聖気・術式メモ
物語の最初の方(第一章あたり)では曖昧にしか扱っていないと思うのでいずれじっくり直していきたいとは思ってますが、とりあえずはそのままにしておきます。
使用可能な術
1.聖気の展開 (聖人・聖女以上が使える)
A.怪我・病気など、生物の治癒、状態の改善 (無生物には効果なし)
B.浄化 (魔物・魍魎・霊魂などを昇華させる)
2.空間への作用
A.結界 (道具と知識があれば神職の人間誰にもできる)
B.封印 (使えるのは枢機卿以上のみ)
3.秘術
すべてが謎に包まれている、古代から存在する特殊な術の集大成。
聖獣信仰に統一されてからはヴィールヴ=ハイス教団での枢機卿以上しか使えないとされている。
1.備考
人間の掌から放出されるのが一般的。有効範囲は使役者の力量次第。手をかざす、対象に直接触れる、対象に近付いて祈る姿勢を取る、などバリエーションがある。
聖気を無生物に添加すると、AとBの効果がそれに付加される(一時的にではある)。
また、アミュレット・祈祷書・聖水など、神々や聖獣と関連性の高い無生物にも聖気が蓄積される。
生物・無生物ともに聖気を蓄積できる存在を「器」とも呼ぶ。
「魂を繋ぐ歌」は聖気の展開の応用術式。元々は秘術の一つだったのを聖人聖女にも使えるように改変されたといわれている。
2.備考
封印に比べ、結界の有効期間はせいぜい数日程度と短い。普段は朝は解いて夜にまた張るもの。
他人の施した結界を解いたり書き換えたりできるが、封印は施した本人以外は干渉できない。
*水晶とは?*
教団の活動と全種類の術発動に使用できる「器」の中で最も高度で効果的。
聖気の純度が高い水晶は特殊な場所でしか発生しない。
純度の低い水晶は、一部教団でも精製されている。なお、純度の低い水晶は主に結界用にあてがわれる。
*聖気と聖なる因子*
因子は一つ一つの存在と振動を指すものに対し、聖気はそれらが固まったり共振したりはっきりとした流れ(または周囲に対する作用)を持った状態を指す。同様に、瘴気は負の因子が集った状態である。
大気中には常に両方の因子が入り混じっている。