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1-7父さんが食べたいもの

パトカー車内

何でこんなに蟻がいるのかと思うほどパトカーには蟻が大量に座席の上を這っていた

Γ失礼ながら、蟻が多すぎですスプレー下さいませんか?」

Γスプレーなんてないよ」

Γでも、こんなパトカー最悪じゃないですか‥」

Γすまんが、交番もなかなか酷いが我慢してほしい」

殺虫魔法がほしいが知らない2人は仕方なく蟻と過ごした


交番前

翻怒苦交番と書かれた看板がズタズタで中も毛虫やGや団子虫が床、壁を動き回っている

そのおくに父さんがいるらしい


Γ父さん!?」

余りに予想と違う姿に裏声が出た

75kgあるガッチリした体が60kgもなさそうな体になっている

目も赤く充血し唇が真っ白で死にかけとしか思えない

こうなったらアヤメに頼もう

Γ何か魔法で食べ物を出してくれないか」

Γそんな魔法知らないよ」

Γ適当に唱えてみるか」


フォードアッペリホンハンボーグ

デジスランデダイナマイトクリエイト


Γ無理だな、英語で関連性のある単語をいじくってみたが」

Γそんな単純なわけないでしょ」

Γ父さん何か食べたいものある?」

Γフィールドワクチン」

なんだそりゃ父さんよ

Γデライズワッカノヌ」

Γほい?」

意味のわからないことを言うもんだな

Γウーホブハイドイッコージョーイ」

Γ朝からこんな感じになったんです」

警察官も困った顔をする

Γ父さん来たから安心して精神落ち着かせよう」

フーハースーハー

深呼吸をするよう促すと

ドーバーギョーギャハハハグヘヘヘ

気持ち悪い笑い声とともに

Γギジョルニーホネ ○○○ ジーオウスカイ○○デイニャフ」

とよく分からない言葉で豹に変身した父は

交番内を駆け回りその勢いのまま交番から出ていった

皆唖然としていたが、警察官がGPS反応はまだあります追い掛けましょうとパトカーに呼ぶも蟻に噛まれたくない種田とアヤメは拒否したため、警官3名で追うこととなった


警察が戻ってこずイライラ中の参三は外をブラブラ散策していた

夜の街をのんびり見るのも良いなと思っていると前の方から猛烈な勢いで走ってくる何かを見た



種田とアヤメは交番から出て父の変貌っぷりに街、もしくは地球が危険になっているのではないかと考えた

Γあの意味が読み取れない言動、突然動物に変身していること、この短期間にあり得ない激やせしていること。裏で何かが起こってるな」

Γいったい何が?」

Γさっぱり分からんがお前に聞きたいことがある」

種田はずっと感じていた違和感を言うことにした


Γ何で肌がそんなに紫なんだ?」



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