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─13─冒険

 こんにちは!本久 禅です!

 この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!

 そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々、本当にありがとうございます!


 では本編どうぞ!

「良かったね!気に入る武器が手に入って! 」


「うん!ほんとに良かった。ソフィーが、アドガーさんを紹介してくれたおかげだよ!ありがとう! 」


 本当によかった。昨日で気づいたのは、ステータスが最強なだけで、生き抜いていけるほどこの世界は甘くない。

 たとえ、魔法適性が最高だったとしても、魔法の使い方を知らなければ、直ぐに死んでゲームオーバーた。

 早くたくさんの魔法を習得して、カエラさんを助け、魔族をどうにかしなければ……。


「あっ!武器が衝撃的すぎてすっかり忘れてた!今日は俊樹に、初めてのクエストに出てもらおうと思って! 」


「クエスト?大丈夫かなぁ……」


「極大魔法並みの攻撃力持った俊樹が怖がるクエストなんてこの街にはないわよ! 」


 まぁ、確かにそれもそうか……。多分やられることは無いだろう。


「じゃあ早速行きましょ! 」


「そうだな! 」


 僕達2人は、ギルドに向かって歩き出した。




「うわぁすげぇー! 」


 ギルドに着き、昨日説明を受けた掲示板の前に立っていた。

 掲示板には、本当に、所狭しとクエスト票が貼られている。


「とりあえず、これはどう? 」


 そう言ってソフィーが取ってきたのは、【オーク討伐】と書かれた紙だった。


「昨日、俊樹が襲われてたオーク。物理完全無効だから、攻撃されて死んじゃうこともないし、何しろ、1番成長を実感できるでしょ? 」


 それは名案だ!確かに、昨日攻撃をくらっても全くダメージなかったし、昨日の借りも返したいし……。


「それいいね!オーク討伐にしよう! 」


「よしっ!じゃあ決まり!早速受付行こうか! 」


「オッケー! 」




「すみません!クエストの受注をしたいんですけど! 」


「あっ!昨日の染谷様。お待ちしてましたよ!本日はどのようなクエストを? 」


「えっと、オーク討伐のクエストを受けたいと思いまして」


「かしこまりました。会員証をご提示ください」


「はい! 」


 僕は、ギルドカードをお姉さんに手渡した。


「身分確認完了しました!ではお気をつけて!あっ!オーク討伐ですが、単体のオークを狙ってください。稀に、群れの長が、オークの亜種だったりするそうです」


「分かりました!そうしてみます! 」


「では、今度こそお気をつけて! 」


 僕とソフィーは、受付を済ませ、昨日オークに襲われた森へと向かった。




「ここら辺だったよね? 」


「うん、確か。この先は、いつオークが出てもおかしくないから気を引き締めてね! 」


「分かった」


 確かに。この森に入った瞬間、雰囲気が変わった気がする。まさに、命のやり取りがされている野生の空間。嫌でも緊張感は高まる。


──ガサッ


 草むらを揺らして出てきたのは、お目当てだったオークだった。


「俊樹、慎重にね」


「うん」


「グルゥウ」


 オークが威嚇をしてきた。それは現実世界で受けたことの無い、『殺意』だった。

 僕は、今日買った杖を手に持ち構えた。


「グルァア」


 オークは、声とともに一気に距離を詰めようとしてきた。そこを、狙い済ました火属性魔法で、胸のあたりを焼き尽くした。

 すると地響きとともに、オークは地に伏せた。体が、徐々に消えていく。

 その場に残ったのは、毛皮と肉だった。


「おめでとう!初討伐!!魔法を覚えて2日でこの精度って、やっぱり魔法適性999は違うなぁ! 」


「そんなことないよ!ソフィーの教え方が上手いからだよ! 」


 でも本当によかった。危なげなく、オークを助けることが出来た。こうして見ると、自分の成長を身をもって感じられた。


 さてさて、オークからドロップしたアイテムを回収して……そう言えば!


「僕って、アイテムボックスのスキル持ってたでしょ?あれってどう使うか知ってる? 」


「分からないけど、だいたいスキルって口に出したり、心の中でスキル名唱えたら発動するよ? 」


 そう、アイテムボックスの存在だ。すっかり忘れていた。


「アイテムボックス」


 僕がそう唱えると手の前辺りに、黒い穴みたいなのが出てきた。


「うぉっ!なんか出た! 」


「ほんとだ!これじゃない?アイテムボックスって」


「多分、そうだと思う。試しに、この毛皮入れてみるね! 」


 毛皮を、穴に近づけると良きところで吸い込まれて行った。

 次に、毛皮をイメージしながら取り出してみる。すると掴めたのは毛皮だった。

 なんてこれ便利なんだ!!


「うん!これアイテムボックスだったみたい! 」


 あれっ?ソフィーからの返事が帰ってこない。ソフィーの方を見てみると、僕の後ろになにか凄い物を見たような顔をしている。


 後ろを振り返ってみるとそこには──

 ここまで読んで下さりありがとうございます!

 今回は、初クエスト!ということで初登場モンスターのオークを倒してみました!そして、俊樹の後ろには一体何が!?お楽しみに!

 次回もどうぞよろしくお願いします!


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