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オークとオークと少女と老婆

修行という名の地獄を一日体験した少女アクからすれば、閻魔大王はヤマト本人だと刷り込ませるのに時間はかからなかった


地獄に閻魔大王がいるか少女のいた世界には不明だが、ヤマト自身は鬼になってでも少女アクを強くすると決意を決めていた



「……zz」


「少女よ、寝るでない」


「っ!ね、寝てないです!」


「…そうか」


地獄の体験内容はこうだ


この世界を照らす日が昇る直前を見極めたヤマトは少女を起こし、基礎的なトレーニングを始めた


山道のランニング、不安定な場所での腕立て、上体起こし、スクワット


器具がない為木々の枝による懸垂などを取り入れたメニューだ


それを昼まで行うと、昼食を摂取させ、昼寝1時間のあとに勉学をさせる


と言っても、言葉使いや目上への対応などは少々の時間で済ませ、後はモンスターへの対処方法を大幅に取り入れた


日が落ち、3つの月が斜め45度に登った頃に晩の飯を食わせ、眠る者と夜番を交代で睡眠を取るというものだった


村長家ではなく、普通の民家内で



ヤマトは半永久的稼働が可能なため、睡眠は不要であったが、人間であるアクにとっては必要不可欠であり、食事、排泄に至っては絶対とも言えるのだ


食事は、以前は缶詰で済ませていたが、ヤマト的には否定的でもあったので、朝からのランニング中、その最中に狩猟を行っていた


晩の飯時に得体の知れない動物を、ヤマトが焼いた時は不安に思ったが少女は何も不思議に思わず食していた


『村では普通だよ?』


その一言に尽きた


今後はバリエーションを増やし、食に関する興味を増やそうと思考をめぐらせたヤマトは、寝るふりをしながら夜番をする少女アクを観察していた


(少女に問題は無い、村でのやんちゃ行動は活発な女の子ならでは、と思っていたが潜在能力観点からすれば狩猟をする人間に近いものを感じ取ることが出来る…逸材とはこのことか、今後の育成方法も捗るな)


