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3人(2人と1匹)の戦い

にゃって言葉が今回の話は多い気がするひとがいるかもですが、きっと気のせいです。なので、安心してお読みください。

 エビルコーカは勇者を倒す作戦は完璧に考えていた...。

 いや、正確に言えば、元から考えていた...。

 だが、消滅させることができなかった...。

 つまり、死なないのであれば、せめて、牢屋に一生閉じ込めるのが最善だと気がついてしまった!


 ということで、一回倒そう!

 だけど、今の問題はそこじゃないんだよ?

 呪いをかけて弱体化しているはずの勇者が、何故か素早さがかなり高かった...。

 つまり、呪いを解いたと思われる...。

 つまり?


 もう一度呪いを勇者につければ勝ちである...。

 わしの呪いは、例え魔王様に掛けたとしたら、ワシでは倒せないが、ノワールでも倒せるぐらいになる!

 それぐらい強烈なのだ!

 だが、呪いには弱点がある...。

 すでに呪いに掛かってるものに使うと今度は自分に掛かるのである...。


 一人に掛けれる呪いは1つのみ...

 つまり、ギャンブルである。


 もし、勇者に呪いが掛かってるとしたら、自分に跳ね返ってくる...。

 確率は2/1....。

 だが、その確率が怖いのだ....。


 だが、エビルコーカは勇者に呪いを掛けようと決心した!

 なぜなら自分は、単純な能力なら人間と同じ程度なのだ!

 つまり、勇者に簡単にちからで負けるのだ!


 どちらにせよ、呪いを掛けないと負ける!

 なので、呪いを掛ける!


 ふふふ!

 これで勝利は揺るぎない...

 そう思っていた。


 ☆


 僕は考える。

 何か逃げたらカッコ悪くね?

 だって、一応は僕は勇者らしいぜ?

 どうせならかっこよく決めたくね?

 という事でまともに戦ってやろう!


 感謝しろよ?

 まあ、危なくなったらすぐ逃げるけど!

 だって、当たり前じゃん?

 人間は臆病なんだから!


 まあ、そこは一旦置いといてだよ?

 そもそもだけどさ?

 普通に僕はさ、まともな戦いをしたことがないんだけど?

 黒竜の時も女神様が全部やってくれたし?

 それ以外は、戦ってないし?


 つまり、言いたいことは1つ。

 戦い方を知らないんだけど、どう戦えば良いの?

 いや、戦うって何?

 意味は分かるけど、何をすれば勝ちなの?


 ...


 そもそも戦うって相手を叩けば良いのか?

 いや、そんなことしたら相手痛くないかな?

 絶対痛いよね?

 それだとかわいそうじゃね?

 考える...。


 あれ?

 待てよ?

 戦うって黒竜の時のように女神様の魔法をぶちこめば良いんじゃね?

 ルールがわからなくても、これが勝利条件ってことだけは知っている!


 それなら、話は早くね?

 女神様を呼ぶだけでしょ?

 簡単だ!

 僕は...思いっきり叫ぶ!


「女神様!今からなんかかっこいい名前の人に、火属性最強の力をぶっぱなしちゃってください!女神様みたいに強いひとじゃないと倒せません!お願いします!」


 ...


 辺りに静寂が訪れた...。


 あれ?

 そういえばだけど女神様いなくね?

 こんな時にどこに行ったんだよ?

 いつもはいるくせに!


 どう戦えばいいのかわからないよー!!!!!!


 ☆


 この勇者...


 僕では倒せないから女神様、やっちゃってくださいって言いやがったぞ?


 これはもしかすると、なんか奥の手があるのか?

 いや、元々力が強い勇者がそんなことをするメリットって何?


 もしかして、できるだけ苦しめてから倒そうっていう作戦とでもいうのか?


 ...


 許さぬ!

 今すぐに呪いを掛けてやる!

 その慢心のせいでお前はワシに負けることとなる!

 さあ、すべての力よ。消えるがいい!


「カースド・ダークネスフォース!!」


 この呪いは対象の全部の能力をものすごく下げる能力!

 これでワシが叩かなくても兵士たちに倒させるだけで終わりだ!


 ☆


 王様の姿、気持ち悪いにゃ!

 にゃんにゃの?

 あの姿?

 あんなのに従いたくないにゃ!


 それに比べて勇者様は...

 はわぁぁぁぁ....!

 思い出すだけですごい手つきだったにゃ...


 またやってほし....

 いや、そんなわけないにゃ!

 きっと、一時の迷いだにゃ!

 すぐに落ち着くにゃ!


 ...


 ゴロゴロが治まらないにゃ....


 そもそもあんなプレイをされたのがいけないのにゃ!


 抵抗することができずに、脱がされていったにゃ...。

 その後にゃ...弱いところを撫でられたのはにゃ...。


 にゃに?

 自分で戦わずに女神様って人に任せるだとにゃ!?


 そんにゃ...まさか、極度のドSにゃのか?

