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14.竜族の血

 アーニャ、いやアーニャに宿った邪神はドラグノフの希望を快く受け入れた。

 いや、快くでは無いか。いかにも何か企んでますといった怪しい笑い声上げてたし。

 私としてはアーニャに戦っては欲しく無いのだが、邪神がそう言い始めたなら止める術は無い。

 それに何故だが、今日の邪神は普段より好戦的に思える。


 多少暴れても問題無い広さを有する魔王城の中庭で戦いは行われる事になった。

 何やら複雑そうな表情を浮かべる魔王サミュエル。

 私はアーニャが怪我をしないかどうかだけが心配だ、邪神の力は散々間近で見ているので死ぬ事はよもや無いとは思うが。

 アーニャを心配しながら見守る私の隣には、何処から話を聞き付けたか何時の間にかカーミラが立っていた。


「何時から来てたんですか?」

「ついさっきよ。こんな面白そうな見世物、見ない訳には行かないじゃない」

「……良い笑顔してますね」

「そりゃー私、楽しい事大好きだし。あ、スルメ食べる?」

「食べません」


 カーミラは他人事なのを良い事に、清々しい笑顔を浮かべながらスルメを齧り観客になる気満々である。


「それにしても……魔族の、それも四天王と呼ばれるような方がそんな庶民の食べ物を食べるなんて意外ですね」

「あら、食に庶民も貴族も魔族も無いわよ。現存する全ての食は、多数の者に支持され伝播され続けたからこそ今にあるのよ? 認められない物は時代の波に飲まれて淘汰される宿命。美味しいからこのスルメもここにあるんでしょう?」


 何だか高尚な事を言っているようだが、イカの足を口からはみ出させながら喋っていては威厳0である。


「そういえば、ドラグノフというあの魔族の女性は何者なのですか?あの魔王に対して随分と軽い口調で言葉を掛けてましたが」

「あら、貴方は以前彼女に手配されたドラゴンに乗って私の城まで来たじゃない。だったらもう答えは分かるんじゃない?」


 そうか。

 何処かで聞いた名だと思ったら、以前クレイスが言っていた名か。

 あの時乗ったドラゴンは彼女の指示でやってきたのか。


「魔族最強の称号である魔王。その称号を持つサミュエル相手に軽口利ける実力を持ってるようなヤツが、手紙で呼び出されて来たって事は?」


 彼女は先程、魔王が負けたという手紙が来たからここに来たと言っていた。

 魔王の敗北を知っているのはこの城の中でも殆ど居ない。魔王の尊厳を守る為緘口令が出されているのだから当然だが。

 あの驚き様からしてクレイスではないだろう、とするとあの手紙を出したのは魔王サミュエル本人という事になる。

 以前、カーミラから聞いた話によると魔族の世界は力が全てらしい。

 その魔王サミュエルがわざわざ手紙を直接送る程の関係を持っている。

 それ程の高い階級やら役職やらと聞かれれば…… 


「……もしかして、彼女も四天王なのですか?」

「せいかーい、竜将ドラグノフって子よ。竜人(ドラゴニュート)っていうれっきとしたドラゴンの血を引く一族よ」

「ドラゴンですか……以前見た事がありますが、本当に御伽噺で謳われている様な強さなのですか?」

「今、人間達の間で伝わってる話がどう脚色されてるかは知らないけど。伝わってる話の8割位は本当よ」


 ドラゴン。

 それは巨大な山岳と見間違える程の体躯を誇り、翼の一薙ぎで建物が簡単に吹き飛ぶ。

 ドラゴンの吐く灼熱の吐息は鉄をも容易に溶かし、鱗は名だたる名剣すら歯が立たない。

 一歩歩くだけで地震が起き、魔法による攻撃すらまともな傷を与えられないと言われており、

 過去にとある国がドラゴンを相手に戦ったと伝わっているが、ドラゴン一体を討ち取るだけで一国の軍がほぼ壊滅状態に追いやられたという。


 実際に私が見たドラゴンは、確かに体躯が大きかったが山岳と言うには程遠い小ささであった。この辺が誇張の部分なのだろう。

 しかし、一部誇張されてるとはいえ8割は本当なのか……

 どれ程の実力かは一般人である私には想像も付かないが、魔王ですら手を焼くのではなかろうか?


