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結界護持承り候  作者: Kan-ei
8/19

ゆげひのつかさ 冒険譚7

一年以上ぶりの投稿です。

あまり ほかでは 読めないものを書こうとしています。

基本 異能アクションものですが ほのぼのもあります。

恭輔は、主人と使用人をその中に 隠し 玄関からまた 外に出て 広大な庭を 何かを求めて

歩き始めた。

しばらくして その何かを見つけた 恭輔は その何かを 苦味つぶした顔でにらみつけた。

その何かは、漆黒の煙を柱のように噴出している まるで 地面から水道管が

破裂して 水しぶきが吹き出るようにも見えた。

見るものからすれば それは 黒く 強く激しい怒りを巻き上げているような光景であった。

「 あちゃ~これは ちょっと大きいな・・・・誰か わざと潰したな・・・。」

恭輔は、いつものように 独り言を言いながら そのための準備を始めた。

おもむろに ジャケットの内ポケットから 三センチぐらいの小さく鈍く金色にひかる金属製のものを

取り出した。 

これこそは、瀬織の家に伝えられる法具 独鈷を手にし 手印を組む

「 オン マカラギャ バゾロウシュニシャ バザエイエサトバ・・・・コク えい!!」

気合とともに 独鈷は 三角の方陣を組んで刺さった。

恭輔は それを 確かめ おのが手を、柄杓のように曲げ 文言を唱える。

「 瀬織の名を持つものが 申し上げ奉る。

ハラエドノオオカミタチ ワガセオリノナヲモツ セオリツノヒメミコノカミ

ワレニケガレヲ オシナガセタマエ・・・・・フン!!!」

文言を言い切った 恭輔の前には、先ほど おのが手を 柄杓のようにした部分から

滝のように 清い気をした水が流れ出してきた。

そう 瀬織の家が持つ特異性とは、穢れを祓い 禊をし 気枯れの状態を修復し

黄泉の世界に帰すことをもって 家系を存続しているのである

まだ 活劇までは行きませんが

乞うご期待。

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