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春になったら

 春になったら 芳しい 暖かな風を送りましょう。



 何時かあなたが 凍える私を 温かく 包み込んでくれたように。





 夏になったら 海へ行きましょう。



 果ての無い大海原 何処までも続く大空



 そんな広い世界の下で 小さく縮んだ私達



 子供みたいに 思う様はしゃいで回りましょう。




 


 秋になったら 連れ立って 落ち葉舞い散る道の上を



 手を携えて歩きましょう。



 いろんな色の葉の衣装を 目に付く端から身に纏いながら。




 


 冬になったら 身を寄せ合って 何時か来る春を待ちましょう。



 何時か大きく咲く事を願って 寒さの中に固く縮こまる花芽のように。





                      終

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