 女神様ってのはあんなことやこんなことをされているにゃんか?

 うにゃー!?

 そ、そんなことやっちゃダメにゃー!


 にゃ?

 女神様ってのが来ないにゃん?

 もしかして、勇者様のドSプレイについていけずに逃げたしたにゃんか?


 ってことは?

 勇者様の横のいじってもらえる席が空いてるにゃん?

 それならミャーが行ってもだいじょ....


 って、にゃにを考えてるにゃー!?

 そんな、ミャーはいじられるのは好きじゃないにゃ!

 いじられるのは...少しぐらいならいいにゃんけど...


 にゃ?


 王様が何か唱えたにゃ?

 勇者様に何か飛んでるにゃ?

 勇者様、危ないにゃーーー!


 ☆


 うん?

 何か僕の方向に紫色の魔法?が飛んできたんだけど?

 王様がなんかいった後にこっちの方角に飛んできたけどさ?

 丸い魔法の玉だけど、小さくね?

 これで逃げたらカッコ悪くね?

 正面から食らってこそじゃね?


 せめて、自分から食らった方が勝っても負けてもよくね?

 負けても言い訳できるし、勝ったらかっこいいし!

 つまり、正面から受けてやる!


「そんな程度の攻撃で僕を倒そうだと?舐められたもんだな?良いだろう!あえて食らってやる!これで負...!?」


 決め台詞決めたかったんだけど、思ったより早く僕に紫色の玉が衝突したんだが?

 決め台詞言わないとカッコ悪いんだけど?

 まあ、別に怒るまでのことではないけどさ?

 王様を少し地獄に送りたくなってきたんだけど?


 少し王様を痛め付けてあげようかな?

 ってか、あの紫色の玉さ、何にもダメージないんだけど?

 弱くね?

 しかも、そのまま王様の方に飛んでったよ?


 ってか、王様ぐわぁぁぁぁって言ってるんだけどさ?

 うるさいよ?

 一発殴ってみよう!


「や、やめろぉぉぉぉぉぉぉ!」


 めっちゃびびるじゃん?

 え?

 そんなに怖いの?

 この僕が?

 まあ、容赦なく殴るけどさ?

 だって、かっこつけたいお年頃だし?


「これで終わりだ...終焉の一撃...!ブラッディーノヴァ!」


 ぺちん。

 そんな感じの音が聞こえた...。


 ふっ...

 少しやりすぎてしまったようだ...。

 僕を敵にしてしまったのがお前の敗因だ!



 ☆


 なんだと?

 呪いがワシに返ってきただと?

 ばかな?

 すでに呪いに掛かってるだと?

 それならどうしてあの早さが出せる?

 もしかして、呪いにかかっててあの早さなのか?

 そんな強さがあるわけがない!

 あの勇者にそんな力が...


 この時、王様は察した...。

 なぶり殺しにされることを...。

 呪いが反射した以上、ワシの能力は普通の人間より低い...。

 つまり、後に残ってるのは死を待つだけ...。


 そうこうしている間に勇者がこっちに向かってきている?

 手を拳に変えて、なんか近付いてくる?


 これ、今やられたら絶対に死ぬやつだよね?

 痛いじゃすまされないやつだよね?


「やめろぉぉぉぉぉぉ!」


 自分が死ぬとわかった瞬間、何故か自分の口から恐怖に対する言葉が出てきた...。


 くっ...

 最初はあんなに弱いやつだと思ってたのに...。

 何度も復活しては苦しめてくる存在...。

 これが勇者なのか...。


 そして、最後の決め台詞を勇者は言っている...。


 なんだよ、案外必殺技の名前かっこいいじゃないか!


 これで倒されるのであれば本望...。

 見事なり...。


 次に生まれ変わった時には仲間で生まれたいな...


 ☆


 にゃ?


 あの禍々しい紫色の玉が勇者様に当たったにゃ?

 大丈夫かにゃ?

 勇者様ににゃにかあったら...


 うにゃ?

 何か勇者様に当たった玉が王様に跳ね返されるにゃ?

 王様に直に当たったにゃんけど、何にも命令でてにゃいから黙って見てるにゃん!

 王様の顔に汗がだくだく出てるにゃん?だけど、ただ見守るだけにゃん!


 にゃ?

 勇者様が動き出したにゃん!

 王様を倒すつもりだにゃん!

 王様を倒した後は...勇者様に誘拐されて...!?


 にゃ、にゃにをかんがえているにゃ!?

 そ、そんなこと考えるにゃんてどうしちゃったにゃん?


 うにゃー!

 かっこいいにゃ!

 勇者様のあの決め台詞最高にゃん!

 やばいにゃ、ドキドキがとまらないにゃ!!


 決まったにゃーー!


 にゃ?

 にゃんか王様ぴんぴんしてるにゃんけど?

 倒せなかったのにゃ?


 ...


 にゃ、にゃんとかにゃるように祈るしかないにゃ!


