王宮殺人事件 前編
べ、べつに名探偵にはまっててこのタイトルにしたわけではないし!
あと、作者はツンデレじゃないもん!
...
もう夜なのかな?
かなり暗いし、今の部屋は月のおかげでなんとか部屋がぎりぎり見えるぐらいな感じだね。
そういえば、いつも夜はずっと外で寝てたり、眠る余裕がなかったりで、こんな豪華な所で寝れるのって僕の記憶の中だったら初めてじゃない?
しかし、いつもはそんなに気にしてなかったけど、月の灯りのおかげでなんとかこの部屋は見えるけど、外はどうなってるんだろう?
とりあえず窓から覗いてみよう!
...
...今日は満月なんだね?
月が、まんまるとしていて、輝いている。
お城のとある一室から見る街の景色はなかなかいいかんじじゃないかな?
街全体が見えるわけではないんだけど、街の中にある1つ1つの家には光が灯ってるんだよね?
後、ここからだと見えにくいけど、このお城はライトアップされてるから、この街に住んでる人は多分幸せなんだろうね....。
見てるだけでなんとなく分かるよ。
前にいた街とは違うんだよね、幸せそうに笑っている人の人数が...。
そんな幸せな街を、どうやら僕は不幸な目に遭わせなければならないんだよ...。
そう、王様を倒して革命を起こすのである...!
え?
革命って言葉がかっこいいから、調子に乗ってるんじゃないかって?
逆に調子に乗っちゃダメなの?
革命って英語にするレボリューションだぜ?
かっこいいだろ!
これをぜひ友達に教えてあげような!
...
今気がついたんだけど、僕ってまともな友達いなくね?
女神様って一応友達かな....
...
それ以外名前が思い付かないだと!?
...
悲しい事は忘れよう!
自己防衛大事!
とりあえず、革命を起こすのには理由があるんだよ...
僕が王様になるためだ!
そのついでに女神様を豚の手から救うのだ!
正義執行だ!
...まあ、この街の人間は、別にこの街の王様のことはいい王様と思っていると思うよ?
だけどさ、その王様は僕の仲間である女神様に権力を使ってお嫁さんにしようとしてるんだぜ?
従わなければ、家族を殺すとかって脅しをするんだぜ?
許せないだろ!
だから、革命を起こすんだ!
...
まあ、ここだけの話、女神様はロリだからさ?
要するに、身長もない、胸もない、見た目子供。
つまり、残念な感じの人なんだよ...。
だけど、この世の中には、大きい女の人は抵抗されたら怖いから、小さい女の人を狙おうって考えるひとがいるんだよね?
だから、女神様はロリコン達にとってアイドル兼ただのかもみたいなもんなんだよね...。
ロリコンがただでさえ多い街であるこの街だけどさ?
そんな街の王様がロリコンってのはまだ、分かるけどさ?
女神様は王様の事嫌がってるんだよね?
だけど、強引に捕まえようとするその姿勢は、僕は許せない!
だから、今日、今から王様を倒しにいく!
名前は分からないけど、とある兵士と約束したんだ!
王様を夕方になったら倒すって!
...
まあ、寝坊して、夕方はとっくに過ぎちゃったんだけどね?
今、多分真夜中なんだけどな!
...
てへっ!
僕ってうっかりさんだな!
まあ、そういう所がイケメンであり、プリティーなんだけどさ?
さあ、約束してた時間は少しだけ過ぎてしまったが、そこまで関係ないでしょ!
誰にでもミスはある!
過ぎてしまったことを反省するのではなく、少しでもそのミスを取り返す事が大事だ!
ってことで、王様がいるところに向かうぞ!
確か、王様は夕方になったら、すぐにご飯を食べて寝るって聞いたぞ?
だから、今も多分寝ているはず!
ってことで、事前にもらっていたなぜか光る石を持って移動だ!
...
まあ、今が何時かは分からないけど、廊下に出たけど足音が1つもないんだけど?
これって全員寝てるってこと?
まあ、そんなことはどうでもいいかな。
とりあえず、王様を倒して、この街の王になって見せる!
その後、暇だったら女神様を助ける!
計画は完璧だ!
...
....
扉がやけに重いぞ?
何で?
鍵は事前にもらってたし?
だから、鍵は開けたはずなんだけど?
...
こういう時は体当たりだ!
後ろに下がってからの思いっきりぶつかる!
...
扉は開かなかったぜ...
しかも、かなり僕の体にダメージが入ったぜ...
だけど、扉を開けないと!
ということでもう一回体当たりだ!
...
なんかものすごいデカい音がしたんだけど?
まあ、まだ扉は開いてないんだけどさ?