改めて観察を行い、周囲に気配を巡らしながら交代を待ったヤマトであった



──────────────────


日付がない為、日が昇る頃を境目に一日と決めていたヤマトは、次の日が昇る頃を待ち望んでいた


少女アクは30日に及ぶ地獄を体験し、周りの環境が如何に極楽であるかを認識し始め、基礎的なトレーニングを難なくクリアすることが出来た


夜番、ヤマトは少女アクに提案する


「次の日が昇る時、基礎的なトレーニングを少なめに、狩猟トレーニングへと移行する」


少女アクの身体は齢2桁になりはじめた年頃だろうか


一般的な少女であればイケメンアイドルグループに興味を持ち、友達も増え、他者から優しくも厳しくルールなどを教えてもらい、親から愛情を注がれるだろう年頃



だがそれは少女アクには縁のない話だ


強きをくじき弱きを助ける存在にさせる為、ヤマトは日が昇るのを待つが、少女アクが質問してきた


「よく分からないけど…次からは走らなくてもいいってこと?」


「否、基礎的なトレーニングは少しの時間行い、狩りや植物、地形への対応を教える」


「狩りは…男の人がやることだと思ってた」


「それは間違いだ、男がやるよりも女の方が優れている場合もある。力があったとしても使い所を間違えれば死ぬようなものだ」


実際、ヤマトは創造された時から雌という扱いであり


また、封印された世界では男女比5:5でモンスターの討伐が行われていたのだ


しなやかな体を持つ女性は、男性にない柔軟な体を生かした戦闘方法が起点となることもある為、バカに出来ないのが多々あった


それを踏まえると、女で狩猟が向いていないとは到底思えなかったのがヤマトの判断であった




「少女よ…いや、アクよ」


急に名前を呼ばれ、少女アクは目を見開く


これまで少女としか呼ばれなかったアクは自分の名前を呼ばれ驚いていた


「は、な、何でしょう!」


「狩りを教えるということは、その命を奪うということだ」


「う、うん…」


「お前に……アクに“動く物“を殺せる覚悟はあるか?」


今更ながらの質問


殺し殺される世界では少女アクがストレスとなり耐えきれないかもしれない


それを伝えようとすると、少女アクは間髪入れずに返答する


「不安はありますけど、大丈夫です!」


ヤマトはそれを聞き、そうかと返すと立ち上がる


「着いてきなさい、後見せるものを見せ、もう一度確認する」


少女アクは頭に疑問符を浮かべながらもヤマトについて行くことにした



移動から目的地までは終始無言の少女とヤマト




目的地では風がそよぐ中、地面には大草原に生える草花がなびいていた



その周りを綺麗に舐め取られた頭蓋骨、胸骨、誰かの手の骨、骨盤や太ももから足首に至るまでの骨が散乱していた


30日間を少女に基礎的なトレーニングで占めていた期間中、ヤマトは調べていたのだ



この場所を


村の人間の行方を


オークに追われ、逃げ道を失った場所を



30日間という期間だが、雨風はもちろん吹いていた


風土化せず、綺麗に形が残っていたのは幸か不幸か


「あ、う…な、なに……これ?」


「村長家に残っていた、村人の集合写真を照らし合わせた結果────」


「違う!!」


少女は叫ぶ


村人ではないという否定的なものか、質問の意図が違ったか


ヤマトは判断に悩んだ


うずくまり、頭を抱える少女を手前に、ヤマトは口開く


「質問に質問を返すのは悪いとは思うが、何が違うのだ?」


「い、いやだ!やだよぉ!!村の人達じゃないよねぇ!!」


「この骨は村人のものである、写真に残された骨格からしても…充分一致する」


ヤマトは頭蓋骨を拾い上げ、土埃を払う


肉のついてない骨には蛆がわいておらず、3つの月が頭蓋骨を輝かせた


「…少女アクよ、村では死んだ人間を如何にする?」


「やめて!!違う、違う違う違う違う違う違う違う違う!!!」


「違わない、我の解析は99%本人と同一になっている。我に間違いはない」


「それでもやだ!!」


少女アクはとうとう地面に崩れ落ち、涙を地に濡らす


ため息ひとつこぼしたヤマトだが、ふいに顔を上げる


「……そろそろ、か」


少女アクが地面に伏してる最中、ヤマトは周囲を見渡す


「少女アクよ、聞け。我々がこの場所に移動したのはこの光景を見せ、復讐に身を任せ決意を固めてほしたかった訳では無い」


ヤマトの答えは少女の泣き叫ぶ声で遮断されていたが、ヤマトはそれを無視してでも続ける


「我の剣技を見て、覚え、村人の分まで生きて生き抜いて、後世に技術を残し、そしてモンスターの屍の上で死んで欲しいからだ」


ヤマトは腰に下げていた電動刀『撫子』の柄に位置する電源を入れる


鞘のない刀の形をした剣は瞬く間に振動し、音を響かせる


「ィギッ!!な、なに!?」


フィィィィイインと甲高い音を響かせる『撫子』に、少女アクは泣き叫ぶことを止める


「少女アクよ、周囲を見よ」


「えっ?え?」


見渡すと、周囲50mに立つは肥えた腹、剥き出しの牙からは涎を垂らしたオーク達が、両手に持つ鈍器を血色に染めていた


緑の皮膚に覆われたオークたちは全裸で、イチモツを下半身からぶら下げ、ニヤけた面で近寄ってくる


およそ50体か


骨の周りを埋め尽くすオークに少女は怯える


「や、やだ!なにあれぇ!!」


「図鑑を用い教えたはずだ、オークだと」


