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─39─双子の境遇

 こんにちは!本久禅です!

 この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!

 そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!



 では本編どうぞ!

──10年ほど前


 その日は、朝から凍てつくような寒さでした。霜が降り、庭の池には氷が張りついていました。


 私はそんな中、いつもどおり庭に咲く花々に水をやるため、朝6時くらいに教会を出ました。

 すると、門の前に見慣れないバケットがおいてありました。中を見てみると、小さな赤ちゃんが2人と、一通の手紙が添えられていました。そこには次のようなことが書かれていました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 突然のことでさぞ驚かれたことでしょう。申し訳ありません。


 大変図々しく、傲慢なお願いだとは存じますがその子たちを育てては頂けないでしょうか。


 私は魔族の方と関係を持ちました。その方はとてもいい男性でした。この子達は、その方との子供です。しかしこの世の中、魔族と人間の子供は光側からも、闇側からも迫害されてしまいます。

 なんとか説得を試みた両親からは絶縁を言い渡され、頼みの綱だった彼も、戦いに行くと言って戻らぬままです。


 私1人では、この子達をまかなうどころか、満足に食事を与えることもかなわないでしょう。

 一度は一家心中も考えました。しかしこの子達には何の罪もない。悪いのは私だけなんです。


 どうかお願いです。この子達の命を拾ってあげてください。


 赤髪の方が姉のコノエです。

 青髪の方が妹のカナエです。



 この2人に女神アテナのご加護が備わりますよう、心から願っています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 といった内容の手紙でした。宛先はありません。


 神に仕える者としてとか、そういう小難しい理由無しに、この子達を預かりたいと私は思いました。

 だってほら、こんなにも可愛らしく、愛らしい。


 私は1人の女性として、人間として、この子達を育てることを心に誓い、この子達を預かる決心を付けました。


 この子達を教会へ招き入れ、よく見てみると、彼女達には可愛らしい尻尾が生えていました。恐らく、手紙の女性が書いていた彼女達の父親からの遺伝でしょう。

 私はそれも含めて、彼女達の全てを受け入れ、愛しました。


──



「と、言うのが彼女達との出会いなんです」


「そ、そうでしたか。でもなんでこんな大切な話を僕達に?もしかしたら僕達は悪い奴で、この大切な秘密を色んな人に言いふらしちゃうかもしれない……特にこのアルさんとか」


「おいっ!俺はそんなことしねぇぞ!多分……多分」


「なんででしょうね。私自身あまり分からないんですけど、あなた達なら理解し、受け入れてくれると思った。私には、お2人のようにモンスターと戦ったり、悪党をやっつけたりは出来ないけど、人を見る目には少しだけ自信があるんですよ」


 チェダーさん僕達に向けるそれは、確信に近い程の信頼だった。


「アルさん……。僕の転生云々はもうどうでもいいんであの子達の秘密だけは守ってください」


「あぁ。流石にここまで託されて言いふらしたりはしねぇよ。安心してください、チェダーさん。俺、この命にかけてもこの秘密、守ります」


「僕も。そして、旅の途中、どんな敵からも彼女達を守りましょう。例えドラゴンだろうが、魔族だろうが守り抜いてみせます」


「それなら心強いわ。私が同乗者のあなたに頼むのはお門違いなのかもしれないけど、どうかあの子たちをよろしくお願いします。アルさんもよろしくお願いしますね」


「もちろんです」


「分かりました」


 アルさんの方をチラリと覗くと、その表情は凛としており、覚悟を決めた男の顔だった。

 この顔の時のアルさんは、ビックリするくらい頼れる人だ。


「さっ。少し辛気臭い話になってしまいましたね。それと、くどいようですが、本当に私たちを助けてくださってありがとうございました。これからもよろしくお願いします」


 僕は、この子達の境遇を知れて本当によかったと思った。それを知ったところで僕に何か出来るわけじゃない。だけど、それでも聞いて、本当によかったと、そう思えた。


 またこの世界で心に誓うことが増えた。

 大切なもの。期待。約束。

 色々なものを胸に秘め、背中に背負いながらまた僕達は歩き出した。

 ここまで読んでくださりありがとうございます!

 本日(12/24)は、皆さんご存知の通りクリスマスイブですね。まぁまだ学生な私なので一応クリスマスプレゼントは、毎年親から頂いてます。ちなみに今年のプレゼントはiTunesカードです……。

 それは親としてどうなのか?まぁ有難く曲でも買いますか笑


 もう家出てクリスマスプレゼント貰えない、またはあげなきゃいけない!そんなあなたに朗報!

 今作「作チー」を読んでいただけると、もれなくあなたの家にサンタさんがやってきます!(知らんけどっ!)


 というわけでサンタを呼ぶ(テキトー)「作チー」、次回もよろしくお願いします!


 ブックマーク、評価、感想、レビュー、どしどしお待ちしています!私のモチベーションになります!


 恒例となりましたが、今回もTwitterID載せさせていただきます!もし興味ございましたらお気軽にフォロー等よろしくお願いします!


TwitterID→@8aCBJ8lS5PVzcUg

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