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僕は君の“好きな気持ちを尊重します!”

作者: 七瀬
掲載日:2021/08/09







僕には、付き合って3ヶ月の彼女がいる。

僕がずっと恋い焦がれていた女性ひとだ!

僕は今の彼女に3ヶ月前に告白する。

彼女は、戸惑いながらも僕と付き合ってくれると言ってくれた。

それまでにも、彼女には何度か告白して断られている。

それなのに、今回の僕の告白にOKしてくれた。

その理由は、僕には分からないのだけど、、、。

それでも僕と彼女が付き合えて凄く嬉しい。





・・・でも? 数日後。

彼女が何故、僕と付き合ってくれたのかの理由を知る。

彼女には、何年も好きな男性ひとがいたらしい。

その彼が、他の女性ひとと婚約をする事になった。

彼女は、その彼の事を忘れる為に僕と付き合ってくれた。

僕は複雑な気持ちにはなったけど、それでも彼女は今は僕の彼女だ!

ただそれだけが嬉しかった。





彼女と付き合って半年。

彼女と一緒に居ても彼女は僕の事を見ていない事に気づく。

きっと、いつも彼の事を考えているのだろう。

今も彼女は、その彼の事が忘れられない。

そんな事は、鈍感な僕にでも分かった。

彼女が僕と居て幸せを感じる事が出来ないなら

もう彼女と一層の事、別れた方がいいとまで僕は考えた。

僕は、彼女の幸せの為に行動を起こす事を選ぶ。

彼女がずっと好きだった彼の元へ行って、直接話をしたんだ!




『・・・すみません、急に誰だか分からない男から呼び出されて

びっくりされましたよね?』

『い、いや? 君が今の“芽生の彼氏”と聞いて、俺も会って

見たかったんだ。』

『僕も芽生さんから、貴方の事は少し聞いてました。

それに、今も芽生さんは貴方の事が好きなんですよ』

『えぇ!?』

『分かってます! 貴方は今、他の女性ひとと婚約されて

るんですよね! それでも芽生さんは、貴方の事が忘れられないで

いるんですよ』

『・・・め、芽生が、』

『はい! だから僕からのお願いです! 婚約者の女性ひととは

別れて、芽生さんを幸せにしてあげてください!』

『・・・き、君は、それでいいのか?』

『僕は、“芽生さんの貴方を好きな気持ちを尊重します!”

『君は、本当にいい奴なんだな。芽生が選んだだけの男だけあるよ。』

『・・・じゃあ、』

『あぁ、婚約者の彼女とは別れる! 俺も芽生の事をずっと忘れられ

ずにいたから、俺が芽生を幸せにすると誓うよ!』

『ありがとうございます。』

『・・・でも、君はいいのか? 芽生の事を心から愛してていたんじゃ

ないのか!』

『だからですよ、僕は芽生さんにずっと笑ってていてほしいだけなんです』

『・・・君という男は、本当に、』

『じゃあ! 芽生さんの事、よろしくお願いします』

『あぁ!』






 *




その後、彼女はあの彼と幸せに暮らしているという噂を僕は耳にした。

彼女が幸せならそれでいい。

彼女がずっと笑顔でいてくれればそれでいい!

彼女の隣に居るのが、例え僕じゃなくても、、、。

それでも、僕は彼女の幸せだけを考えられずにはいられない。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 彼女からしたら恋が成就して幸せかも知れんけど元カレどうなんだろうね 男性側からの一方的な婚約破棄でなにもペナルティ無しとも思えないんだけど まあ「彼女の幸せ」を理由にある意味見限ってる『僕』…
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