だが百聞は一見にしかず、図鑑とは違う“ホンモノ“に、少女アクの心は恐怖を占めた



「知らない!!なんで、なんでこんな!!」


「少女の匂いがオークを呼び寄せたのだろうな、…アクよ、これを持て」


少女アクに手渡された頭蓋骨

驚き、手放そうとしつつも、ヤマトが後に続く言葉を聞いて安堵する


「それはアク、お前の父親の頭だ」


「…えっ?」


「では、そこから動くなよ?我にとってオークとやらは、弱点は知りつつも皮膚の硬度は未知数なのでな」



ヤマトはそれを言い残し、姿勢を低くして走り出す


まずは一体目、ここからが肝心だ


「『撫子』、脂ぎって嫌かもしれんが…初手全力だ」


呼ばれた『撫子』は嫌がるように振動するも、ヤマトに持ち手を握られると大人しくなった


「いい子だ────」


それは目前のオークに対するものか、『撫子』に対するものかは定かではないが


ヤマトは全力全開でオークの頭頂部から『撫子』を振り下ろした




───────────────────


風が、骨が散乱する、血色の草原を撫でる


既に1体を除く48体のオークは急所を突かれ、即死している


途中から考えを改め、一体は実験台と評して生かしたが、ダルマ状態になり、既に息も絶え絶えだった


残りの一体、50体目は詳細を聞こうとヤマトは生かしていたのだ



「そこのオーク、話せるな?」


「…من انت?」


「っ!?アラビア語か?何故だ…だが今はいい、翻訳切り替え起動」


ヤマトは日本語、英語、そして現在いる世界の言葉に適応していたが、唐突なアラビア語に心が揺らいでいた


しかしそれも一瞬、すかさず翻訳を切り替えて話し始める


「“我が何者か尋ねたな?答えはヤマト、今はそれしか答えられない“」


「“!?俺たちの言葉を解するか!!貴様…人間か?“」


「“否、しかし答えはしない“」


「“…いいだろう、敗北した俺たちに問答は出来ぬということか“」


「“……我の言葉に答えるだけでいい、なぜ村を襲った?“」


「“────魔王復活“」


その言葉に、唯一肌を露出していた眉間が歪む


「魔王ときたか…“魔王とは、随分大層な名が出たな。それが村を襲う理由か?“」


魔王の言葉を出し、少女アクはビクリと身体を揺するが、ヤマトはそれを無視し話を続ける


「“違う、今の世界領土は魔物たちの領域が減り、人間たちの領域が増えたことによる原因が発端だ“」


つまり魔王に喜ばれるためだけに領土を増やし、献上しようとしていたらしい


「“魔王とは、人類を殺し愉悦に浸かる性格なのだな“」


「“っ!それは違うっ!“」


「“…?では何だ?これ程までに綺麗に骨まで残すとなると、頭蓋骨を盃に酒を飲むような性格だと思ったが?“」


「“ち、違うが…ゥウッ!“」


「“なにか言えない事情があるようだな、分かった“…アク!」


「ひゃ、ひゃい!!」


アクは手に持っている父親らしき頭蓋骨を落とし損ねるが、瞬時に持ち直し、ヤマトの言葉を待つ


「反対側のダルマのオークを見ていろ、何しでかすかわからんぞ?」


「え、えぇ!?」


驚き、少女アクはダルマ状態のオークがいる方向に振り向いた瞬間



ヤマトは生き残りのオークに『撫子』を向ける


「“鳴かぬなら、死ぬまで鳴かせ、クソ野郎“」


「“どういう…っ!“」


言葉と同時にヤマトは『撫子』を振り上げる




腕をひとつ切り飛ばしたのだ


「グ、グアァァァアアアッ!!」


「“喋る気になったか?我はだな、我の憶測よりも他者の意見を聞き、正確性を出したい性格でな“」


「な、何!?今度は何!?」


オークの叫び声にまたもや振り向く少女アクを無視して、片腕のないオークとヤマトは話を続ける




「────“片腕無き獣よ、貴様が話す気になれて良かったよ“」




ヤマトは目じりを下げ、微笑むかのような表情をした瞬間────




──────威圧



骨一面の場を重圧がのしかかる


片腕の無いオークは、肩にのしかかる重圧に耐えながらもヤマトの顔を見るが、目を見開き歯を鳴らし



少女アクは強制的に、重圧により地に伏せられ


ダルマのオークは恐怖による雄叫びを上げる


「煩わしい、あれはもう不要だな」


『撫子』を横振りすると、ダルマのオークは首とお別れをした


地面に伏したままの少女アクは、何が起きたか叫びながら聞くと、ヤマトは素っ気なく返した


「マジックや魔法ではない、人なればたどり着ける境地だ小娘…“さて、片腕無き獣よ…話せクソ野郎(魔王は存在するのか?)“」


ヤマトの予想では、魔王は復活していないと予想していた


たどり着いた憶測は5つあったものの、確率が高いものがそれだった


過呼吸を起こしたオークだが、無理やり言葉を紡ぐ


「ハァッ…!ハァッ…!“そ、そうだ!魔王は不在だ!!なので私たちは復活の際、不機嫌にしないよう──!“」


「“それが聞ければ十分か…?いや、その言語について問わねばな“」


無理やり問に対する答えを遮るも、次の質問に移るヤマトに片腕のないオークは答える


「“わ、私たちの言葉の起源でしょうか?これは初代魔王様から授かったものでして…ヒィッ!…ヒィッ!こ、言葉がなければ不便ということもあり教えてもらいました!!“」


「“成程、では魔王に直接聞かねばならぬな…。では…“」


オークは殺されると思い、必死に目を瞑る


