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─15─資格

 こんにちは!本久禅です!

 この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!

 そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!


 それでは本編どうぞ!

「お待たせ致しました。こちらが、新しい会員証になります! 」


 受付のお姉さんが、急ぎ気味でやってきた。

 渡された新しい会員証は、今までの白色と違い、色が緑になっていた。


「緑色になってる! 」


「左様でございます!Fが白色、Eが灰色、Dが黄色、Cが緑色、Bが青色、Aが赤色、Sが金色というふうに色が別れていて、人目で、ランクが分かるようになっています! 」


 こうして見ると、少しだけ実感が湧いてきた。そうか……。僕はこれからCランカーか……。


「なにか質問はございますか? 」


「えっと……。Cランクになって、今まで出来なかったことが出来るようになったりはしますか? 」


「そうですね。まずは、より高難易度のクエストを受注していただけます!そしてそうなると、クエスト完了報酬が増えます!多くの冒険者様は、この辺りで、大きな買い物をされる方が多かったりします! 」


「なるほど……。分かりました! 」


 よしっ!Cランクにもなったし、時間もいい頃合いだ。そろそろ帰るとするか!


「ありがとうございました!それじゃ! 」


「ちょ、ちょっと俊樹!報酬!クエスト報酬!忘れてるわよ! 」


 あっ。忘れてた。


「ごめんごめん!忘れてた! 」


「では、今回の報酬をお渡ししますね! 」


 お姉さんちょっと笑ってる。恥ずかしい……。


「宜しければモンスターがドロップした品も買取しますが、如何なさいますか?」


「じゃあこれと、これで! 」


 僕は、オークからドロップした毛皮と肉、亜種からドロップした毛皮を差し出した。

 なんとなく、棍棒は自分で持っておくことにした。いい記念だ。


「では、合計で30万アテナのお渡しになります! 」


 渡されたのは、直径5cmほどの金貨?を30枚だった。何気に初めて手にする、この世界のお金だった。


「30万!?結構行くわねー! 」


 ソフィーが驚きの声を上げた。正直、僕には価値がよくわからない。後で聞いてみるか!


「今度こそありがとうございました! 」


「いえいえ!クエストお疲れ様でした! 」


「ドールさんも、ありがとうございました! 」


「なんとことは無い。頑張ってくれよ! 」


「はい!! 」


 2人と会話を交わし、僕とソフィーはギルドの外へ出た。

 空は、綺麗なオレンジ色に染まっていた。


「ぐぅぅー」


 僕のお腹が情けなく鳴いた。そう言えば朝食べてそのまま何も食べてないや。


「何よその情けないお腹の──ぐぅぅー」


 ソフィーのお腹がなった。


「「アハハハハ!! 」」


 2人とも吹き出した!


「な、なんか美味しいものもの食べようか! 」


「そ、そうだね! 」


 2人で笑いを抑えながら、食事処へ向かった。




「染谷くん!おかえりー!それにソフィーちゃんも! 」


「トンキーおばさん久しぶりー!元気してた? 」


 トンキーさんとソフィーは、すごくファニーででフレンドリーな再会のハグをしていた。

 あれっ?ここアメリカかな?


「ソフィーちゃん!なんか食べてくかい? 」


「うん!俊樹と同じやつお願い! 」


「あいよー! 」


 トンキーさんはそういった後、厨房へと戻って行った。


「聞きたかったんだけど、30万アテナってどれくらいの価値なの? 」


 僕はレストランの席につき、気になってたお金の価値についてソフィーに聞いてみた。


「んー……どのくらいの価値かぁ。わかりやすく言うと、ここのご飯は1食500アテナくらいよ?で、宿に1泊しようと思ったらだいたい5000アテナくらい? 」


 なるほど……聞く限りは現実世界の円換算とだいたい同じくらいか?


「なるほど。だいたい分かった!ありがとう! 」


 そんな話をしていたら、料理が運ばれてきた。運んでくれているのは、朝とおなじネオンちゃんだ。


 運ばれてきたのは、パンに、大皿のサラダ、そしてデカデカと中央にそびえるのが肉!!てんこ盛りの肉!!


「うわぁ!うまそー! 」


「オークのお肉ね!絶品だよ! 」


「「女神アテナのめぐみに感謝して」」


 お肉を1口口に運ぶと、口の中で脂が蕩けた。くそぅ!オークのお肉ちょっとだけ貰っておけばよかった!!


「んー!おいひい!やっぱりトンヒーおばさんの料理はふぁいこうね! 」


 口にものを詰めながら話すため、何言ってるのかわからん!けど美味しいことは伝わってくる!!


 そんなことでちょっと後悔しつつ、お腹いっぱいになるまでソフィーと夕食を共にした。

 ここまで読んで下さりありがとうございます!

 今回は、お金の価値について少し触れてみました!分かりにくいと嫌なので、円と同じ感じにwソフィーにどんどん愛着が湧いてくる今日この頃です!

 次回もどうぞよろしくお願いします!


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