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夕陽

20061206

 一日中船の中。二等船室は二段ベッドの8人部屋でなかなか快適である。

隣の部屋は華僑や酔っ払いがいたりして夜遅くまで騒いでいたようだ。


朝6時、まだ真っ暗だ。大庁に出てテレビを付けるとNHKが映った。

もうすぐ黄海だ。朝7時半。大声で船内放送がなる。


おかゆとザー菜、焼きそばとお菓子。お代わり自由で無料。

今日はとても穏やかでこんな日は珍しいと同室の人が言っていた。


案内所で上海の軽軌道のことを聞いた。英語も日本語も片言で、

結局筆談が一番効果的だった。


午後2時デッキに出るいい天気だ。見渡す限りの水平線。

昔の人はこうしてずっと沈む夕陽を追いかけていったのだ。


逆に、稲作も漢字も仏教も昇る朝日を目指して伝わっていった。

黄砂の影響か沈む夕陽はことのほか大きく美しく沈んでいった。

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