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イレギュラー

少しだけミスったのですが、前回の話で、この洞窟の説明が抜けていたっぽく、この話で本文に入れるってのも違和感が出たので、ここで軽く書きます。

そして、余裕があるときに、前回の話に入れておこうかなと思っています。


洞窟の大体の様子


地面から天井までがかなり広い


地面は、土でできてる感じで、かなり硬い


天井も土でできてる感じ


それ以外特に目立ったことなし



 なぜか、光がないのに周囲が見えるという謎の洞窟。

 そして、その広さは目で見た所かなり広そうで、どこまで奥があるのかは全く想像もつかない。

 唯一、後ろに入り口だった場所があるけど、外の光景は一切見えない。

 そして、出ることもできない。

 そんな中で僕は、この洞窟の事を詳しく叩き込まれていたのだった...。


 女神様から、この洞窟がやばいと聞いた後、その他にも色々な事を女神様は話してくれた。

 色々やばいらしいけど、別にそこまで気にすることではなくね?

 だって、最悪この洞窟で暮らせばいいでしょ?

 別に、安全面は確保されてるじゃん?

 試練がやばいだけで、洞窟自体は出られないだけのただの洞窟でしょ?


「あのさ、普通に洞窟の試練を受けずにそのまま洞窟の中で暮らせばよくない?その方が、絶対に生きてけるよ?」


「じゃあ、食料はどうするんだ?飲み水をどこで手にいれる?外には行けないんだぞ?つまり、そういう所もやばかったりするんだ」


 ...


 僕の記憶違いだったら本当に悪いんだけどさ?

 多分だけど、この街に着いてから今日に至るまで一切の食事をしてない気がするんだよね!?

 最低でも、食事をしている描写は絶対になかった気がするんだよね?

 いや、絶対にしてないぞ!


 これってなんか、おかしくね!?

 神のいたずらなのか?

 最低でも、女神様もしばらくは何にも食べてないはずだから、僕だけ特別って訳でもなさそうだよね?

 これって突っ込んでいいのか?

 いや、設定の破綻とか突っ込むの面白そうだし、女神様に突っ込んでみるか!


「女神様、僕たち、この街に来てからずっと何にも飲み食いしてないのは気のせいですか?」


「...!?」


 ...女神様めっちゃ驚いてる!?

 え、逆に気がつかなかったの?

 そっちの方が逆に不思議なんだけど!?

 女神様、それはおっちょこちょいとかそういうレベルとかじゃないぞ!

 流石に女神様、少し引くぞ?


「...私たちは、きっと触れてはいけないことに触れてしまったんだと思う、だから、これ以上この話をするのはやめておこう...」


「...なんで?ここでちゃんとこの現象に触れておけば、食べ物なしで生きて行けることが証明されるよ?そうすれば、べ―――」


「そ、外にはクロもいるんだぞ?とにかく、外に出なければいけないから、だから、ここで暮らすのは考えないようにしよう!」


 なんだ、この女神様?

 僕が話してるのに、妨害してきたぞ?

 つまり、これは僕と意見が違うから戦争をしようってことだよな?

 その挑戦、乗ってやるよ!


「何があってもいやだ!ここで暮らす!」


「どうしてなんだ!?」


「外には兵士がいるんだよ?危険だよ!」


「そんな事忘れろ!兵士なんて外にいなかったって事にしよう!」


「どうして!理由がないとわからないよ!」


「外に出る目的がないと、話が進まないだろ!それに、クロがどうなってもいいのか?」


「元々、クロは珍しい魔物ってことで売る予定だったから、居なくなっても問題ない!」


「この人間のクズ!一回、クロに謝れ!」


「クロ、ひどいことを言っちゃった、てへ!」


「ちゃんと―――」


 ...


 こうして洞窟の中だから時間が分からないけど、言い争いが続いた。

 そして、ついに次の瞬間、勝負が着きそうな予感!


「人間よ、そろそろ言うこと聞かないと、燃やすぞ?骨以外燃やし尽くして、クロに食べてもらうぞ?そうされたくなければ、言うことを聞け!」


「実力行使とは、そこまで落ちぶれたか、女神様よ!だがな、僕は知っている!女神様は優しいから、僕に魔法なんて打ってこないに決まってる!」


「そうだな、私は優しいから、なるべく痛みを与えてじっくり燃やすとしよう!」


 ...


 その後、女神様に燃やし尽くされそうになって、許してくれるまで謝り続けて靴まで舐めようとしたのは、絶対に気のせいだ!

