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─24─キャンプ

 こんにちは!本久禅です!

 この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!

 そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!



 では本編どうぞ!

 アルさんの話に耳を奪われ、聞き入っていたらいつの間にか日は傾き、それは綺麗なオレンジ色になっていた。


「もうこんな時間かぁ……。ここら辺を今日のキャンプ地にするか! 」


「いいですね!ここだと、見晴らしも良くてモンスター達も奇襲できないですし! 」


 僕達の馬車が通っている道の両側は、見渡す限りの草原で、滅多なことじゃないとモンスターとかに襲われたりはしないだろう。


「そうだなー!じゃあここにテント貼るから、ちょっと待っててくれ! 」


 そう言うとアルさんは、少しでも手伝おうとしていた僕を尻目に、信じられないほどの手際の良さでサクサクとテントを貼り終えていた。

 しかも、そのクオリティは現実世界のキャンプ場さながらで、ド肝抜かれてしまった。


「いっちょあがり! 」


「うわぁ……。すげぇ」


「だろ?キャンプ地作りの速さとかクオリティは、旅の質を左右する、重要な点だからな! 」


 確かに。キャンプ地を作るのが遅くて下手だったら、ゆっくり休めないし、作ってる間無防備だから襲われる危険性も高まる。

 そして何より、客にストレスを与えてしまう。


 御者という職にとっては、キャンプ地作りのスキルは必須なのかもしれないな。


「さて、キャンプ地設営も完了したところだし、そろそろ飯にするか! 」


「いいですね! 」


「街から出て1日目だから、基本なんでもあるぞ!食べたいもん言えー! 」


 ということで、今日は僕のリクエストで……。


「な、なんだこれ!?めちゃくちゃうめーじゃねぇか!俊樹、料理できたのか! 」


 リクエストでチキン南蛮!っと言ったらアルさんの目が点になってたので昔、クッ〇パッドを見ながら作ったレシピを参考に、荷台にあった食料を適当に使って作ってみた。

 うん。我ながら上手いな。


 親が料理好きで、子供の頃からよくお手伝いさせられてた経験がここで役に立ったな。


「まぁ、ちょっとですけど……。良かったら僕がこの馬車に乗ってる間、料理作りましょうか? 」


「おう!頼むよ!いやー、この先1週間は肉の丸焼き続きで飽きるとかは無さそうだな!アハハハ! 」


 肉の丸焼き1週間って……。そんなんだったら糖尿病で倒れちゃうぞ。

 っていうか、まずまず糖尿病って概念、こっちの世界にあるのだろうか……?


「こっちの世界には、糖尿病とかあるんですか? 」


「こっちの世界?糖尿病?なんだい、それは? 」


 あっ!そうか。アルさんには僕が異世界転生者ってこと教えてなかったな。でも……。大丈夫だ。そしてもし、アルさんに裏切られても後悔はしない。


「実は僕─」


 僕は、違う世界から転生してきたことと、ついでに、女神様から沢山の授けものを預かったことをアルさんに話した。


「はぇー!そうだったのか!てっきり俺は、東の秘境、『大和村(やまとむら)』の人だと思ってたよ!まぁ、安心しな!このことは秘密にしてやるよ!そっちの方が都合がいいんだろ? 」


「はい!お願いします!それよりも、大和村って? 」


「あぁ。俺も、ちょっと前に御者の先輩から聞いた話なんだけどな?どうやら、東の奥地に暮らす、大和村とかいう村の奴らは、珍しい名前を持ってたり、ニンジュツとかいう独自の戦闘方法を持ってるらしくて、なかなかに腕は経つらしい。まぁどこまで本当かは分からんけどな! 」


 聞く限り……日本だよな?これは、元日本人として将来行くしかない!


「へぇ~。そんな村があるんですね!行ってみたいな! 」


「行ったら感想教えてくれよ?情報提供代として! 」


「もちろんです!首をながーくして待っててください! 」


 こんな話をしている間に、さらに夜は更けていった。しかしそんなことはお構い無し。

 僕達2人はどうでもいいことを中心に話しまくっていた。

 ここまで読んでいただきありがとうございます!

 今日(12/9)は、たいへん有名な小説家の夏目漱石の命日だそうです。

 彼が訳させた「月が綺麗」って今でも使われるというか、知られてる有名な言葉ですよね!こんなロマンあふれることを行ってみたいなぁ、大成したいなぁとふと思った私でした。


 次回もどうぞよろしくお願いします!


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 恒例となりましたが、今回もTwitterID載せさせていただきます!もし興味ございましたらお気軽にフォロー等よろしくお願いします!


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