××エンド/変えられない予知夢(悪夢)
ある日の夕方、青年が横断歩道を歩く。
「待ちなさい!」
前方から、女性の声が。青年を、無邪気な笑顔で通りすぎる女の子。次の瞬間、曲がってきた車に轢かれ、女性の悲鳴だけが響き渡る。
「ハァハァ」
汗だくで目覚める青年。時計の時刻は7時15分、カレンダーの24,25,26には×印が。
ピンポーンと、チャイムが鳴る。インターホンに出ると、そこには幼なじみの女の子が。
「●●、早くしないと遅刻するよ!」
その言葉に、青年は着替えて、学校(高校)へ急ぐ。放課後になり、下校する青年。その帰り道、横断歩道を渡る。ふと、あの夢を思いだし辺りを見回すが、なにも起きない。
安心して自宅に帰り、ベットに倒れる。
「今回はただの悪夢だったか」
カレンダーの、27に赤く何かが書いてある。
初投稿でございます。