ちなみに、体はかなりのダメージを受けてて、正直諦めようかなっておもってきたんだけど?
そういえば、こんな話を女神様が言ってたかな?
力では越えられない物が世の中にはある。
そんな時は技で開けろって言ってたよね?
...
女神様のその言葉を信じる!
ってことで、とりあえずドアノブを回して、今度は後ろに引いてみよう!
多分、技ってこういうことでしょ?
...
開かない...だと?
バカな?
なぜだ?
いや、こういう時は、力と技を組み合わせるべきだ!
そうすれば、開くはず!
力と技を組み合わせるってなんかかっこいい!
ってことで、ドアノブを回して、前に重心をかけ...!?
「痛い痛い!?待って!?何で?」
そう、なぜか扉は異常なほど軽かった...
それを思いっきり前に重心をかけたので思いっきり転んでしまった...。
つまり、最初は何で扉は重かったんだ?
...
こういう時は...
細かいことは気にしない!
終わったことはもうどうでもいい!
だから、みんなも僕が思いっきり転んで痛いって大声で叫んだのは忘れろ!
人の失敗を笑うような人間になるな!
人の失敗を笑うのではなく、人の失敗を尊敬するようにしろ!
まあ、色々あったけど、王様が寝ている寝室に着いたぞ!
そういうことで、王様を倒すぞ!
王様を倒すように貰った剣は売ったから素手で倒してやる!
...
扉を開けて入ったけどさ?
王様はすやすやっていびきすらしてないほど静かなんだけど?
ってことは、倒すの楽勝じゃね?
よし!
とりあえず心臓を一撃で貫いて終わりだ!
喰らえ!メテオスマッシュ!
ぺちん...
追撃だ!喰らえ!トルネードスマッシュ!
ぺちん...
これで終わりだ!必殺!ダブルアタック!
ヌルッ....
うん?
なんか最後の攻撃がなんかめっちゃヌルッてして、上手く当たらなかったような...?
とりあえず、光る石で王様が今どうなってるのかを確認しよう!
...
僕が強すぎたのか?
なんか、全身に刺し傷があるし?
しかも、王様白目向いてるし?
後、なんかものすごく血が出てるし?
しかも、顔が真っ白だし?
1つ分かったことといえば、布団に付いてる血がほんの少しだけ固まってたりしてる辺り、殺されてからあんまり時間が経ってないって辺りかな?
まあ、王様に付いている血は、最近の血だと思うけどな?
...
つまり、僕以外の人が王様を倒してくれたってこと?
つまり、楽になったってこと?
ってか、王様が血を出してても正直あんまり何にも思ってない辺り僕って意外と冷徹なのかな?
...
なんか扉を開ける音が聞こえたんだけど?
後、天井に付いているロウソクとかに火が付いたんだけど?
そのおかげで、この部屋はかなり明るくなって周りの状況も見えやすくなったんだけどさ?
やはり、王様死んでるくね?
「おい、そこで何をやっている?王に何をした?」
あれ?
一緒に王様を倒そうって言った兵士達がなんかこっちに来たんだけど?
しかも、近くにいた他の兵士が近づいてきて、思いっきり僕の手を握ってくるんだけど?
地味に痛いんだけど?
離してよ!
バキッ...
今ヤバイ音がしたって!
ヤバイって!
手を離してって!
ヤバイよ!
痛くはなかったけど離してって!
まあ、兵士の力が僕より圧倒的に高かったから、抜け出せないって事で諦めて周りの状況を確認したんだけどさ?
なんか、一緒に革命起こそうぜって言った人が王様の遺体を調べてるんだけど?
「お前...王を殺したな!すぐさま処刑だ!」
「え?あの、兵士さん?あなたが王様を殺してくれって頼んだんだよね?
まあ、実際誰かが先に殺したようだけどさ」
これ、まじで正論じゃね?
ってか、何でハテナって顔してんの?
え?
どういうこと?
...
なんか、知らないうちに人がたくさん集まってきたけどさ?
なんか知らないけど、僕は気がついたら拘束されてるんだけど?
なんか手錠をつけられてるんだけど?
ってか、僕に王様を倒すように依頼した兵士ってさ?
なんか今と前とで話が合わなくね?
だって、なんか知らないけど、王様を倒したことを本気で怒ってるっぽく見えるんだけど?
自分から殺してって頼んだのに?
...
このままだと濡れ衣で殺されるんじゃね?
だって、殺す予定ではあったけど、殺してないし?
だから、ギリセーフなはずなんだよね?
え?
やろうとしてたことには変わりないって?
だから、どちらにせよ一回捕まるべきだって?
