第一話 炎不校の訳あり生徒。
基本gdgdです。
優しい目でみてくださると幸いですww
時の境目に位置する学園。炎上不滅学園。略して炎不校は、さまざまな訳ありの生徒達が居る場所。
その中には、鎌を使う者、何万年も生きた者、ちょっと怒りっぽい者も、居たりする。そんな平凡な学園の話である。
「カリム~!!!待てやゴラァ!」「バーカ、誰が待つか!」
この学園名物の二人は、今日も走っていた。正確に言うと無の存在を入れて三人であったりする。
(今日は、どこへ?)追いかけられている側の体の中に、声が響く。
「いろいろ!まぁ後で、あっちにいくけどねっ!」
バンッ!追いかけられている側は、重そうなバッグをかけている棒で、丁度近くにいた少年の背中を勢いよくたたいて、ふっとばした。
「「いって!!!!」」
見事に少年と、追いかけている側のおでこが、命中する。廊下にゴチンといういい音が出た後に少年の脳内に、「声」が響いた。
(ごめんねー!昼に焼きそば定食おごるから、許してねっ!)
「声」が聞こえなくなった後、少年はおでこのダメージで倒れてしまった。少年がたおれて同時に、廊下には、「ああああああーー!!」とゆう叫び声。
「あちゃー。シャリスタ大丈夫?」
一緒に追いかけていた少女(だけど一応少年)は、悔しげに涙を流す自分のパートナーに問いかける。
「大丈夫だ、ロスト。あーもうまたあいつに負けた・・・くそっくやしぃぃぃぃぃ!」
大声を出して、悔しそうに喋るここの生徒会長、シャリスタは、パートナーのロストに言う。ロストは、溜息をつきながら、見事に身代わりにされてしまった少年を背負って、一人で保健室へ連れて行く事にした。シャリスタが一緒だと、「うおお!ごめん、マジで、ごめん!」などのお決まり台詞が繰り返され、やかましいからである。
「サボリは、別にあの二人の勝手だと思うんだけどね・・・。なんで、ウチの連中はうるさく追いかけんだか・・・。」
~星降る木~ ここは、炎不校の裏にある魔力のこもった木であり、10年に一度だけこの木が流星群を降らしてくれるという言い伝えがある。
「あの生徒会長、本当おっかない!後で私に逃げられるの知ってるくせにさ。ねージェネロイド。」
先程追いかけられていた赤い髪の少女、カリムは、星降る木に登ってる最中に、自分の中にいるもう一つの存在(正確には、無の存在)に話しかける。
(お前に、真面目に授業をうけてほしいのだろう。)
カリムの相棒であり、存在を二つ持つ「者」。ジェネロイドは、もっともな意見をカリムに、述べた。
「ははっ。多分無理だね!私、ここの授業ほとんどわかっちゃってるもん!」
無理。カリムにとってこの言葉は、とても楽であった。何故かはわからないが。
「起きたら、ファレイナに、焼きそば定食、予約しとこっと。」
カリムは、一言言った後、睡魔に襲われねむってしまった。ジェネロイドは、昼まで起きないだろうと予測し、人間化して一人食堂へ歩いていった。
「塩ラーメンも、予約しとくか。」
~この学園には、さまざまな訳あり生徒たちが揃う。その生徒達をこれからしかとご覧あれ。~
続く。
私のオリキャラどもは、基本おかしい奴らばかりなんです。それで友に、「変だね」って言われることが、多いんです。
ですが、優しい目で、この小説の一話をみてくださる方々に感謝、感謝です。
有屋広希。