実際にこの、人間なのか不明な存在には恐怖しかなかった


当初、少女と不明な存在を襲う時、片腕の無いオークは後方で、なにか不具合があればハイオークたちに知らせる手筈であったのだ


オークの中でも、片腕のオークはとびきり足の速さが他のオーク達とすば抜けていた為、ハイオーク達に表では期待されていた存在だった



事態が変化したのは1体目からだった

頭頂部から入る見たことも無い一振の剣

それが見事に真っ二つになったのだ


それを見た瞬間、他の下位のオークとは別に、焦り、逃げようとしたが、瞼を二閉じ、瞬きするだけで見事に自分とダルマのオークだけが残っていたのだ


そして、今となっては生殺与奪権限を握られる始末



絶望────





その言葉がよぎると、糞尿を垂らしながらも、ゆっくり頭を地面に着け、何かに祈るように指を組む


「“い、命だけは…死にたくないぃぃいいい!!“」


オークという種族は狂ってはいない


ヤマトの回収した図鑑にはそういった言葉が羅列していた


食べ、寝、犯し、欲を満たす


そこに残虐性がないといえば嘘になるが、長生きすれば自然に一人前のオークとなり、犯した存在から子を孕ませ、その子達の上に立ち、偉くなれるのだ





オークが死にたくない理由はひとつ


認められ、偉くなり、飽くなき酒池肉林を味わいたいのだ




だが、片腕のないオークからすれば、他とは違うだけの、所詮、下位オークだ




底辺だ


ここで死ねば底辺のまま終わってしまう



だから、上を


ひたすら上を





幾分の時が過ぎたか、未だ死んだか生きているかわからなくなったオークは、我慢できずに生きているか確認するためにそこにあろうと思われた頭を上げた


だが────


「ッンヴ!!」


ヤマトの靴裏が後頭部を捉え、地面に叩きつけられる


片腕のないオークが生きた実感をしたのも束の間、ヤマトは口開く


「お楽しみは、とっておかねばならないな」


少女アクに聞こえるようにヤマトは言うと、片腕無きオークに提案(取引)する


「“お前を育ててやる、そこら一端のハイオークなんざ見下すほどにな“」


片腕のないオークの願いが叶ったのか、生き延びることが出来たのは、その瞬間からであった


──────────────────


「…ねぇ、ねぇってば!ヤマト!!」


「なんだアクよ?我はこれから片腕のないオークの育て方を考えていたのだぞ?」


確かにその通りだった


拷問の末、勢い余って片腕を落としてしまったことを悔やむヤマトは、これから先、如何程に強くしようかと思考を巡らせていた


それをアクが遮ったことで意識を外部に向け、現状を見渡す


「我を呼ぶということは大層な用事なのだろうな?」


その言葉を聞き、少女アクはビクリと身体を硬直させる


少女アクは30日間の地獄の末に、炊事から洗濯、掃除に体の仕組みから医療関係をプロレベルにまで出来るようになっており


芸術部門では絵画、俳句または短歌、食事の盛り付け技術をアマチュアレベルにまで引き伸ばされていたのだ


そういった取り組みを夜番、交代する際にしたにも関わらず、ヤマトが思考をめぐらせる前に出した指示を終わらせ、ヤマトを呼ぶということは重要な出来事があったと思えた


「何があった?」


「あ、ぅ…ぇと……オークがどこか行ったの…」


「なんだ、それなら問題は無い…む?アク、お前味噌汁の出汁を間違えてはいないか?」


「え、嘘!?」


少女アクに出した指示は料理であった


と言ってももう朝なので軽めになってしまうが、村長家や他の民家に残っていた米と味噌を用い、作成してもらう手筈だったのだが


風が運ぶ味噌汁の匂いは、醤油の代わりにコーラが混じっていた


「同じ色をしているにも関わらず、匂いも嗅がずに入れ、そのようなものをオークに飲ませては味噌汁という概念が変わりかねん」


注意したものの、現状、片腕のないオークがどこか逃げたとなれば少女アクは焦り、ミスを犯してしまうのかもしれない


そう考えると、コンロの火を止めた少女アクにヤマトは慰める


「焦りは禁物だ、油断から起こる死というのは唐突に起きるものであり、決して防ぎようがない。事態が変化しても落ち着き、対処することが大事なのだ。現に我も過去に過ちを冒してな」


「ヤ、ヤマト…」


「だがな、小腹が空いたとはいえコーラに手を出すのは間違いだ」


それを聞いた少女アクはしょげ、反省したかのように頭を垂れる


ヤマトは続ける


「安心しろ、オークは我から離れることは出来んよ……ほら」


ヤマトが指さす先には片腕のないオークが、残された腕で森林から果実やウサギなどの肉系を抱えて来たのだ


緑の皮膚を露出させた全裸で


「……?何故やつは全裸なのだ?アクよ」


「……」


オークには下半身だけでもいいので民家から服を繕い、合わせろと命令はしていた


しかし


アクは黙っていた




来たる全裸オーク

黙する少女アク


これは面倒になりそうだと、ヤマトは途方に暮れた

3ルートほどエンディングを練っていましたが今回で決めました


しかし、どうしても新しい発想が生まれず過去の偉人による作品をパクリ、アレンジしかできないのは今生きる人間の最大の難関ですよね、生きるの辛い


魔法関連のハリポタ作者やばすぎだろ

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