なるほど。
君たちに良いことを教えてあげよう!
結局最初に万引きしようとしても、そのまま外に出ず、途中でやはり、商品をちゃんと買おうってなればセーフだ!
つまり、それと同じだ!
僕はセーフだ!
...
あれ?
なんか、兵士さんがさ、みんなに事情を話し始めたんだけど?
「私が気づいたときには王が殺されていました。そこで、王のその姿を発見したときには、まさにこの部屋に何故かいたそこの男を再重要容疑者として捕らえた所存であります。後、王の傷跡が、私の持っていた聖剣ブレイズと似ているのです。実は、私の予備の剣である聖剣ブレイズが今日盗まれたんです。その二つから、私を犯人に仕立てあげようとして、ブレイズでを盗み、そのまま王様を殺害したのだと思われます。」
うん...
要するに、聖剣ブレイズってので王様は殺されたってことだよね?
つまり、聖剣ブレイズを持ってる人を探せば解決じゃね?
だって、聖剣ってその名前のやつは世界に1つだけしかないんだよね?
それなら、僕が王様を殺していないっていう証明はできるんじゃね?
「私はそこにいる男性がブレイズを持ってる姿を夕方過ぎに見ました!つまり、そこの男が犯人です!」
なんか、王様を倒そうって言ってた人の隣にいた兵士がそんな証言をしてるんだが?
ってか、そろそろ王様を倒そうとしてた人って言い方だと長いんだが?
「え?夕方って寝てたよ?しかも...えーと...少しいい?君の名前なに?」
「ホムラだ。」
ホムラって名前だったんだね、王様を倒そうって言った兵士の名前は。
とりあえずこれで、呼びやすくなった!
「ホムラがくれた剣って聖剣だったの?」
「何を言っている?私は剣をあげた記憶はないぞ?お前がやっぱり盗んだんだろ!そして、その剣で王様を倒したのだろ?素直に吐け!」
...
これってさ?
今気がついたんだけど、冤罪をされてるんじゃね??
ってか、これってホムラって人の計画的殺人じゃね?
多分、ホムラと一緒に登場してきた兵士達もグルじゃね?
だって、嘘の証言をしてくるし?
多分ギャラリーはグルかどうかは不明か...
こういう時は...ギャラリーがグルだった場合詰みだよね?
だったら、グルじゃないことを信じて、無実を証明した方がいい!
「先に聞いておきますよ?まず、そこの兵士さん。あなたは私が聖剣を持ってる所を見たんですね?はっきり時間と日時を証言してください。」
「罪人に答える義務はない!」
...
何にもしてないのに罪人確定とか...
泣いてもいい?
もう泣いてやる!
つまり...っ!
嘘付いてるのがばれるの...っ...を恐れてる感じがする...っ...!
そ、ういうところから...っっ....ギャラリーはシロだ...っ..!
さて、泣くふりも疲れたし、やめるか!
とりあえず、これで分かったのは、状況はこっちの方が不利に見えるかもしれないが、相手が口を滑らせた瞬間こっちの勝ちって事だよね?
この勝負、僕がもらう!
...
だけど、問題は質問権がないんだよね?
一般的に見たら、圧倒的に僕が犯人確定じゃん?
だから、わざわざ僕の話を聞くまでもないって判断してると思うんだよ、このギャラリーは...。
そこをなんとかしないと...
「なるほど...それなら私が許可をしよう!人間よ、しゃべっていいぞ!」
そ、その声は?
女神様!
しかも、僕に発言権が降りたぞ!
流石女神様!
後で誉めてあげるよ!
「し、しかし、そんなことをするまでもなく状況は一目瞭然、しかも、証言は揃ってますよ?なのに、どうして罪人の証言を聞く必要があるのですか?」
「証言が揃ってるだと?それはお前たちが口裏を合わせれば別に作れる証言でもあるよな?逆に言えばだけどな。だからこそ、公平に聞くべきだと私は思うけどな?それとも嘘の証言をしているのがばれるのが怖いとかなら、人間に証言を言わせたくないのは分かるけどな?」
女神様が初めて僕に優しくしてくれた気がする!
いや、女神様は僕に優しいって訳ではない。
みんなを平等に判断してるんだ!
そんなことができる人間ってなかなかいないぞ?
少しだけ女神様の事を惚れ直したぞ!
まあ、ロリって所から成長するまでは絶対に惚れないけどな!
よし!
女神様がくれたチャンス、絶対に逃さないぞ!
...意外と推理事件とかってフラグとかを残さないといけないそうなんだよ...
...
次の話、推理すらしなずに終わったらごめんなさい...




