面白いかどうかは書いてみないと解らない
異世界転生ロマンチック
いかにもなタイトル、表紙はキザな感じの転生系主人公
チートな能力を得て、なぜか美少女に囲まれ、というお馴染みのストーリー。
「なにあんた、こんなの好きなの?」
「ちょ、なにしてんだよ!お、俺は、こんなの、好きじゃないし、
そもそもこんなの読んでるのは人生詰んだ奴か無気力童貞がすがる最後のバイブルみたいなものだから、
たまたま友達が読んでたから借りて読んでみただけで、べ、別に興味とかないし、、」
ラノベ
もはや置いてない本屋など無いというほどに世の中に浸透したもの。
俺はそれを買う、そして、隠す、
恥ずかしいからだ、
ラノベを読んでいる己を客観的に見た場合、何も能力が無く、女の子にもモテないという事を自覚する。
そういう事を他人に知られないために、隠す。
だが、そこで少し考えてみる
これは否定すべきものなのだろうか?読むのは恥ずかしいことなのか?
ここに書かれていることは役に立たないのか?
普通、本を読んだら何か得るものがある。
世の中にある本、
ファッション
食事、
趣味、
勉学、
小説やエロ本にだって価値はある、
少なくともそれを買って読んでいる人間にそれは必要な事なのだ。
ならば、なぜ、
ラノベを読んでいる事を他人に隠すなら良い。
それはエロ本を、隠す事とおなじだから、
だが、なぜ、読むことを否定するのか、
そこには一体、何が潜んでいるのか?