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女神様の選択

誠に申し訳ない事のですが、誤字脱字があまりにも多いと言うことが発覚しました。

なので、本当に申し訳ないんですが、2章が終わったら、少しだけ、2章の話の編集をするかもしれません。

ご理解の程をよろしくお願いします。


そして、今回も前回と続き、書き方が少しだけ変わっています。違和感があったらごめんなさい。

 ……


 ……私はどうして、途中からの記憶がないのだろうか...。記憶があれば、もしかしたら何か変わったのかもしれない...。今、私が最後に覚えているのは、お兄ちゃんからもらった水を飲んだ所までで、そこから全く記憶がない...。


 そして、気がついたときには、さっきまでいた部屋の外に出されており、事情を聞くと、人間が私を襲って、それで私は気絶。そのあと、私が死んだと思ったお兄ちゃんが、人間に何度も炎の槍みたいなものを放っている...という状況らしい...。


 だが、襲われる以前に人間が私を襲うメリットなんて全くないし、人間が私を襲うなんて、そんなことあるはずがな...あ、れ?今まで直接は人間に襲われてはないけど、私が誘拐されそうになった時に全く助けてくれなかったような...。ま、まあ、そこは置いとこう!人間はそんなことをする人ではないだろう!信じることは大事だしな!


 その後、人間がそんなことするはずがないと信じてるから、止めようと思って、すぐさまさっきまでいた部屋に入って止めるように言ったのだ。しかし、辺りにいた兵士達に捕まえられてしまい、ただただ人間の状態を黙って探ることしかできなかった...。


 見る限り、かなりひどい状況だ...。身体中にかなりの数の剣が刺さっている...。剣を人に使うことは法を破ることのはずなのだが、そんな事はお構い無しという感じのようだ...。

 例え、ここで私一人で訴えても、数の力で揉み消されるだろう...。今の状況は何にもできない状況である...。


 どうして、こうなってしまったのだろうか?本当に人間は私を襲ったのだろうか?そもそも、結局真実はどうなってるのだろうか?お兄ちゃんと人間...どっちを信じるべきなのだろうか?


 そんな事を思っている間に、人間の心臓が止まったという言葉が聞こえてきた...。仲間だった人が死んだのである...死んだ...そのはずなのに、最初に考えたことは悲しみや怒りではなかった...。


 もうどうでもいい


 その一言である。そして、兵士達が喜びの声をあげる声が聞こえた。

 人はどうして、誰かを殺して喜ぶのであろうか?そんな疑問が頭に流れる。どうして私は、悲しむこともせず、怒りもせず、ただ、目の前の光景を見ているのであろうか...。


 不意に、今は死んでしまった仲間の死体を見る。剣等がかなり体に刺されている...。そして、兵士達はその剣を一本一本抜いていく...。その光景を見て、私は何か違和感を覚えた。この違和感はなんだろうか?


 ……


 そんな事を考えている内に、耳に誰かが喋っている声が聞こえた。

 その声は...お兄ちゃんのもので、拘束されていて、近づけないので、何を喋っているのか耳を澄ましてみる。


 ……!!


「や、やめろ―――っ!」


 そう、お兄ちゃんは詠唱をしていたのである...。詠唱して唱える魔法をどこに放つのか...そう、今この状況だと狙われる人は一人だけ...人間しかいないであろう...。そして、予想通りに人間が狙われた...。

 ただでさえ死んでる人の、死体すらも消そうとしてるのだと思う。そんなひどいこと絶対に止めようと、すぐに近づいて説得しようとするが、拘束されているので何にもできない。かといって、魔法を唱えても、炎 対 炎 =威力が強くなるだけである...。


 そして、止めることもできず、炎が人間を包み込んだ...。私は何にもできなかったのだ...せめて、拘束さえされてなければどうにかできたかもしれないのに...。どうして、ここまでするんだ...。ここまでする必要はないだろ...仮に私を殺そうとしたにせよ...。


 自分の無力さに絶望を隠せない...しかし、止めることができなかった結果はまったくの予想外の事が起きたのである!

 高熱の炎に包まれていた人間は最初は死体すら残らないと思っていたが、炎が消えると、中から出てきたのは、死んでいたはずの人間が出てきたのである!


 だが、炎の中から出てきた人間はいつもとイメージが全く違った。なんだろうか...いつもとは全く違って、邪悪な感じがするというか...っていうより、いつもは回りに黒いオーラなんて、出てなかった気がする....。


 そして、言葉を発した人間は、いつもとは全く言葉づかいも何もかも違っていた。笑っているような、怒っているってな、はたまた、両方なのか、どんな風に喋っているかは、言葉では表しにくい...。ってより、正直、あんまり分からない。だが、そんな事を考えていると内に、なぜかお兄ちゃんと人間が今、戦いそうな雰囲気になっているのである...。


「俺の攻撃を何発も受けて、まだ生きていることは誉めてやるよ、ただな、まだ生きているってことはな、お前が苦痛を味わう時間が長くなるだけなんだぜ?まあ、俺は優しいから、なるべく痛みがないように楽に殺してあげるから、一歩も動くなよ?」


「ふっ、殺すと言われて逃げない人がどこにいるんですかね?普通は逃げるに決まってるじゃないですかね?ですが、あなたごときでは、私を倒せませんよ?なので、私は逃げません、感謝しなさい?それと、ここにいる人全員でかかってくればいいのではないでしょうか?それじゃないと、私を殺せませんよ?私は怒ってますが、あなた達を殺す楽しみがあるので、まあ、それと相殺で今は許してあげてますから」


 お互いが挑発をしあっているようだ...。この勝負、どっちが勝つのだろう?人間(仮)の挑発通り、私を押さえている人以外の兵士はどうやら加勢に行ったようだ。この人数差で人間は勝てるのか?

