表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ニートを夢見る脇役達の異世界解放奇譚  作者: モパ
【第3章】大戦と平和との分水嶺
86/106

【サイドストーリー】王道と奇襲③(サスサイ視点)

『まず、僕達は、


【オピオタウロスの荷車】が、ベシアセ連邦・パールス帝国・トスン連邦・マワタカ国・カバパ連邦・クパドゥ王国等、ディンエさんに好意的な国々と軍事同盟を結ぶ流れや、


クンの大陸(南の大陸)で、いち早く、サクモちゃんとレヤちゃんが設計したビニール ハウス的な物を広めて、クンの大陸(南の大陸)の食糧事情の改善に貢献する事で、

【オピオタウロスの荷車】のクンの大陸(南の大陸)での影響力の低下を最小限に抑えられるとともに、

ウグの大陸(北の大陸)やギルド本部への影響力を拡大させる計画には参加しません。


勿論、意見を求められれば……僕達の見解を話はしますが……

まぁ……今までと同じ距離感でいます。



これも計画の1つですので、ご理解下さい。』


サルクル君は、俺やディンエ様に、有無を言わさない言い方をすると話を止めた。


『でっ。


管理者へは、具体的に、いつ頃までに、ユゲミズを含めた【虹を見たい者達】の主要メンバーを処刑する為の部隊を送り込めそうか。と言う質問をしてください。


でっ。その返答を叩き台にして……


僕達が、地上にある龍脈を制御する施設から、転移装置を使ってメイン制御室に飛び、この世界(アン ナブ キ シェア ラ)を開いた世界にする予定日を確定させていきたい。と考えております。


これも計画の1つですので、宜しくお願いします。』


サルクル君は、先程よりかは、柔らかな言い回しをしたものの……やはり、俺やディンエ様に、有無を言わさない言い方をすると話を止めた。


『ごめん。

言いたい事は分からんでもないけどさぁ……冷たすぎない。』


『せやせや。

面倒臭い事は嫌や。ちゅう気持ちは分かるけど……人情。ちゅうもんも大事にせなアカンで。』


『ですな。


サルクル殿。困った時は、お互い様でございまするぞ。


これでは……この世界(アン ナブ キ シェア ラ)に来てからの善き出会いを……全て絶ち切ろうなされておるように思われまするぞ。』


サクモちゃん。プグナコちゃん。レイヒト君が、

サルクル君とディンエ様の会話に割って入って来た。



◇◇◇



『皆、そう言うと思ったよ。


だからこそ……この作戦が色んな意味で効果的なんだ。



てか……そもそも、このタイミングで【オピオタウロスの荷車】が単独で、

ベシアセ連邦・パールス帝国・トスン連邦・マワタカ国・カバパ連邦・クパドゥ王国等、ディンエさんに好意的な国々と軍事同盟を結ぶ流れを組む為に動いたり……


クンの大陸(南の大陸)で、いち早く、サクモちゃんとレヤちゃんが設計したビニール ハウス的な物を広めて、クンの大陸(南の大陸)の食糧事情の改善に貢献する事で、

【オピオタウロスの荷車】のクンの大陸(南の大陸)での影響力の低下を最小限に抑えられるとともに、 ウグの大陸(北の大陸)やギルド本部への影響力を拡大させようと画策したなんて……


【虹を見たい者達】に【貨幣の騎士】が考えると思う?


多分……そうは思わないと思う。



そんでもって、ディンエさんを他世界(パラレル ワールド)との次元の境界線上にある、次元転移装置を管理する施設に幽閉する事を最後まで反対したトスン連邦を陰ながら支えている国の1つのマワタカ国のみが、通信障害の影響を全く受けていない。



これ達の状況から、もし、僕が、【虹を見たい者達】や【貨幣の騎士】のメンバーだったならば……マワタカ国の事を徹底的に調べると思うんだ。



なので、僕達が、【オピオタウロスの荷車】が、ベシアセ連邦・パールス帝国・トスン連邦・マワタカ国・カバパ連邦・クパドゥ王国等、ディンエさんに好意的な国々と軍事同盟を結ぶ流れを考慮しながら、

地上にある龍脈を制御する施設から、転移装置を使ってメイン制御室に飛び、この世界(アン ナブ キ シェア ラ)を開いた世界にするスケジュールを立てた場合……


その事に勘づかれて邪魔をされる恐れがある。


だからこそ、僕達は……


【オピオタウロスの荷車】が、ベシアセ連邦・パールス帝国・トスン連邦・マワタカ国・カバパ連邦・クパドゥ王国等、ディンエさんに好意的な国々と軍事同盟を結ぶ流れを無視して、

地上にある龍脈を制御する施設から、転移装置を使ってメイン制御室に飛び、この世界(アン ナブ キ シェア ラ)を開いた世界にするスケジュールを立てるべきだと思うんだ。



それも……早ければ、早い方が良い。


何故ならば、【オピオタウロスの荷車】や、 ベシアセ連邦・パールス帝国・トスン連邦・マワタカ国・カバパ連邦・クパドゥ王国等、ディンエさんに好意的な国々が、【虹を見たい者達】や【貨幣の騎士】の暴走を止める為に、綿密な準備を進めている中で……


