に痩せている王様がいるかって質問をしたら、流石にいるって答えると思うんだよ。
なので、きいてみるよ!
そう決意した!
だが、僕はやらかしてしまった...。
僕はミスってしまった。
王の扉に集中しすぎて油断していた...。
いや、普通はこんなことは予測はできないであろう...。
本当に今から扉を開けるぞ!ってときにだ。
後ろから、扉を開ける音が聞こえた...。
当然、音が気になった後ろを振り返るけどさ?
そしたら、BBAが廊下の無限にありそうな扉から出てきたのである...。
[BBAが現れた!]
それを見た瞬間、身体中に寒気がした...
そして、あまりの恐怖に泣きそうになった...
一度殴られてから完璧にトラウマだ...
しかも、誰がみて喜ぶのかわからないメイド服を着ていて、緑色の特長的な髪の毛...あと、見ると吐きそうになるほどの威圧...
「う...うぷっ....」
まるで心臓を握られたかのごとく、恐怖と吐き気がする...
「大丈夫ですか?キョウヤ様?」
[BBAの特殊能力!BBAを見た人を恐怖と絶望に追い込む!さらに、メイド服でダメージ上昇!]
うぐっ...
かろうじて生きているようだ...だけど、いつ死ぬかわからない...メイド服はかわいい人が着れば良薬...だけど、その反対の人が着ると...毒薬...いや、殺人兵器...
しかし、ここで僕は死ぬことになるだろう...
せめて、とどめは女王に刺してもらいたい...
そう思っていたが、運命は皮肉である...
[BBAはどうやらこっちに気がついて怒ってるようだ!]
こ、これはまずい!
逃げないと!
しかし、思ったよりBBAの素早さがはやいだと!?
[BBAはこちらに近づいてきた!味方全体に気絶のダメージをくらった!]
♪ ♪♪♪
[主人公は敗北してしまった...。]
[BBAとの戦いの途中になりますが、復活しますか?]
yes/no
...
迷わずnoを選択した...。
その後、あんまり記憶がない...
ただ、BBAだけはもう出会いたくない...ってか、ここでBBAが働いてるのならここにはもう来たくない....
確かにそう思ったのは事実である...。
...
気がつくと、ベッドの上で寝ていた...
「―――なんとか死なずに生き延びる事ができた...」
とりあえず安心した...とりあえず回りを見渡す。
普通に高級そうなタンスに、高級そうなベッド。高級そうなカーテンに窓。あと、僕の手を握ってこちらをじっと見ているBBA。他に変わったところはなかった...
とりあえず、部屋から出て何かした方がいいのでは?
そう思い、ベッドから出ようとする。...
あれ?そういえば、なんか違和感があるような...
手が暑いような...そして、なんか人の気配があるような...
気配がある方向に目を向ける。
こちらをじっと見つめるBBAが...!?
起きてすぐ気絶した....。
[復活しますか?]
yes/no
もちろんnoで...
それから、何度か同じような現象で気絶し、本気で恐怖を感じた...死にたくても死ねない恐怖に近いものを味わった...。
...
...!!
今回は、起きたときにBBAはいなかった...!!
とりあえず、BBAが出現する前に外に出る!!
BBAという気持ち悪い人間にだけはもう会いたくない...。
顔を思い出すだけで吐きそうである...。
[吐きますか?]
yes/no
いや、流石にこれ以上吐いたら真面目に死ぬからnoだな!
...
部屋を出たんだけどさ?
右左どっちに行けばいいのかな?
ってかさ...
無限に続いてそうな廊下だな...
まあ、知ってるけどさ?
女王(BBAのせいで名前が思い出せない人。)が王様に会うみたいなこといってたし、ここはお城だと思う。
まあ、今さらだけど。
とりあえず行けるだけ行ってみるのが大事じゃね?
チャレンジ大事!
ってことで、左右どっちに進むか。
それは、僕が右利きだから、当然右!
...
右の一本道をずっと進んでいったけどさ?
行き止まりなんだけど?
どうすればいいの?
とりあえず来た道に戻るけどさ?
...
そのままずっと直進したけどさ?
また行き止まりなんだけど?
おかしくね?
つまり、無限にある扉の中の1つに正解があるってパターンか...。
無理だから諦めよう!
ここの城のでかさを考えて無理だ!
だから、ここで寝る!
...
そんなこんなでさ迷っていると、女王がこちらに向かってきている!
なんか、女王に羽が生えてるように見えるのは気のせいか?
BBAのせいで幻覚まで見えるようになりだした...。
「キョウヤ様、お目覚めになられたのですね。よかった!体調が戻ってすぐで悪いのですが、王様に会ってもらいたいのです!お願いします。」
実際、何か水分は取りたかったけど、まあ、とりあえず王様に会わないといけなさそうだし、王様に会ってあげようって考えた。
ちなみに、あれから1日の時間が経過していたそうだ...。
ってかさ?
