表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/13

クリスマス企画3

・城のパーティに行く前・


***



ニキ「レナを迎えにガルニエ家に行くと既にケインが居るし、レスカは何故かユリア様と一緒に居間で寛いでいるし、ジーニアス様はアドリエンヌ様と何故か語らっているし…何コレ、カオス」


レナ「ニキいらっしゃい、お迎え有難う」


ニキ「おう、今日もレナは飛び切り可愛いな。しかも綺麗だ。ドレスも俺が選んだアクセサリーも似合っている」


レナ「う、うん。有難う」


ニキ「(照れているところ可愛い!抱きしめたい!だが我慢だ。何だこの人数の状態は…)えーと、何故こんなに沢山人がいる?」


ケイン「おーニキ、やっと来たね~遅いよ~」


ニキ「ケイン、お前何故ココに」


ケイン「うん?僕はデュシー嬢を迎えに~。同伴じゃないとパーティ入れないから、お願いしたんだよ~いいでしょ。後はね~ニキがレナちゃんに贈ったっていうドレスと髪飾りを見に~可愛いよね~」


ニキ「…後半が本音じゃねえか」


ケイン「えーそんなことないよ~?デュシー嬢綺麗だね~」


デュシー「有り難うございます。でも口説くのはナシという事でお願いしますね」


ケイン「でしたー、とても残念だなー。ところであの人と仲いいの?」


デュシー「はい。ふふ、多分ですが」


ケイン「はー羨ましい。僕も恋人欲しいよ~」


デュシー「ケイン様ならすぐ出来ますよ」


ケイン「そうかなぁ~?微妙らしいんだよね~僕って」


ニキ「で、レスカ達は」


レスカ「ユリアとココで待ち合わせ」


ニキ「おい」


ユリア「すいません、レナのお言葉に甘えてつい…」


レナ「ニキ、駄目だったの?」


ニキ「…いや、レナが良いなら別にいい。じゃぁ、アドリエンヌ嬢はレナが招待?」


レナ「ううん、違うよ。兄さんの同伴だって。本当はジーニアス兄さんが迎えに行きたかったらしいけど、ほら、レスカ様の護衛だからここまで来たのよ」


アドリエンヌ「すいませんニキ様。お邪魔していますわ」


ニキ「あ、いや。此方こそ。…馬車出す時大変そうだな」


レスカ「そうだな。それじゃ私達が先に出よう、ユリアお手をどうぞ」


ユリア「はい、レスカ。レナまた会場でね」


ケイン「レスカ~僕達も乗っけてって貰ってくれると助かるんだけど、いい?」


レスカ「構わん。では行くか」


ケイン「やった~!デュシー嬢もお手をどうぞ」


デュシー「あら、有り難うございます。ふふ、こういうのは初めてですわ、嬉しいものですね」


ケイン「やったーデュシー嬢の初めて頂きました~」


レスカ「馬鹿者、言葉使いに気を付けろ」


ケイン「ええー?羨ましいレスカ?」


レスカ「阿呆か」



ニキ「何だか凄かったな」


レナ「ええ」


ジーニアス「すまんが先に行くぞ。アドリエンヌ嬢の父上に挨拶せねばならんのでな」


アドリエンヌ「すいません、父が是非ジーニアス様に真っ先に挨拶したいと五月蝿いもので。父はジーニアス様の練習試合を見てから大ファンになってしまったので、困ったものですわ」


レナ「ううん、いってらっしゃい。兄さんくれぐれも粗相のないようにね」


ジーニアス「分かっている。では行って来る。あーその、アドリエンヌ嬢…手を」


アドリエンヌ「はい。ふふ、本日はよろしくお願い致しますわ」


ジーニアス「ああ、此方こそ宜しく頼む」



ニキ「何だか壮絶だったな」


レナ「アドリエンヌ様相変わらず凄まじい色気だったね~、流石傾国の美姫」


ニキ「傾国の美男美女だよな、あの二人。しかもジーニアス凄く緊張していたな、気持ちは分かるが」


レナ「あら、ニキってばもう浮気?」


ニキ「そんなんじゃねぇ、大体俺は…レナ以外目がいかねーし」


レナ「ひゃっ」


ニキ「真っ赤になって可愛い…」


ディラン「げほんごほんげほん」


レナ・ニキ「「…」」


ニキ「そ、そろそろ行こうかレナ。手を」


レナ「え、ええ。宜しく頼みます、ニキ。ディラン兄さん行ってまいります」


ディラン「はいはい、いってらっしゃい。くれぐれもニキ様、レナに手を出さないように」


ニキ「ブフッ!」


レナ「兄さん!」



ディラン「皆楽しそうでいいですね~…コリンもチャッカリとヴェロニカ誘って行きましたし、少し寂しいですね~」


ビンセント「あら~!ディラン様ったらん、良い所にいたざます♪是非私とダンスを楽しみましょうね、ざーます♪」


ディラン「え、い、いや、ちょ、待って」


ビンセント「ご遠慮なさらずに、さぁさぁざます♪」


ディラン「まってぇえええええええ」



ディラン受難。

デュシーの子のティナはユイ達メイドが面倒を見ています。


***


ビンセント・マクガレン

レスカが連れて来た、ガルニエ家のダンスの先生。

レナやオルブロンには家庭教師として勉学も教えている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