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還暦上海ー3

外はもう真っ暗だ。

杭州から又人が乗り込んできた。

多くの荷物を抱えたおじさんが何か言った。


「我不知道」

と答えたらどっかに行ってしまった。

テーブルとシートは散らかったまま火車は動き出した。


『あと1時間くらいか』と一息ついたとき、

黒ぶちのめがねをかけた青年がシートのめくれを直しながら、

向かいに座った。何かつぶやいたが分からなかった。


青年は散らかった新聞を手にとって読み始めた。

『もうすぐ義烏かな?この青年に聞いてみたいが』

なかなか取り付く島がない。


思い切って切符を示して、

「義烏下次、阿?」

通じたか?何か答えてくれた。


どうも本人も義烏で降りるらしい。

メモに、

『木彫工芸品、猫』

と書いて示すと。彼は名刺をくれた。


『木製民芸品 費衛』

とある。メモに”包装盒”と書く。

ケータイで動画を見せてくれたが、ちょっと違う。


『木彫猫、梟』と書いてスケッチをすると、

あっちからこっちから人が覗きにきた。


「トンヤン!」と叫んで一人が、

『東陽、吴宁鎮』と書いてくれた。



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