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還暦上海ー1

20061207

 いよいよ60歳、還暦の朝だ、上海が近い。

多くの小船が浮んでいる太陽が左手に輝いているという事は、

船は大河を南下しているということだ。


両眼はクレーンとドック。多くの船が接岸し又行き来している。

それが延々と続く。大きく大河を曲がってやっと都会が見えてきた。

さらに1時間。船が速度を落とす。上海のシンボル明珠塔だ。


間近で対岸にゆっくりと接岸する。

ターミナルは大掛かりに工事中だ。船の上から現場が丸見えだ。

プレハブで工人たちが洗濯やら顔洗ったりやら大勢いる。


皆農村からの出稼ぎでこれらの人たちが興隆中国の大底を支えているのだ。

農村戸籍と都市戸籍にはっきりと分かれていて自由に居留はできない。


これらの人々が盲流となって反政府運動になることを当局は恐れている。

相当な数の人たちが農村から都会に流れ込んできている事は間違いない。


やっと上陸して南站に向かった。中国元にはいつでもどこでも

換金できると思っていたのが大間違い。


タクシーを拾ってまずは銀行へ。ところがどこも数時間待ち。

番号札を取って待たされる。


これじゃいかんとビッグホテルで換金と思いきや、

どこのホテルでも断られる。空港は遠い。

どうしたものか?


郊外のすいてそうな中国銀行(換金はこれのみ)を探す。

やっと1時間で換金できた。これがなけりゃ何にも始まらないのだよ~。


メーターを見ると2元が95元に跳ね上がっていた。

仕方がないか、最悪のスタートだ。さあ、これからがんばろー!

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