 ☆


 危なかった...。

 ワシが死ななかったのは、多分勇者にかかってた呪いのせいだろう...。

 いや、そんなに思ったよりは痛くなかったよ?

 まあ、少しだけ痛かったけどさ?


 多分、自分がかけた呪いで、力が下がっていたってことじゃないか?

 自分のかけた呪いに自分が掛かったけど、自分が掛けた呪いに命を救われたようだ...!


 ワシにも呪いがかかったけど、勇者にも呪いがかかってる。

 つまり、勝てる!

 ワシには最後に残してある能力がある!

 それを見せてやろう!


 悪いな!

 ワシの本気はこれからだ!


 ☆


 なんだと?

 僕が全力で殴った攻撃が聞いてないだと?


 ...


 はっ?

 もしかして、防御系の能力持ちか?

 それとも、もしかすると守備力高い系の敵か?


 そ、そんなバカな?

 ここにきて倒せないなんて...


 いや、待てよ?


 ...


 ふふふ!

 この勝負一瞬で勝つ手段を考え抜いた!

 僕は知っている...!

 僕がイケメン過ぎてモテモテな事に!


 つまりこの勝負、僕が周りにいる人たちに助けを求めるだけでこの戦いは勝ちだ!

 なぜなら、20人ぐらいが一斉に王様を攻撃すれば、さすがのバリアも壊れるはず!

 防御が高くても、きっとダメージが入るはず!


 作戦実行だ!

 すぅーと息を吸う!


「みんな!こんな王様切り捨てて、僕に付いてこい!今ならなんと!王様が払っていた給料の1.2倍を支払ってやる!」


 ...


 辺りは沈黙に包まれた...。


 いや、ひどくね?

 泣きたいんだけど?

 誰も何にも反応してくれないんだけど?


 ってか、王様がなんか言ってるんだけどさ?

 まあ、そんな言葉を無視するのは当たり前!

 仲間を集めることが最優先!

 今、ここにいる兵士たちをすぐさま、味方につけるために何度でも叫ぶ!


「僕の味方に付いてくれ!」と...。


 ☆


 なぜだ?


 ワシの能力は、戦っている敵の怒りの5倍の力を得ることができる能力である...。

 人間は感情が豊かである。

 つまり、この勝負は勝ってたはずだった...。


 だが、問題が発生した!

 何か知らないけど、勇者が怒らないのである...!?

 あんなに悪口を言ってるのに何で怒らないの?

 前に戦った時はあんなに怒ってたのにさ?

 いや、ここは昔の仲間の無様な死にかたを語れば怒るはず!

 流石に人間は感情が豊かだから、怒るだろ!


 ...


 王様は気づいてない。

 そもそも勇者が人の話を聞いてないことに...。


「ふふふ、そういえばお前の昔の仲間にとっても勇者を尊敬するやつがいたんだがな?お前を倒した後にそいつを処刑しようってなったんだ。そして、処刑するときに、やつはなんて言ってたと思う?僕は勇者様のミカタではありませんだとよ?笑えるな!結局は自分の命が大事なんだからな、お前ら人間は!」


 これで完璧にわしの勝ちだ!

 さあ、怒り狂うがいい!


 ...


 は!?

 怒ってないだと?

 しかも、わしの兵士にナンパしてるだと?


 ...


 ユルセン!

 絶対に怒らせてやる!


 ☆


 ...


 にゃ、にゃんか、変な試合が始まったんだけどにゃ?


 勇者様は兵士たちににゃかまににゃってと言ってるけど、王様は勇者が怒りそうな事しか言ってにゃいにゃ?

 しかも、勇者様は王様の話を聞いてにゃいし?

 勇者様に付いてくる人はどこにもいにゃいし?


 勇者様の味方ににゃりたいけど、にゃったら他の仲間を裏切る事ににゃりそうだし...。

 それはできないにゃ!


 とりあえず傍観だにゃ!


 ...


 遂には勇者様はファーストキスをあげるから!とか言い出したにゃ!?

 ほしいにゃ!

 いや、にゃにをかんがえているにゃ!?


 勇者様のせいでにゃんか変な感じにゃ!

 これも全部勇者様のせいだにゃ!

 責任をとれにゃ!


 王様はにゃんか?お前のカーちゃんでべそとかいい出したにゃ?

 王様幼稚にゃ!

 こんな王様いやにゃ!


 ってか、決着がつかないにゃ!

 早く決着つけろにゃ!


 ☆


 はあはあ...


[「 疲れた 」]


 この後、それぞれ三人は、

 心の中で突っ込む者。

 仲間を勧誘するが、誰もなってもらえない者。

 最終的に罵りが、褒め言葉に変わっている者。


 に別れ、この戦いは2日目の朝まで続いたという...。


 そして、流石に全員倒れた...。


 こうして、無謀な戦いは幕を下ろした...。

猫の人はずっと心の中で叫んでるだけで、まだまともなセリフを口に出したことは一回もない...。

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