─66─体育祭(マーシィの底力)
こんにちは!本久禅です!
この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!
そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!
では本編どうぞ!
午前中に予定されていたプログラムは全て無事終わり、今は昼食休憩の時間となった。
「いやー!今日のソフィーの活躍は、いつにも増して目覚しいねぇ! 」
昼食として出されたサンドウィッチを啄みながらマーシィは私をべた褒めだ。
「そういうマーシィも大活躍じゃん! 」
そう。ソフィーも、光属性魔法で準優勝、柔術で3位入賞と、この精鋭揃いのA組でも指折りの活躍を見せている。
「いやぁー!ソフィーには負けるよ~!そう言えば、ソフィーのお父さんも応援に来てたね! 」
「それ、誰にも言っちゃダメだよ? 」
「分かってるって! 」
ふぅ……。油断も隙もあったもんじゃない。もし言いふらされようものなら、私は生徒達に囲まれることだろう。
「生徒の皆さんに連絡します。午後の部が始まります。昼食を終え次第、控え室か集合場所へ移動してください」
もう午後の部か。張り詰めた緊張感を和らげていたこの休憩時間も、もう終わりだ。もう一度、指の先まで神経を巡らせる。
「さっ、行こうか! 」
「うん! 」
マーシィに一声かけて、控え室へと移動した。
「調理に出場する生徒の招集を行います。出場する生徒は、集合場所へ移動してください」
「よしっ!今日最後の競技、行ってくるね! 」
マーシィが可愛らしくちからこぶを膨らませ、達者に駆けて行った。
長剣の競技開始までは少し時間がある。
私は、マーシィの観戦のため足早に観客席へと向かった。
「只今より調理の競技を行います。この種目は、限られた食材で、指定された料理をいかに早く、いかに美味しく調理できるかを競う種目です!審査員は3名!この3人によって全ての審査が行われます!審査員は……」
調理の授業に出場する生徒は、やはり女子の方が多いような気がする。女子と男子が7:3と言ったところだろうか?
そして、A組の生徒は余りおらず、B組、C組をはじめとしたクラスの生徒達が人数の大凡を占めている。
「では、競技開始っ! 」
開始の合図がかかった瞬間、全員の動きが恐ろしく早いスピードで動き出していた。
私はもちろん、観客席に座るほとんどの人がこう思っただろう……。
「料理ってこんな激しかったっけ? 」
「終わりました! 」
その宣言とともに、一際早いスピードで調理を終えたのは我らがマーシィだった。
そして、調理を終えた皿達は直ぐに審査員の元へと運ばれ、賞味された。
「10点」「9点」「10点」
高得点のオンパレードで、みんな文字通り目を見開いて驚いていた。
結局そのまま、マーシィの得点は上回られることも無く、マーシィは圧倒的な優勝をかざった。
これから自炊する時はマーシィに相談しよう。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!
【注】ここからのお話は作者:本久 禅によるただの雑談です。
今日、ようやく直木賞で受賞された「宝島」購入出来ました!
学生の私からすれば1998円のハードカバー、痛い出費です……。でも、面接の際の話題くらいにはなるんじゃあない?という気持ちで思い切って購入しました!
来週中には読み終わりたいなぁ……。
ちょくちょく休憩入れながら、TwitterのRT企画も併せて読んでいきます!笑
次回もどうぞよろしくお願いします!
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