─61─吉報と決意
こんにちは!本久禅です!
この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!
そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!
では本編どうぞ!
入学してきて約2ヶ月。待ちわびた行事がやってきた。そう……体育祭だ。
この冒険者学校の体育祭は、この地域はもちろん様々なところが注目する一大イベントとなっている。
貴族達は、将来身辺警護等として雇う若い芽を探し、商人などは荷台などを守ってくれる宛を探したりと、競技者である私達はこれからの冒険者としての仕事以外の、護衛等の仕事の量を左右する、大切な行事となっている。
競技は組ごとに行い、人数が30人と極端に少ないA組に関しては、3倍して行われる。
そうしても、一般組の100人という数には届かないが、それは実力で埋めろとの事だった。
そんな中、毎年A組とB組の接戦が繰り広げられるそうで、去年はパトラ先輩やペトラ先輩、卒業された先輩方が活躍しなんとかA組が勝利を収めたという。
しかし、今年もそう上手くいくとは限らない。B組には椿や、その他にも有力な生徒達が在籍している。決して手を抜けない。
「ソフィー!出場する競技は決めた? 」
「んーマーシィは? 」
「まだ。3種目って難しいよね~」
今日中に、自分が出場したい種目を決めエートレア先生に用紙を提出しなければならない。
競技の種類は、取得できる授業になっている。基本的には、自分が取得している授業の中で得意な種目を上から3つ選び提出する。
しかし、各競技に定員が決まっているため、100%選んだ種目になるとも限らない。
これからの仕事の量を左右するのだ。もう既に、戦いは始まっている!心做しか、周りの生徒の目もギラギラしている気がする……。
と、余計なことも考えながらこの3つに絞れた。
1.長剣術
2.火属性魔法
3.短剣術
だ。参加人数とか、色々考えたりもしたがやっぱり得意なもの、好きなものを素直に書いてみることにした。きっとそれで選ばれなかったらそれはそれで頑張れる。
先生に提出して、学校をあとにした。
──そして翌日
「ではこれから皆さんに、体育祭で出場してもらう種目が書かれた紙を配布したいと思います。皆さんご存知の通り希望の競技にはならないこともあるので、一応覚悟はしておいて下さい」
そう言って返された紙には……
1.長剣術
2.火属性魔法
3.短剣術
だった。最初目を疑ったが、何度目を擦って確認しても本物だった。この競技で組んでくれたことをエートレア先生に感謝しなくては……。
そして、クラスの為、自分の為にもこの体育祭で活躍しなければならない。
私はもう一度気合を入れ直した。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!
【注】ここからのお話は作者:本久 禅によるただの雑談です。
私にはちっちゃなちっちゃな夢があります。
「ループステーション」って知ってますか?
私は趣味でBeatBoxをしているのですが、それの録音(厳密に言うと違いますが)に使うのが上に書いたループステーションというものなんです。
気になる方はぜひAm〇z〇nで調べてみてください!で、そのループステーションの値段が結構してて、ものによっては10万円近くするんですよ。
それが欲しい!!笑
でも多分、ループステーション買う前にまともなパソコン買うところから始まるので、手に入るのはまだまだ先になりそうです……(><)
次回もどうぞよろしくお願いします!
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