連休明けで学校や会社に行きたくねぇ!
◇長期休み明けは自殺者が増える
筆者:
お正月休みも残り少なくなりましたね……。
僕は正確に言うと9連休で無かったのですが、今回のお正月休み9連休と言う方も多かったと思います。
質問者:
長期連休の後、学校や会社に行きたくなくなりますよね……。
筆者:
僕は学生時代の時は長期休みの宿題を速攻で終わらせて気楽でいたタイプだったのですが、
それでも長期休みの最後は「この世の終わり」みたいな表情でいましたね。
質問者:
「この世の終わり」は流石に言い過ぎではないでしょうか……。
筆者:
いや、それがそうでも無いようです。
少し古いですが内閣府の自殺対策白書(平成27年)では、18歳以下の自殺者は夏休み明けが最も多く、次いで新年度が始まる春休み明け、3番目がGW明けとなっているようです。
「冬休み明け」は上位には無いですが、今回はGWと同等かそれ以上の長期連休なのでブルーになる方も多いのではないかと思います。
全体の年齢層では令和4年の白書を見ても5月のGW明けが最も自殺者が多い(新しい環境での理想と現実のギャップに耐えられないことが原因とされる)ことが分かっています。
◇それでも1月6日はやってくる
質問者:
少なくとも「人生を終わり」にしてしまう方々がいるという事は、何らかのメンタルに支障が出ているという事ですよね……。
どうしたらいいのでしょうか……?
筆者:
どうしたって通学、通勤しなくてはいけない日はやってきます。
そうで無くては「社会の道」から外れることになるからです。
僕が思うに「急に通学・通勤する」と思うからダメだと思うんですよね。
そこでお勧めなのが「前日から動く」ことです。
質問者:
え……前日から通学や通勤するんですか?
筆者:
いや、そういう事ではありません。
最寄りの駅やバス停、遠いならチェックポイントでもいいので歩いて行って
「1月6日以降に通学・通勤をするシミュレート」をするのです。
正直な話、今の時期寒いですから部屋の中の炬燵や暖房の効いた部屋より外に出たことが無い方も多くいらっしゃるのではないか? と思います。
そういう状況から通学や通勤となると「落差」があまりにも大きすぎるので、
外に出るのです。
引き籠り以外の方は少なくとも12月27日より前にはできていたことなのですから、
通学・通勤の中継点に行くことぐらいは可能だと思います。
質問者:
なるほど、確かにあまり外に出ませんものね……。
筆者:
体力に余裕がある方はニューイヤー駅伝や箱根駅伝に倣って走るのが良いと思いますよ。有酸素運動は抗鬱剤と同じだけの効果があると言われていますからね。
僕は1月6日をシミュレートしつつ毎日走ってもいるのであまり問題は無いという事です。
◇「嫌な奴」に対処するためには?
質問者:
でも、あまりにも相性の良くない同僚や上司やクラスメイトや先輩、先生がいると通学や通勤が嫌になると思うんですよ?
そう言った方々はどうしたら良いんでしょうか?
筆者:
これについては個々の事情、感じる感性の軽重もあるので一概にどうこう言うことは出来ませんが、
自殺するような方々は実は「真面目過ぎる」ことが原因の一つであると思っています。
何でも重く受け止めてしまうからダメージが大きくなるのです。
「テキトー」に生きている方々は案外自殺もしなければ、手前の段階である不登校や鬱病にもなりません。
意外と相手はそんなに重い言葉で言っているつもりではなく、表現能力が足りないだけの可能性もあります。
(ただ単にストレスの捌け口として利用されているだけの可能性もありますけど)
質問者:
でもそういった性格は中々変えられませんよね?
真面目な性格の方は損するしかないのでしょうか……。
筆者:
僕もどちらかと言うと「真面目人間」なわけですが、真面目なら真面目で「嫌な奴」を「真面目に分析」すれば良いと思います。
「なぜ嫌だと感じるのか?」
「相手となるべく離れるためにはどうしたら良いのか?」
「離れられないのなら、ダメージを少なくするには?」
「相手をその場だけでも喜ばせる方法は何か?」
「どうしても嫌なら離脱(転学、転職)も考えてみよう」
と色々と綿密に考えていけばいいのです。
できれば色々と紙に書き出してみて問題点を整理するとより分かり易くなります。
質問者:
真面目さを逆に活かすという事ですか……。
筆者:
基本的に周りを変えることは出来ませんが、自分の内面の状況や環境を自分から動かすことは可能だと思っています。
精神疾患を抱えることや自殺をすることの方が元も子もないと思うので、
その前段階の「問題への処方箋」を考えた方が無難だと思います。
中には問題次第ではありますけど、視野が狭く「大した問題ではない」と気づくこともあります。
色々と書き出してみてそれぞれの課題について処置することが大事だと思っています。
◇笑うか癒される
質問者:
それほど深く通学や通勤をしたくなくても、「ただ単に行きたくない」程度の方はどうしたら良いんでしょうか?
筆者:
そのレベルならばYOUTUBEなどで笑える動画を見るか、動物動画などを見て癒されることが良いと思います。
口角を上げるだけでセロトニンが分泌され、前向きな気持ちになることが出来ると言われています。
とにかく笑顔になることが前向きになる上での第一歩だと思います。
質問者:
何か色々な方法を知っているという感じですね……。
筆者:
僕はずっと「生きづらい」と思って小さいことから生きていたので、色々な対処法について考えてきました。
調べられるようになってからは色々と調べて今日まで生き抜いてきたという事です。
生きていれば必ず良いことはあると思います。
1月6日以降も何があってもめげずに我武者羅に生きていきましょう!