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茹だるような暑さへの不快感は突然の腹痛に通じるものがあると思う―――突然の鈍痛にご注意ください―――

最近、本当に暑いですよね………まぁ家に篭る口実には丁度良いですけどwww

 暑い。あつい……あっつい!!

 なんでこんなに暑いんだ今日!?

 灰色の時計塔がそびえ立っているが、そちらではなく時計塔の横の建物、正確にはその建物の壁にある電光掲示板に映された文字に答えを求めて目を向ける。

 俺の情けない想いを察したのかはわからないし、今に限って限りなくどうでもいいのだが、とにかくその電工掲示板が映す文字列はどうでもいいニュースから、現在の気温と湿度だと思わしき数字に変わった。

 そこまではいい、そこまでは何も問題ない。

 しかし、これは少しおかしくないか?

 件の電工掲示板に「気温38度 湿度77%」と表示されているように見えるのは、俺の目が狂ったのだろうか? それとも世界が狂ったのだろうか?

 地方都市の中心街でこの暑さ。

 首都圏に住んでいなくて良かった、などと本気で考えながら肩を落とし下を向き茹だるところでこの暑さと汗ばみ始める身体は変わらない。

 無意識のうちに足を進めていたのだろう。

 頭が鈍い音をたててソレにぶつかる。

 「……っ!? 痛っ……!!」

 突然の痛みに軽く頭を押さえながら顔を上げると

 「オアシス………!!」

 自動販売機が堂々と頼もしくそびえ立っていた。

ということで自販機さんがログインしました!!

これは自販機ヒロインフラグか……!?

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