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魔王ですけど何か!?①

…欲しい




…全てが欲しい




…世界の全てが欲しい




………








「遅れるっ!」




必死に階段を駆け上がる俺は、文字通り死を覚悟していた。




初出勤初日で遅刻とかありえないだろ。しかもそれがあの有名な




魔王様への宮仕えとくればなおさらもなおさらだ




俺は昔からいつもそうなんだよ、大事なところでいつもポカをするんだ




小物




自分でも嫌という程自覚しているんだが、そんな俺になぜお声がかかったのだろう?




もし魔王様の目に入って命があるなら是非聞いてみたいものだ




息せき切って、東大の赤門も小さく思える程の大業な扉をくぐりぬけ




魔王様の間、へと駈けこんだ




「失礼致します。わたくし本日からお世話になりますゴブリン村出身の○○




と申します。予定より遅れて真に申し訳ございません。」




拝謁するなり顔も見ずいきなり深々と頭を下げながらまくし立てた




怒られるのを少しでも抑える、身につけてきた処世術だった




「その処分は煮るなり焼くなりいかよう……」




様子をうかがうつもりで恐る恐る頭を上げ、そこで言葉を失った。




視線のあまりの力に圧倒されてしまったから。




興味の無い物を見る目とありありと分かるのだが、それだけで下等魔手を殺せるほど




その眼力にはインパクトがあったのだ。




針金のような黒々とした長髪、その間から見える金色の双眸




端正な顔立ちは少年を思わせるほど若かった。




しかし、オーラは比肩に値する者など無く、




明らかに魔王様と一目で分かるものであった。




「よい」




魔王様はたった一言で俺の言葉を切った。




「そんなことより早くそちらに掛けろ」




面食らった俺に魔王様が着席を促す




魔王様が指示した先にあったのは




あれは、俺が見慣れた…





…「麻雀卓!?」

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