 仮に、それが真実だとしても、目撃者は女神様だけだから、言いふらされない事だけを祈ってる!


「...まあ、少しだけやりすぎてしまったな、それはすまないな」


「そ、そんな事ありませんよ!女神様様!女神様様のやることは全て正しいです!この私が全て間違っておりました...。罪深き私を神よ、許してください!」


「そういえば、この洞窟は試練もやばいが、それと同じぐらいやばいのは、この洞窟の中の魔物の強さがかなり強いんだ...それも、外の魔物の何倍も強いらしい...だから、覚悟しろよ?」


 え?

 まじ?

 僕が敬語を使ったり、女神様様って呼んだことに突っ込みとかないの?

 せっかく、女神様がもう少し柔らかくていいって言った所でデカイ態度をとりたかったのにな...

 本当に女神様様には残念だよ!


 ってより、外の魔物より強いって?

 まあ、僕に外の魔物より強いって説明をされてもさ?

 僕は、外の魔物を倒したことが無いんだよね?

 いや、戦ったことすらないのに何を基準にすればいいの?

 とりあえず、もっと分かりやすく教えてもらおう!


「女神様様、それって本当はどれぐらい強いんですか?外の魔物と戦ったことがないので、それ以外の情報で教えてください」


「魔物と戦った事がないだと!?...だとすると、実質私一人で全ての魔物を倒さないといけなくなるってことか...」


 ...


 いや、そもそも女神様って強いの?

 ってより、そもそも何で戦うことをしないといけないの?

 全部、逃げればよくね?

 魔物と戦っても、ギルドメダルのレベルの項目が上がるだけで、自分の力が上がる訳でもないし、それだったら逃げるのが一番じゃない?


 あ、理解した!

 きっと、幼稚な女神様の頭ではそこまでの発想にならないんだ!

 僕のように頭がよくないと、そんな発想には至らないな!

 ふっ、仕形がない、この事を女神様に教えてあげよう!

 そして、僕の方が頭がいいってことを証明してやる!


「そもそも、魔物と戦わずに逃げまくって試練の所に向かえばいいんじゃないですか?わざわざ戦う意味ってなんですか?」


「...倒さないと、そのうち囲まれるぞ?つまり、逃げれなくなるってことだ。特に洞窟とかでは、そういうことがあるから

 魔物とであったら戦わなければいけない。だから、逃げることはなるべく避けた方がいいってことだな」


 ...


 まあ、大体はわかったかな。

 女神様もちゃんとそこまで気がついてくれたか!

 まあ、僕は最初から、そこまで気がついてたし!

 そんな、こんな発想に行き着かないような人なんて、人間をやめた方がいいんじゃ?


 ...なんか、自分の言葉がそのままグサグサ刺さってくるのは多分、気のせいだ!


 ...


 !?


 やばいことに気がついてしまった!

 普通にこれに気がついてしまうとは、自分の感の良さに嫌気が差してくるな...!

 天才過ぎて辛いけど、この事を女神様に伝えてあげるか!


「女神様、そういえばおもったんですけど、今まで話してる間とか、全く魔物が襲って来ませんでしたよね?これってここだけは最低でも安全ってことじゃないですか?」


「...!?なんで、そういえば魔物が襲って来ないんだ!?こんなこと、あってもいいのか!?」


「女神様、どこ行くんですか!?」


 女神様はそのまま今いる所から、まっすぐ前方に走っていってしまった。

 まあ、僕はなんとなく追いかけてみる。

 だって、暇だったから!

 だから、仕方ないじゃん!


 しばらく追いかけてたら、小さいシルエットが...!

 これは...女神様はっけん!

 突撃だぁー!



 しかし、突撃しようとした時に女神様..いや、女神様様は思いっきり地面に転んだようだ。

 ...転ぶ要素どこにあった!?


「これは...どうなってるんだ!?」


 転びながらも言葉を放つ女神様...なんか驚いてるようだけど、驚くの本日何回目よ?

 流石に何回も驚きすぎじゃない?


「...どこに行っても、魔物の気配を感じない...」


 その言葉を女神様が放ったが、当然それに答える人はいない...。

 だって、女神様の言ってることが僕には理解できないんだもん!

 僕の頭が良すぎるからな...通じ合えないって辛いな...!!


 そして、どこまでも広々とした洞窟での冒険が始まった...。

明かりがないのに、洞窟の内部がどうなってるのか見えるという破綻を、どうくつの特殊な力って説明でごり押す匠がここに...


矛盾も破綻もこれ以上したくないから、がんばってごり押すしかなかったと供述させてもらおう!

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