「おーっし! それじゃあいっちょ喧嘩しようぜ!」

「その槍……もしやガジャルグか?」


 轟音を鳴らし槍の切っ先をアーニャに向けるドラグノフ。

 対しアーニャは突き付けられた切っ先から目線を外さず、冷静に言ってのける。


「……本当、あの邪神って何者よ……あの槍の名も知ってるなんて」

「あの赤い槍ですよね? 見事な装飾がされてたので、さぞ名のある槍なのだろうとは思いましたが……有名なんですか?」

「破魔の槍、ガジャルグ。あの槍はどんな魔法でも壊す事が出来ず、どんな魔法防御も打ち破ると聞いているわ」


 どんな魔法も通用しない槍。

 それが一体どれ程の物なのか分からないが、そんな槍が実在するとすれば邪神の力でも危ないのでは無かろうか。


「ん? この槍知ってるのか? 何かすげー槍だっていうから使ってるけどあたいも良く知らないんだよな」

「ククク……この身体を慣らすには調度良い相手だ、そこの魔王なんかよりよっぽどな」

「ぐぬぬ……!」


 素人目でも分かる程の漏れ出す魔力によって、アーニャの周囲の景色が陽炎のように揺らぐ。

 アーニャの顔には、子供らしくない悪い笑顔が浮かんでいた。

 それにしても魔王なんか、ですか。

 完全に格下扱いされてる当の魔王本人は中庭の片隅で歯軋りしながら恨めしそうにアーニャを睨んでいる。

 邪神の力があるからこそそんな言い方が許されるんだろうな、と思います。


「まぁ槍の名前なんてどーでも良いや! さっさと喧嘩始めよう―――ぜ!」


 ドラグノフは切っ先を向けていた槍を振り被り、力任せに勢い良くアーニャの頭上目掛け叩き付ける。

 直後地面が天へ舞い、降り注ぐ土の雨を作り出す。

 降り注ぐ土が止むと、振り下ろされた槍の上にちょこんと立っているアーニャの姿が見て取れた。


「おぉ! ただの人間に見えたけど、これを避けるって事はやっぱ違うんだな!」


 槍を振り上げ、アーニャを空高く放り出す。

 ドラグノフの口調は所々震えて聞こえるが、目が爛々と輝いている所を見るに嬉しくて震えているのだろう。

 ドラグノフは生まれ持った背中の翼を大きく広げ、勢い良く羽ばたかせ宙へ舞い上がる。

 空に打ち上げられたアーニャ目掛け飛翔し、追いすがり、再び地面へ叩き付けるように槍を振り下ろす。


 対しアーニャはここに来て初めて防御を試みる。

 アーニャの手元から紫光が溢れ、一振りの剣が手中に収まる。

 振り下ろされた槍を受け止めるように頭上に剣を構え、撃音を放ちつつも受け止める。


 が、アーニャとドラグノフの体格差は火を見るより明らか。

 剣で受けはしたが、踏ん張りの効かない空中に留まる事は出来ず、勢い良くアーニャは地面へ叩き付けられる。


 地面が抉れ、土煙が空へ舞い上がる。

 追撃を入れるべくドラグノフは土煙の中へ急降下する。


 再び轟く撃音、それと同時に舞い散っていた土煙が猛風によって吹き飛ばされる。

 視界が晴れ、手にした獲物で鍔迫り合いを繰り広げるアーニャとドラグノフの姿が目に飛び込む。


「あっはっは! すげぇすげえ! あたいと真正面から対等に打ち合える奴がまおー以外に居たなんてな!」

「ふん、これがドラゴンの力という物か。実戦で戦うのは初めてだが、伝聞に違わぬ強さだ」


 刃を打ち払い、構えが解けた瞬間を狙いアーニャ目掛け槍の穂先が飛び交う。

 アーニャは剣を持った子供の動きとは思えぬ、時に槍の柄を蹴り軌道を逸らし、時に地に着いた片手だけで後ろに飛び退き、さながら軽業師のように両手足を巧みに使い攻撃をかわす。

 ドラグノフの振るう槍は、素人目で見ても分かるような力任せに、無造作に振り叩き付け突く。型や流派といった物がまるで見られない動きである。

 しかしこれがドラゴン、竜族の持つ血という物なのだろうか?その無造作に振っている槍の一撃一撃、その全てがとてつもなく早く、強く、重い。

 空振った槍が地面に当たればそれだけで大地が抉れ、横薙ぎする都度突風が吹き付ける。

 目で追うだけで精一杯なこの嵐のような猛攻を、まるで曲芸のように器用にいなしかわすアーニャ。

 アーニャに宿った邪神の力を持ってしても、攻めあぐねているように見える。


「あの邪神の力があるというのに、防戦一方に見えますが……」

「そうみたいね。いやー、ドラグノフが戦う所はほんの数回しか見てないけど、相変わらず無茶苦茶な動きと強さだわ」


 手にしたスルメを口に咥えながら、暢気にその光景を眺めるカーミラ。


「あの邪神も相当な手練みたいだけど、ドラグノフの戦い方には流派や構えの類が全く無いからね。達人同士の戦いだと相手の戦い方が属する流派の動きを逆算して弱点を突いたりするけど、アイツにはそういうのが無いからね。型に嵌まった考え方の相手程深みに嵌まっちゃう可能性があるのよね~。ぶっちゃけ隙だらけなんだけど、その隙を突ける程の時間を与えてくれないし。それに……」


 カーミラが突如、両者の方を注視した事に気付き、再び視線をアーニャとドラグノフに向ける。

 ドラグノフが槍を振りかぶっているその一瞬の隙を突き、地鳴りがしたかと思う程の勢いで大地を蹴り、懐に滑り込むような前のめりの姿勢でアーニャは剣を振り抜く!

