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第一章 日本の情景の美しさ

思い出せない遠い昔、あるとき突然日本の、情景という美しさに気づいた自分がいた。春の何だか、物悲しい、緊張や不安の空気感。梅雨の歪んだ独特な空気感。夏に入ると、万華鏡のように早いスピードで変わっていく空気感。秋に入って、暑さと寒さが何だか喧嘩しているような空気感。冬になり、周りが白くなり人気が少ない空気感。


どれも、自分が体験した空気感ではない。それがわずかに一瞬で脳裏に焼きついた。それを考えているうちに、何だか空気が非常に恋しく思えてしまう。[これはなんで何だろう...]それを考える自分がいた。


本音を言えば、春は花粉がひどくて嫌だとか、夏は日焼けしたりするから嫌とか、どの季節も不満がある。がしかし、脳裏に浮かんでくるものはどれも、こんなネガティブな感情はなぜだか湧いてこない。それくらい自分の中で美化されているのだろうか。


いや違う、まだ経験したことがない憧れなのか、それとも精神的に追い詰めらているのか。


僕は深く考えた。毎日、暇な時間さえあれば。そうしていくうちに気づき始めた。本当に大事なのは、学歴でも、お金でも、時間でもなく、本音で生きることなんだと。


美しさは、人それぞれ。だが景色の美しさは特に違うだろう。自分が過ごしている場所は嫌いでも、夏というものはこういうものなんだという、誰が言おうと、絶対に変化しない自分の、情景に対する '本音'なのだと。


読んでいただき誠にありがとうございます。自由気ままに、人間と自然の短編エッセイ?をメインい書いていきたいと思います。もし、気に入ってくださった方はブックマークをお願いします!

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