表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

開発

ごめんなさい。順番を間違えてました

VR装置から離脱する。


 テーブルまで行くと、メモ書きが。


「ふむ、帰ります、か。」


 隣には色どりが良く美味しそうなおかず。俺の好みがよくわかってるじゃないか。


「いただきます。」


 ご飯を食べてそのあとは何もせずに寝た。


 翌日


 朝早くからログインする。時刻は四時……誰もいないな。


 しかし、昨日の内に周りの木は伐り終えたのか……。仕事が速いな。


 乱雑に散らかった木々を一か所にまとめておく。昨日はSTRが足りなかったから手伝うことが出来なかったがレベルが上がった今は出来る。


 今日行うことはあのクソ鹿の討伐とこの辺の散策だ。そのために先ずはレベル上げを行う。とりあえず20レベルまでが目標かな。


 森を歩いていると前方に緑色の肌をした魔物がいた。ゴブリンだ。数は10体。丁度いい。


『菊』×5


 昨日と同じようにはめるぞ。


『レベルアップしました。』


『レベルアップしました。』


 楽だ。何もしなくても引っかかってくれる。流石は最弱と言ったところか。もっと居てくれ。



 そう言ったのが悪かったのだろうか。それから、魔物は一向に出てこなかった。


 ゲーム開始から二時間、やっと魔物を見つけた。


 滑らかな流線形をした形。そう、スライムだ。


「当たりだーーー」


 このゲーム、スライムは当たりなのだ。ゴブリンよりも強いが、経験値も多く、ドロップもいいらしい。


『牡丹』


 そして何より、魔法に弱い。

『牡丹』一撃で沈むのだ。



『レベルアップしました。』


 ゴキブリは一匹見つけたら十匹いると言われそれはスライムも同じ。


 まとまっていたスライムを狩っていく。


『レベルアップしました。』


 10レベル目。


『スキル【ネズミ花火を獲得しました。』


『エデンのすべてのプレイヤーがレベル10になりました。ランキングシステムが解放されます。』


「え!?」

 最後だったのか……。なんのランキングかは知らないが、どうせ最下位なので見ない。


 それよりもねずみ花火だ。


【ねずみ花火】 消費Mp100。偵察用花火。花火が爆発したら終わり。対物にしか爆発がきかない。


 なるほど。今必要ないが便利だな。やっぱり、今必要ないな。大事なことだから二回言った。


「レベルまた上げなきゃいけないのか。」



 そこからは地獄の始まりだった。とにかくレベルを上げる。3時間かけ何とか15レベルまで行ったときそれは起こった。



『15レベルに到達しました。これにより村から5キロメートルのモンスターで得られるものはなくなりました。』


 まじか、ってことはあの化け物をやっぱり倒さなきゃいけないんだよな。どうすんだ……。


 ま、それはみんなが集まってくる夜に考えるとして後はステータスの確認だな。


 オトヤ 種族:獣人 lv1


 HP 3500

 Mp 2000


 STR(筋力値):80


 INT(知力値):120


 DEX(器用値):110


 AGI(敏捷値):150


 VIT(防御値):30


 MND(精神値):110


 使用可能ステータスポイント 150


 職業:花火師


 スキル


【菊】lv1 設置持続型の技でこの技をくらうと毎秒固定ダメージを受ける。最大でSTR×100%10秒間継続。


【牡丹】lv1 単発の技 200ダメージ。


【ねずみ花火】


 さあどうふるのが正解だ?


 ま、取りあえずはAGIとDEX上げるか。速さだけ上げても詰まる未来しか見えないし。

 結果こうなった。


 STR(筋力値):80


 INT(知力値):120


 DEX(器用値):210


 AGI(敏捷値):200


 VIT(防御値):30


 MND(精神値):110


 馬鹿をやった気がするが直すことはできない。これで良いだろう。


 ゲーム開始から5時間が経過した。流石にヤバいので一回閉じる。


「ログアウト」




【ファントム・ガイア公式スレ】


 253:名前 名無しの開拓者

 まじでやばいよ5㎞から外。


 254:名前 名無しの開拓者

 それなwww。三回死んだわ。


 255:名前 名無しの開拓者

 まだいい方だ。俺なんかスタート地点が村から10㎞離れてた。


 256:名前 名無しの開拓者

 草


 257:名前 名無しの開拓者

 草


 258:名前 名無しの開拓者

 良く生き残れたな。


 259:名前 名無しの開拓者

 死にまくりよ。


 ………

 ……

 …


 666:名前 名無しの開拓者

 まだあれの討伐成功を聞かないんだが。


 667:名前 名無しの開拓者

 他力本願でブーメラン


 668:名前 名無しの開拓者

 中々でないでしょ。


 669:名前 名無しの開拓者

 ランキング見て見ろ。エデンってところが今一番発展しているらしいぞ。


 670:名前 名無しの開拓者

 発展(レベル1)


 671:名前 名無しの開拓者

 と言っても、その中じゃぶっちぎりだぞ。これは本格的に進めた方がいいと思う。


 672:名前 名無しの開拓者

 同意


面白いと少しでも思ったら評価お願いします。

広告の下の☆を押すだけでいいので。

物凄くモチベになり、書くスピードが上がります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