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弱かった男

テストがようやく終わった...

これで、小説投稿を再開できる!

ってことで、かなり遅れてしまい、すいませんでした...

今月中はテストがないので、頑張ります...。

 ☆


 ……


 ...はあ...

 これで何度目だ?

 何回やったかはわからないが、そろそろ飽きてきたんだけどな?

 本当にしつこいんだけど、そもそも何で死なないんだ?


 最初は簡単に倒せるとしか思っていなかったから、男は、適当に魔法をぶつけて、忌々しい男が一刻も早く死ぬのを待つだけだった...。

 だが、何度魔法を放っても男は死なない、いや、死んでくれないのだ。

 そんな人間に対して男は、イラつきがでてきた...

 そのストレスを発散しようと、[炎の槍]という、男が放てる最強の魔法を何度も何度も、忌々しい男に思いっきりぶつける。


 ……


 魔法を放つと、忌々しい男は叫び声を上げる。

 確かにダメージは入っているように見える。

 それも、かなりのダメージのはずだ。

 最低でも、拷問をされている人間と同じぐらいの苦しそうな叫び声を上げている。

 だから、ダメージも拷問と同じぐらい...いや、それ以上は受けている事だろう...。

 そのはずなのに...何故だか、一向に死ぬ気配がないのである...。


 そして、死なないことで、男はストレスが溜まっていく。

 すると、ストレスを糧に魔法を放つ。

 そして、死なないからストレスが溜まる。

 そう、結局ループしてるのだ...


「そろそろ頼むから死んでくれないか?いい加減にストレスがたまってきたんだけどな?」


 ついに男は……ホムラはそんな言葉を不意に言ってみる...

 しかし、誰もが疲れきっているせいか、その返事を返してくれる人はいない...


 ホムラはいままでずっと、魔法で作りだした[炎の槍]を忌々しいあの男に、ずっと放っている...

 しかし、一向に死ぬ気配がないのだ...


 ホムラは、この男に自身の必殺技である[炎の槍]を何発放ったのだろうか?

 どうせすぐに死ぬだろうと思い、ちっとも、何発打ったのか数えてはいなかった。いや、数える予定もなかったのだ。

 しかし、流石にどんだけ打っても死なないのを見て、気味が悪くなってきた...


 普通なら...今までなら...こんなに死なないことは絶対になかった...

 さっきから放ってる[炎の槍]はホムラが持っているなかで最強の攻撃魔法であり、その威力は、そこら辺にいる魔物なら最低でも2発以内には倒せているレベルの威力がある魔法のはずなのだ...


 そんなものすごい強い魔法を何発も食らって生きているってことはそもそもないはずなのだ...。

 だが、現実はどうだろうか。

 あり得ないはずのことが今、起きているのである。


 そもそも、一般の兵士に押さえつけられただけで、そこから逃れることができなかった男だぞ?

 そんなやつが...その程度のやつが、どうして死なないんだ!

 普通に、この街の元王様が決めたルールのせいで、城の中で王様の指示がない限りは武器を使うことができない...。


 一応俺は、臨時の王様という権利があるが、法を変えることはできない...。

 法を破ると、例え王様だったとしても、即逮捕だ...。


 だから、今もこうして魔法を放ってるわけだ。

 魔法はぎりぎり法に触れないから、だから、今魔法が打てる俺だけが攻撃をしている感じだ。

 だが、ここで問題点なのが、全くもって魔法が効いてないって事だ。

 これは多分だが、あいつに魔法耐性が付いてるって可能性が高いってことだろう。

 ってことは、武器は使えない、魔法意味ない。

 その二つから、この男を殺すことができないのだ...


 まあ、このままだとだけどな。

 この技には裏技かあるんだよ寝?

 それを実行すればいいだけだし、まあ、楽って言えば楽だけどな!

 ってことで、裏技を実行するか!


