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 あれから、10分は経ったが例の急ブレーキ以外特に問題はなく難なく運転をこなす殺人犯。この安定した運転で今まで強いられていた緊張とコンビニ寄るまでにこなしていた仕事の疲れがドッと、雪崩のように押しせてきた。本当に眠たくて、時々意識がなくなるが、それでも殺人犯と一緒という記憶が頭の片隅に貼りついているので、仮眠までにはいかない。それなら逆にずっと起きていればと思い何か気晴らしに考えれば考えるほど、頭が働くところが、もう寝なさいと問いかけているように視覚を黒に染め脳内に催眠術をかけてくるのであった。

さて、どうしたものだろうか。このまま寝てしまえばきっと楽になるかもしれないがこの非日常にそんな余裕などないので起きていたいが、睡魔がそれを許さない。うーん、これは夏休みの宿題が最終日にかかわらず大量に残っていてそれを終わらす作業に似ている。なんで、最初のうちに宿題をやらなかったのか言われるとただやる気の問題と言い訳していた自分が懐かしい。きっと、人は誰かに尻を叩かれない限りやる気など出さないだろうなぁと生まれて数20年の僕は思い老けてみる。

 だが、今回は特別でどうしようもない……と、いうわけでここは本能に任せて寝ます。

 おやすみな……『ガン!!』えっ!?

「着いたぞ」

 着いたぞって、ここはどこ?

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