 ドラグノフの身に着けている鎧を避け、素肌を晒している脚部を刃は的確に切り裂いた。


 血飛沫が飛ぶが、その足から流れる鮮血はすぐに止まってしまう。

 アーニャの手で切り付けられた脚部の傷口からは赤い煙が上り、信じられない速度で傷が塞がっていく。


「あの有様よ。あのふざけた猛攻を潜り抜けて、僅かな隙を突いてもあの有様。ドラゴンはとにかく力強くて、頑丈なの。中途半端な傷なんてものの数秒で完治しちゃう生命力。ドラゴンを殺す為には頭を潰したり首を刎ねたり、心臓を貫いたりとかしないといけないんだけど……流石にドラグノフもその辺は理解してるから、致命傷になり得る箇所だけは常に気を配ってるわね」


 カーミラがわざわざ口頭で説明してくれたが、実際に目の当たりにして言葉が出ない。

 こんなの反則だろ、こんな相手にどうやって勝てって言うんだ。


「あの回復性能が厄介な部分なのよね。ドラゴンに匹敵するような力や生命力を持った魔族は他にもいくつか居るけど、実際に戦うとあの力との併せ技で大抵ジリ貧になっちゃうのよね」

「カーミラ! 貴方は一体どっちの味方なのですか!?」

「あーあー聞こえなーい聞こえなーい」


 クレイスがカーミラ目掛け怒鳴り付けているが、子供の喧嘩かと突っ込みたくなるような言動を見せつつ耳を塞ぐカーミラ。

 そんなやり取りとは関係無く、目の前ではアーニャとドラグノフによる剣戟の大立ち回りが行われ続けている。

 僅かな隙を突き、アーニャの攻撃が的確にドラグノフの身体を二度三度と切り裂いているが、あの反則的な生命力ですぐさま完治してしまう


「おめーやるな! あたいにこう何度も攻撃を当てられるなんてさ!」


 豪快に笑いながら猛風と共に槍を振り回すドラグノフ相手に、舌打ちを漏らすアーニャ。

 邪神の力というのも十分理不尽な物に見えたが、ドラゴンという物は邪神の力を以ってしても攻めあぐねる相手のようだ。


「チッ……さっきから何度も攻撃が入ってるのに、何なんだありゃ! 魔法剣はあの槍で魔力消されるし! あの槍は一体何なんだ!」


 アーニャが口から吐き出すように声を上げるが、さっき自分で言ってなかったですか?

 あのガジャルグという槍は魔法を無力化する力があると。


「だけどそんな攻撃じゃあたいは倒せないぜ!」


 確かにドラグノフの言う通りだ。

 このまま戦い続けてもアーニャが疲弊していくばかりだ。

 邪神の力がどの程度の物かは未だに分からないが、このままではジリ貧になり、カーミラが言った通りの結果になってしまう。


 考えを巡らせているその最中、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべていたアーニャの表情が突如真顔に戻る。