「おい、今、この部屋から俺と兵士以外の人はこの部屋から出ていけ!これは、王様の命令と同義だぞ!」


 そういうと、すぐさま兵士とホムラ以外の人はこの部屋から出ていった。

 そして、この部屋にいるのは、ホムラ、兵士達14人、そして、忌々しい男だけだ。

 そして、ホムラは邪悪な笑顔を浮かべて、兵士達に叫ぶ。


「今から、お前達が武器を使うことを許可する!だから、お前達、ここにいる男をすぐさま殺せ!」


 ホムラがそう言った後、すぐさま兵士達は武器を引き抜く。

 この兵士達は、俺の部下なので、どんなことでも忠実に従ってくれる。

 俺の部下であるこの兵士達は、俺の事を尊敬しているからである。

 だから、法を破る行動であったとしても、ホムラが喜ぶであろう行動をするのである。


 こうして、武器を引き抜いた兵士達は全員剣を構える。

 これは、一斉に刺すってことか?

 まあ、結局一気に痛みが木きたほうが、痛い思いをする時間が少なくて幸せだろ。

 よかったな!


「この悪人が!ホムラ様の邪魔をしやがって!さっさと消えろ!」


 兵士達はどうやら、本気で僕に忠実なようだ。

 兵士達が言った言葉と同時に、ほぼすべての兵士が一斉に剣を刺す。

 兵士達の剣は思いっきり男の体に刺さったようだ。

 しかも、14本もだ。

 これで、止めとなっただろう...。


 しかし、なぜか不思議なことに、男は今回は何にも言葉をしゃべらなかったのである。

 さっきまでは魔法を放つと悲鳴を上げてたのにである。

 つまり、剣で刺すまえに死んだってことか?

 まあ、これだったら流石に生きてるわけがないな。

 生きてたら、剣で刺されたときに、流石に悲鳴を上げてるだろうしな。


 だが、今まで,この男は異常だったため、かなり不安になってしまう。

 だから、念のために兵士達に生きてるかどうかを確認させる。

 兵士が男の胸や首等に手を当てたりして、確かめる。


「完璧に心臓は止まってます!」

「首の動脈は動いてませんでした!これは、死んでるの確定だと思われます、隊長!」


「まあ、調べなくても大体様子でわかってたけど、流石にこれで死んだだろ!とりあえず、刺した証拠を無くすためにみんな、剣を抜いてくれ。あとは、俺の炎の魔法でほとんどの証拠を消し去るから」


 実に兵士達は有能だな、とホムラは思う。

 ホムラが命令をすると、すぐさまその行動をしてくれる。

 今回もすぐに剣を抜き去ってくれた。

 本当に有能な兵士達であって助かる。

 しかし、刺したところとか本当に自分がやられたらと思うとかなりトラウマになりそうだな。

 刺した所は所々に穴が開いていて、その穴から見える刺し傷は...そこにぱっかりと穴が空いたような感じであった。


 ……


 しかし、なんか違和感があるような気がするな...

 どこかおかしいような?

 そんな風になぜか感じてしまう。

 違和感が確かにあるけど、それだとして、どこに違和感があるんだ?

 あっさり死んだことか?

 それとも、叫び声がなかったことか?


 まあ、そんなことはもうどうでもいいだろう。

 どっちにせよ、燃やして終わりである。

 ここで、魔法を唱えて燃やしてドーンである。

 なので、魔法を唱える。


 あいつの体全体が燃え尽きるように...

 原型が全く分からないぐらいに体全体を燃やすイメージで...

 炎は、鉄を壊すほど熱いイメージで...


 イメージは完璧だ、とホムラは我ながら頷く。

 あとは、このイメージが崩れないように魔力を貯めて打つだけだ。

 そう思ったとき、予想外の来客が来てしまったようだ...。


「おい、聞いたぞ!人間を殺そうとしてるらしいな?それだけは許さないぞ!私の仲間に手を出すな!」


 はあ...

