あの日々は、もう二度と...
レイは、ソラが横になっているベッドの隣に置いてある椅子に座り、あの日、あの後何が起きたのかを説明し、今、ソラの立場を説明する。
まず、何故ここにヤヨがいないのか、
次に、ソラが、能力を使えると言う事。
それを、聞いたソラは、ベッドに身を任せながらあの日々を思い出した。
「おにぃー、起きてーー学校でしょ!。」
ソラがまぶたを開いたら、そこには、ヤヨが顔をのぞいていた、茶髪で艶やかな髪が印象的だった
また別のある日。
「大丈夫!おにぃ!。」
階段を踏み外した、ソラが二階から、身体を横にし、重力に従い転がっていくと、ヤヨが、大声で助けにきてくれた。
別のある日
「お部屋、片付けておいたからー」
また別のある日
「お風呂沸いたよ!」
そんな日々を思い出しソラは、レイが座っているベッドの上で涙を流した。
熱い熱い、涙を流した、こないだ味わった熱さとまた違った、暖かく、切ない、涙を、
「俺は、アイツに何か、してあげれたのかな?
俺はアイツに何か恩返しをしてあげれたのかなあ?、俺は..俺は!」
ヤヨを守りたいと、絶対に守ると、あの日、両親を失った日約束したはずなのに、
俺は...
自分の弱さを憎しみ、屈辱に思う、
布団を強く握りしめ歯と歯を強く噛み合い、再び熱い涙を流す。
「強い」と言われたかった。
「カッコいい」と言われたかった。
そして、ヤヨに
「俺がお前を守る、」と言ってやりたかった、
俺は、いつもいつも、アイツに迷惑をかけて、
何が守るだ!逆に、自分が守られてたじゃないか!
うぬぼれてた自分が、恥ずかしい。
弱い自分が、憎い。
口先ばかりの自分が腹ただしい。
色々な感情が、ごちゃごちゃに絡まっていた感情が、徐々にほどけていく、
涙で顔を汚す、
すると、
お読みいただきありがとうございます。
これから、熱い展開になります!
お楽しみに!
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