 手にしていた剣は光の泡となって消え去り、心なしか目付きも鋭くなったような気がする。


「――そのようですね。さて、正攻法では無理なようなので。ここからは私がお相手して差し上げましょう」


 またアーニャの口調が変わったが、もうそんな事では驚かなくなりました。

 目頭に指を添え、眼鏡を直す仕草を見せるアーニャ。

 いや、眼鏡なんて掛けて無いのにその行動に意味があるのだろうか。


「ドラゴンですか。確かに屈強な肉体をお持ちのようですが……生憎ですね、私は貴方達の持つ致命的な弱点を知っています」


 不敵に笑うアーニャ。その眼光も自信たっぷりにドラグノフを射抜かんばかりに鋭く光る。


「凍て付け、フリーズロック」


 漏らすようにアーニャが呟いた途端、ドラグノフの腕や足、胴回りや首に身動きを拘束する氷の鎖が巻き付き、ドラグノフの身体を縛り上げる。


「んお? 魔法か! だけどこんな鎖なんかであたいを縛れると思うなよ!」


 ドラグノフの身体から周囲の空気が歪む程の熱気が立ち上り、

 縛り上げられた鎖が水蒸気となりみるみるうちにその姿を消していく。


「えぇ、知っています……汝は氷壁、名は棺。氷柱を以って我が敵を封滅せよ! アイシクルコフィン!」


 ドラグノフから渦巻いていた熱気を打ち消した上、尚余る程の冷気が周囲を包み込む。

 寒風が吹き込んだその瞬間、ドラグノフとその周囲を纏めて包み込む程の巨大な氷の柱が出現する。


「ドラゴンの最大の弱点……それは気温の変化です。ドラゴンは体温調整が苦手な為、これが最大の弱点となります」


 再び眼鏡のズレを直す仕草を見せるアーニャ。

 だから眼鏡は掛けてないのに何でそれをする必要があるんだろうか。


「……え、ドラゴンってそんなのが弱点なの? 初耳なんだけど」


 ポカーンと口を開けて訪ねるカーミラ。


「えぇその通りです。ドラゴンという種族は爬虫類と生物学的には近い部類です、その為爬虫類同様の弱点が共通しているのです」

「いや、だって私も以前ドラゴンに対してやってみた事があったけど効いてる気配が無かったわよ?」

「カーミラさん……でしたね? その時貴方が使った魔法は恐らく下級の魔法だったのでしょう。ドラゴンは屈強な肉体を持っているのですから、中途半端な魔術は通用しません。まともに有効打を与えるには最低でも上級呪文でなければいけません」


 アーニャ、いやアーニャに宿った邪神がそう解説する。

 という事はあの氷の柱は上級魔法なのか、確かにとんでもない魔法だ。

 氷柱から放たれる冷気はかなり距離の離れたこの位置まで底冷えする程の寒さを与えてくるし、

 その余波で周囲の大地は凍り付いている。


「さて、これで……!?」


 アーニャが顔をしかめる。

 氷柱が鈍い音を立てて、一本、また一本と巨大な亀裂が走る。


「汝は氷壁、名は棺。氷柱を以って――」

「おらあああぁぁぁぁ!!」


 咄嗟にアーニャが先程と同様の術を詠唱し始めるが、ドラグノフを包んでいた巨大な氷柱は遂に氷塊を周囲に飛散させつつ崩壊する。

 氷柱の拘束から解き放たれたドラグノフは正面に槍を構え、一迅の疾風となってアーニャ目掛け飛翔する!


「そう何度もさせて――」

「――我が敵を封滅せよ! アイシクルコフィン!」


 再びドラグノフの身体が巨大な氷柱によってその場に縫い付けられる。

 アーニャに向けられていた槍や間一髪、アーニャと握り拳一つ分も離れていない距離で止まっていた。

 が、ギリギリで魔法が発動した為か今回はドラグノフの頭や手が中途半端に氷柱から剥き出しになっている。


「くっそまたかよ! だけどこんな氷、またすぐに……!」


 アーニャの手に再度紫色の光が放たれ、一振りの剣が手中に収まる。

 その剣が静かに、氷に包まれていないドラグノフの首筋に当てられる。


「う……」

「さて、その氷の柱はお前の力なら数秒から数十秒あれば砕かれちまうだろうが……それと俺の剣がお前の首を刎ねるのとどっちが早いかな?」

「あ……あたいの負け、だ……降参だぜ……」


 白い歯を剥き出しにしながら勝ち誇った笑みを浮かべるアーニャに、自らの負けを認める意を示すドラグノフ。


「あー、ドラグノフでもあの邪神に勝てないんだー……もうあの邪神に勝てるヤツこの世に存在しないんじゃないの?」


 決着を見て、諦めが混じった冷めた目でアーニャを見ながら、溜息交じりで漏らすカーミラ。

 あの戦いが肉薄してたのか、それとも苦戦してたのか。

 イマイチ分からないが、最後は危なげ無く邪神の力によって勝ったように見える。


「ドラゴンと戦う機会なんてそうそう無いから相手してやったが……それとこれとは話が別だな」


 戦いの決着がつき、邪神の力の矛先が魔王サミュエルへと向けられる。


「このドラゴンを差し向けたのはお前だったな、なぁ魔王さんよ」

「いや、その」

「最近は大人しくしてるから優しく接してやってたってのに、全然反省してねぇみたいだなぁ……?」


 アーニャに睨まれ、怯むサミュエル。

 まるで蛇に睨まれた蛙の光景だ。

 クックッ、と不吉な笑みを浮かべアーニャは続ける。


「だが安心しろ、俺も鬼じゃねぇ……命だけは取らないでおいてやるよ」




 その後、サミュエルは中庭に頭だけ出した状態で三日三晩埋められたようだ。

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