 レッカ...どうして、こんな男を庇うんだ...

 俺の妹が...俺のかわいい妹が...どうして、こんな男に洗脳されてしまったんだ...。

 いや、そもそも、俺の妹を洗脳したこの忌々しい男が悪いだろ!

 レッカが悪い要素は全くない!

 この男の洗脳を早く解いてあげないと!


「我が妹の洗脳を解除するために、神よ、いつもより強い力をよこせ!燃え尽きろ![バースト・ファイア!]」


「やっ、やめろ―――っ!」


 俺の魔法は、忌々しい男だけを包み込んで、ほとんどの物質が溶けるほどの高い温度で燃え続ける...。

 これで...

 ついに、洗脳されている妹を救うことができる...!


 ...


 そろそろいいかな?

 こんだけ燃やせば証拠隠滅もできるし、十分だろ!

 ってことで、魔法は、この程度にしとこう。

 へたに燃やしすぎても完全に死体が消滅したら意味ないしな。

 そして、ホムラが魔法を切り上げたそのときに、その事は起こった...。

 その光景を見て、その場にいる者全員が驚きの声を上げたのである...。


 実は、ホムラが勝利を確信したとき、男の体にも変化が起きていた...

 しかし、炎によって、変化してることが回りには見えない。

 そう、みんなが見えないところで、男の体は変化していたのである...。


 そう、炎の中から出てきたのは、いつもとは全く違う別のオーラを放った同一人物...

 つまり、同じ顔だけど、雰囲気が全く違う人間が出てきたのである...。


「おまえ...本当に人間か?顔とかは同じだが、全く人間じゃないような感じがするのだが?」


 その姿は、仲間であるレッカからも全く別物に見えたようだ...。

 それは、そうだろう。

 なぜなら、全く焦げてもなく、剣で刺された傷跡はすべて塞がっている。

 これだけでも、普通の人間にできていい代物ではない。

 完璧に傷跡を塞ぐという事など、魔法がどれ程上手くてもほぼ無理であろう...。


 そして、何より他の特徴をはるかに凌駕して目立つのは、いつもは絶対にないであろう物...すなわち、体全体から出ている謎のオーラである。

 黒色のオーラであり、しかも、そのオーラが目ではっきりと見えるのである。


 そして、そこに立っていた男はこの部屋にいるみんなに聞こえる声で言葉を発した...。


「おまえ達...流石に今までは生ぬるかったから許してやってたけどな?だけど、流石にもう俺は、限界。許せないわ。流石に集団で無抵抗の人をいじめるのはないわ。とりあえず、俺に手をだしたやつ、死ぬ覚悟はできてんだろうな?死ぬ覚悟ができたやつからかかってこいよ?すぐさま消し炭にしてやるからよ!」


 ...


 怒った顔で放った言葉と、絶対的に逃げられない威圧感。話し方的に圧倒的な余裕に見える感じから、この部屋にいる兵士達は怯えてしまい、一向に男の元に向かおうとかしない...


 まあ、そうなっても仕方ないであろう。

 兵士達のレベルは多分、あそこにいる男よりも圧倒的に低いだろうし。


 しかし、思ってたのと全く違うな...。

 レッカから少しだけ聞いたけど、聞いた話だと全くもって強くないって言ってたはずなんだけどな?

 それが、あんなに強そうだとはな...

 少しだけ誤算だったな...


 だが、別にヤバイとか、そんなことはない。

 あんなの見かけ倒しに決まっている!

 まず、そんな力があったのなら最初から出してるはず。

 だが、出してない=見かけ倒しのはず。

 だから、余裕だろう!

 一瞬で燃やし尽くしてやる!


 ...こうして、戦いが始まった...。

いつもと違い、今回の話はホムラが一人称なので、少しだけ書き方を変えて見ました。

なので、少し違和感があったらすいません...。


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