 そういえば、今まで人間が戦っている姿を見たことがなかったような...もしかして、実は、人間はメッチャクッチャ強いとかそういうこと?


 そんな事を思ったから、人間(疑問系)の方を確認する。人間は回りの状況を確認すると、何故なのか、顔全体に笑顔が広がったようだ?これって、勝利するまえにする笑顔?それだったら、流石にこのこの勝負、人間が勝ったんじゃない?


 ……って、えぇ―――――っ?


 私は目の前に起こった出来事に絶句していた。それは、多分私だけではないと思う...。多分、ここにいる全ての人達も言葉を失ったであろう...。

 戦うと思っていた人間が、敵に背中を向けて、こっちの方に走ってきたのである。しかも、今まで気がつかなかったけど、よくよく見ると、服とかがないのだけど!?多分、炎で全て焼けたんだと思うけど、何で今まで気がつかなかったんだろ?あ、多分、今までは黒いオーラで体が隠れてて、裸じゃないように見えたってこと?


 そんなことよりも、こっちに全裸で走って来るのって、ものすごい怖いんだけど!?

 多分、本人は大事なところを黒いオーラで隠してるつもりなのだろうけど、時々見えるんだけど!?ちょっとだけ、黒いオーラの操作ミスっちゃってるよ?


 そして、全身全裸の変態が、私を押さえて捕まえていた兵士達をぶっとばし、私を抱えて部屋から出ていこうとしている...。いや、この状況なに!?全裸の人間に拉致されるって、どういう状況?戦うんじゃなかったの?


 ってか、なんか自然に誘拐された!?拉致されるまでの時間に2秒もかかってないんだけど?裸の人間が人を誘拐するのって絶対に犯罪だよな?それより、こんなスムーズな犯罪行為が許されていいのか!?


「悪いのですが、あなた達と戦ってる時間がもったいないので、このまま逃げさせてもらいます!あなた達の元にレッカ嬢を置いていくと、ヤバそうなので、ついでに連れていきます!では、さらばです!」


 ...全裸じゃなければかっこよかっただろうな...。ってか、今、全裸の人に誘拐されてるこの状況の方がヤバイ気がするのは気のせいかな?いや、絶対おかしいよな!?

 ……こうして、色々あって、全裸の人間に抱えられて、城の外に出た....。


 城を出るまでの間に、何度も話しかけてみたが、結局人間は何にも答えてくれなかった。ただ、独り言みたいに呟いていた事は、今だけは力が足りないから仕方なく逃げてきただけだ、本当なら余裕だった...そんな事をずっと呟いてた...。


 そして、城を出て、庭に出たときに目の前に黒い影が現れる。その黒い影は、私とほとんど変わらない身長で、黒いローブを着ている。そう、その黒い影の正体は――――


「そこにいるのは神様ですよね?でも、少し雰囲気が違うように感じますが...まあ、多分神様でしょう!まあ、少し雰囲気が違ったことは置いといて、神様、言うことがあるのではないでしょうか?私をしばらく置いていってひどいと思います!これは、謝るべきなのではないでしょうか!」


 ―――そう、そこにいたのは、何だかんだあってずっと忘れられてて放置されていたクロがいたのだ...。そして、クロの目には私が見えてないのだろうか?人間のことしか名前呼んでないんだけど?


「クロ、今すぐ遠くに逃げ――――っ」


 な、なに?急に視界が反転したんだけど?これって、多分だけど、人間が倒れたって事?ってか、人間に何があったの?大丈夫?それより、人間に下敷きにされていて、起き上がれないんだけど?


「――神様、大丈夫ですか!?...あら、金髪さん、よく見たらどこから生えてきたんですか!?それより、神様にベタベタしすぎです!早く離れてください!」


「私は生えてくるような生物じゃない!!それより、人間が重くて、離れられないから、人間を持ち上げてくれ!」


 こうして、クロは仕方が無さそうに人間を持ち上げたようだ...。そして、すぐに人間の体とかを調べ始めた....。そして、すぐに結果は分かったようだ。


「どうやら、全く体に異常は無さそうですね?ですが、さっきまで出てた強いオーラが消えてるのが少し気になるところですかね?」


 どうやら、命に別状はないようだ...。それだったら、安心だ...


「皆のもの、そこに犯罪者がいたぞ!すぐさま捕らえて、女王様を保護せよ!」


 ...この兵士って、確か人間をいじめていたなかの一人だよね。そんな兵士と人間、どっちを信じるべき?そんなの...もう答えは決まっている!


「―――クロ、人間をすぐに抱えて!あの兵士からすぐに逃げるぞ!逃げないと、人間が殺されるぞ!」


 クロはその言葉を聞いた瞬間、すぐに人間を担いで、私を置いて逃げてしまった...。あれ?これって私は仲間として認められていないパターン?


「―――って、私を置いていくなんて、ひどいぞ!後でどうなるか、覚えておけよ!」


 そう、しゃべっても、多分あっちには聞こえてないし、かなりの時間ロスなだけだったが、今からクロ達を追いかける...。まあ、人間を背負っているからか、かなり遅かったので、なんとか追い付けそうでよかったけど。


 こうして、なんとか追い付いた...。

一般人目線だと、最後の場面はこうなってしまう...。

黒髪のロリが、全裸の男を余裕そうに抱えて走っていて、その後をかなり急いで追う金髪ロリという光景になってしまっています...。


まあ、こんな感じに一般人目線の事情を仮に知らなかった人目線で考えると、面白い場面って多いよね?

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