─76─夜の語らいと誰も居ない部屋
こんにちは!本久禅です!
この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!
そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!
では本編どうぞ!
「いやー! さすがソフィーだね! 私感動したよー! 」
夜は、3人を主役としたパーティーが行われた。
主役の各々が、自身と特に関わりが深かった人たちを呼んでの会なので、さほど人も多くなく、話しやすいアットホームな雰囲気だった。
「いや! でもマーシィの送辞もなかなか良かったよ! 個性的で! 」
ソフィーは、びっくりするくらいの長い巻物のような送辞を用意してきていた。
そして、読んでいくうちに声色がどんどん怪しくなり、やはり号泣してしまった。
詰まり詰まりで読むと、恐ろしく長い送辞はさらに長さを増し、読み終わる頃には若干出席者の顔が疲れていた。
「は、恥ずかしいです……。私だけあんなに長かったなんて」
「いや、いいんだよ! その分思いも伝わったし、嬉しかったよ! 」
「キルダーニ君もThe男の子みたいな送辞で印象強かったなー! 」
キルダーニは、ペトラ先輩が言っていたように漢気に充ちた送辞だった。言葉の端々に、「熱意」や「熱血」などの、心にずしりと来るような単語を散りばめており、思わず「おぉ。」と感嘆の声が上がるような送辞だった。
自分の声がこちらから聞こえたのが不思議だったのか遠くにいたキルダーニは、首をかしげながらこちらをチラッと見た。
「でも、本当に2人が相部屋でよかったよ! 良い経験が出来た! 」
「そんなー! 私こそですよ! 」
そんな、和やかで、楽しい雰囲気のままパーティーは幕を閉じた。
その後部屋に帰ってすぐ、消灯し、ベッドに入った。
「ソフィー? まだ起きてる? 」
「はい! 起きてます」
「前、私のお父さんについて話したの覚えてる? 」
「もちろん」
「ここを出たら、私とペトラで家を出ることにしたの。お父さんと縁を切って、お母さんを養っていく。もしかしたら、明日がソフィーに会えるのが最後かもしれない……。お父さんの追跡から逃げなきゃだからね! 」
「そ、そんな……。でも、応援します!頑張ってください! 」
「うん!ありがとう。きっとまた会えるよ!ごめんね心配させちゃって! 」
「きっとまた会いましょう!お互いが笑顔で! 」
明くる日の朝、荷物をまとめた3人は在校生から大手を振られながら、新たな環境へと旅立って行った。
部屋に戻ったあと、初めて自分の荷物だけになった0001号室を見てパトラ先輩がいなくなった実感と、1人だけになったという孤独感が襲ってきた。
それと同時に、「自分も頑張らねば」その気持ちがより一層強くなった。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!
【お知らせ】
このあとがきで幾度となくアナウンスさせて頂いたのですが、私は今年受験を迎える学生です。
受験期中も毎日投稿するつもりではいますが、もしかしたら投稿が困難になることがあるかもしれません。
また、今後の数話に関しましてはあとがきを書くのが厳しいほどに予定が混み合っております。
度々、あとがきが書けていない話しが続くかもしれませんがご理解いただけると幸いです!
次回もどうぞよろしくお願いします!
ブックマーク、評価、感想、レビュー、どしどしお待ちしています!私のモチベーションになります!
恒例となりましたが、今回もTwitterID載せさせていただきます!もし興味ございましたらお気軽にフォロー等よろしくお願いします!
TwitterID→@motohisann_1118




