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エンディングノート  作者: 雨水 塩素
4/5

No.4 Ignaeto

アンドロイドについての記録。


この個体だけの記録らしい。それ以降に作られた個体の記録はどれも同じであった。

「私は、感情が知りたい」




殺戮や保守しか知らない無機質なアンドロイドがそう言った。



その日から、エラーが多くなった。どうも原因は、あの処分対象となっている失敗作の彼女らしい。


アンドロイドは最期まで、彼女を守り、そして命令に従い処分した。


彼女を思っての最高の最期のために。




その後は、エラーやバグが多くなりすぎて、別のアンドロイドが用意されることになった。


必要のない感情プログラムを解凍した報いであったのだろうか。



それにより彼はこれが人間の「愛している」ということを理解した。




そして、最愛の彼女がいなくなった事への「哀しみ」も理解してしまった。



アンドロイドに感情を持たせるとどうなるかという実験が影で行われており、これ以降感情プログラムが組み込まれたアンドロイドは導入されなかったと記録されている。


果たしてそれは正しい事なのだろうか?

誰も理解し、わかってはいけない事なのだろう。

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