やはり思うのは、この女王は普通にかわいい、いや、かわいすぎるんじゃね?BBA以外の生命体はむしろ全員かわいいんじゃね?
だって、BBAはもう魔物認定してもいいレベルじゃね?って思ってると、普通に女王がこちらを見ているようだ...
「何かあったの?こっちを見てるけど」
...
「あの、覚えてることだけ話してもらってもいいですか?」
うん?少しひっかかるきがするけど、気のせいだろう...とりあえず、僕が覚えてるのは自分の名前だけ...いや、名前はもしかしたら間違ってるかもしれない...とりあえず何にも覚えてないって設定でいこう。
ってか、僕が何度も倒れてるのに心配してくれないの?
泣きたい...
「何にも...ぐっす....おぼえて..いません...ぐっす...」
「そうですか...ならいいです。王様の所からここは近いので、すぐいきましょう!」
あれ?ここって王様の部屋から近いところの廊下なの?
まあ、別にそこはいいか
女王が何を考えてるかはわからない。
だけど、そこは触れなくても今後の展開には関係ないと思う。
まあ、王様ってどんな人なんだろうね...ってか、僕の罪って結局なんだろ?何にもしてなくね?
....
女王の近いってなに?
何回も何回もよく分からないルート通ってようやく玉座についた...。
近いってので、8分もかかるんだな...。
ちなみに、扉は女王が軽々と開いていたのを見て、驚いたのは内緒だ!
ちなみに、軽くなる魔法がかかっているらしい。
まあ、堂でもいい情報なんだけどね。
まあ、とりあえず玉座についたときに最初にやるべきことはさ?
王様が太ってるか痩せてるかを調べる!
まあ、太ってるだろうが。
だから、僕は王様を確認してみる!
やはり、王様って太ってるんだな...
別に僕が痩せてるから馬鹿にしてるわけではないんだけどさ?
だけど、スラッとした王様いつか、見てみたいな...
太った王様しかみたことないしなー
まあ、記憶がないから、見たことある王様がこの人だけなんだけどさ。
「フム、お前が勇者キョウヤか?...そうか、ならよかった。キョウヤよ、お前は魔王を倒してから、行方不明になっていたのだ...それをよくぞ帰ってきてくれた...。」
この王様...
僕は何にも答えてないのにキョウヤだって決めつけやがった...。
まあ、優しい僕はそんな事を許そう。
ってか、僕が魔王倒したんだ...魔王ってなに?いや、意味はわかるよ?
だけど、BBAに負けてるのに魔王倒したのが功績みたいに言われてるんだけど?
僕が本当に勇者なら、僕を使わずにBBAをできるだけ集めて、魔王城に送らせた方がよくね?
「とりあえず、これからも我が国のために戦ってくれ。今度の戦いは隣の街であるオノデレイスを潰すのだ!住むところも飯もお金も全部こっちが用意しよう!まさか、断ったりとかしないよな?」
「私からもお願いします!」
[「勇者様、どうかお願いします!」]
みんな、頭を下げてくれてて気分はいいかなー。
まあ、どうせ住む場所も記憶もないしここでいいかなって思ったよ。
だけどBBAがこの屋敷にいることだけが盲点だよな...
しかも、この屋敷の構図がわからんし…
しかも、無駄にでかいし...
とりあえず丁重に断ろう...
「ごめん...いいはなしなんだけど断らせてもらうよ...それじゃ、僕はこれで...。」
一刻も早く逃げないとBBAがくる可能性がたかい...
王様はため息をついたようだ...
まあ、別にBBAがいなければやったんだけどな...
本当にごめんね!
「...ゃはりか....」
うん?
なんか、言ってるけどどうしたんだろうね?
「皆の者、やはりこいつは犯罪者だ!反逆者である勇者キョウヤを捕まえろ!逃がしたらただじゃおかないぞ!」
その言葉を聞くと、兵士たちはすぐさまこっちの方向にやって来たようだ...
とりあえず逃げることを心のなかで決意した。
この国は冤罪かけるのが好きなのかな?地味に信じてたのに...泣いてもいいですか?
走り出しながら、思った。
王様だけは何があっても許さないと心に誓った。
なんか、知らないけどものすごく笑っている女王は多分ヒロインなので、女王を絶対豚から救って見せるって誓った。
BBA軍団が魔王城に言ったときのメリットデメリット。
メリット。
・魔王にメンタル的ダメージ確定。
・死んでも、死体はそのままだから、処分するときに、精神ダメージ。
・「魔王様かっこいい」って戦闘する前に心のそこから言われたとき、多分魔王は永遠に恐怖を味わうであろう。
・叩かれたとき、結構ダメージを食らうはず。(この世界では、RPGのようなHP設定はないが、設定するなら主人公のhpの1/3のダメージ。主人公は勇者って呼ばれてるから強いはず...ってことは?三人集まれば絶望じゃね?)
ついでに、BBAから、主人公は襲われなくなる!
デメリット。
最強兵器がなくなる。
ブス専が悲しむ。