その主要人物だと推測されるであろう僕達が……


【オピオタウロスの荷車】や、 ベシアセ連邦・パールス帝国・トスン連邦・マワタカ国・カバパ連邦・クパドゥ王国等、ディンエさんに好意的な国々が、【虹を見たい者達】や【貨幣の騎士】の暴走を止める為の準備が整っていないタイミングで、

地上にある龍脈を制御する施設から、転移装置を使ってメイン制御室に飛び、この世界(アン ナブ キ シェア ラ)を開いた世界にするという事までは……

【虹を見たい者達】や【貨幣の騎士】も想定しないと思うんだ。



それに……時間をかければ、かける程、ヤスズミさん達が危険な状況に陥る可能性が高まる。


もし、彼達が……【虹を見たい者達】や【貨幣の騎士】達に捕まって、人質にされてしまったら……


いくら、ドライな僕でも、流石に……

地上にある龍脈を制御する施設から、転移装置を使ってメイン制御室に飛び、この世界(アン ナブ キ シェア ラ)を開いた世界にするという作業を進める事を躊躇すると思う。


とはいえ……彼達の代わりにヤスズミさん達を守って貰う為の戦力の宛ては無い。


そう言う意味でも、最速で、地上にある龍脈を制御する施設から、転移装置を使ってメイン制御室に飛び、この世界(アン ナブ キ シェア ラ)を開いた世界にしたい。


何故なら、【虹を見たい者達】や【貨幣の騎士】達が、ヤスズミさん達の捕獲作戦を開始する前に、、地上にある龍脈を制御する施設から、転移装置を使ってメイン制御室に飛び、この世界(アン ナブ キ シェア ラ)を開いた世界にして、

管理者に【虹を見たい者達】を処刑する為の部隊を送り込んで貰うという事は……


ヤスズミさん達の安全の確保にも繋がるからだ。』


サルクル君は、淡々とした口調で、彼の考えを丁寧に伝えてくれた。



◇◇◇



「サスサイ。


ここ(他世界(パラレル ワールド)との次元の境界線上にある、次元転移装置を管理する施設)を出る準備を始めて下さい。



サルクルさん。お考えは分かりました。


微力ではありますが……私とサスサイがマワタカ国に飛び、ヤスズミ達の用心棒をしながら、【虹を見たい者達】や【貨幣の騎士】を止める為の指揮を取ります。



また、私の権限で、サルクルさん。サクモさん。プグナコさん。レイヒトさんを、私の臨時の神仏の代理人に任命します。


そうすれば……管理者と直接、【虹を見たい者達】を処刑する為の部隊を送り込んで貰うスケジュールについて話し合う権利を得られます。



私は……【虹を見たい者達】や【貨幣の騎士】の野望をたとえ刺し違える事になっても止めて見せます。


ですから、貴女達は……この世界(アン ナブ キ シェア ラ)を開く仕事に専念してください。」


ディンエ様が、そう仰られると、神仏の代理人以上の者しか触る権限が無い、情報機器を動かされ始めた。


「ディンエ様。

お気持ちは分かりますが……危険すぎませんか?」


「分かってます。


ですから……私と貴方に、もしもの事があっても、問題が出ないように……暫定的ではありますが、サクモさん達を、私の神仏の代理人にするのです。」


ディンエ様が、吹っ切れた顔をされる。


「サクモちゃん達は、我々の世界(アン ナブ キ シェア ラ)民ではありません。


彼女達には、拒否権があります。


ですから、貴女の一存で……話を進めてはいけません。」


俺は……サクモちゃん達が断ってくれる事を祈りつつ、暴走気味のディンエ様を諭す。


『わたしは……ディンエさんの提案を受けるわ。』


『ウチも。』・『拙者も。』


『じゃあ……僕も。』


ため息をつきながら、ディンエ様の、ご提案を受け入れると返事をした、サルクル君は説得の余地がありそうだが……他の3名は腹が決まってしまっている感じだ。


そして……サクモちゃんの考えが変わらない限り、

サクモちゃんファーストのサルクル君も……答えは変わらないだろうな。



「サスサイ。


私も……オメオメと殺られるつもりはありません。


それに……これ以上、失敗を重ねるつもりもありません。



私達の古い友人にも声をかけるつもりです。


あの1人と1匹は……私と貴方が、何の抵抗もせずに、ここ(他世界(パラレル ワールド)との次元の境界線上にある、次元転移装置を管理する施設)に幽閉される事に失望して、我々の協力者を降りられました。


ですから、ここ(他世界(パラレル ワールド)との次元の境界線上にある、次元転移装置を管理する施設)を出て……私達が、再び、最前線で戦う旨を伝えたら、きっと……協力してくれる筈です。



そうそう。ギルド本部の異端児達を統べる夫婦にも協力を仰ぐべきですね。


彼達は……今のギルドの在り方に不満を持たれておられるようですからね。」


ディンエ様が、嬉々した顔で話されている。



こうなったディンエ様が、お考えを改めて貰うは……絶対に無い。


しかも……ディンエ様の、お考えを改めさせられる可能性が唯一ある、サクモちゃん達も……ディンエ様の、この決断を望んでいる筈だ。



「分かりました。

お供させて頂きます。」


たとえ……命が尽きる事になろうとも、ディンエ様だけは守り抜く。


俺は、そう決意しながら、ディンエ様に返答を返した。

評価や感想やレビューやいいねを頂けたら有り難いです。

頂いた感想には、出来る限り答えていきたいと考えております。

宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