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王太子殿下のご両親

意外と簡単に認めてもらえた

「じゃあ正式に婚約者になるために父上と母上に報告に行こう」


「は!はい!」


緊張するなぁ。元平民の成金貴族なのに大丈夫かな。認めてもらえるかな。


「大丈夫。僕の気持ちは既に父上と母上には伝えてあるから」


「そうなんですね」


でも緊張するよー。誰か助けてー!


「エルシー」


「?はい」


ミーリク殿下の方を向くと突然ちゅっとキスされました。ふぁ、ファーストキスです!


「な、なっ!」


「緊張しているエルシーが可愛くてついな。…緊張はほぐれたか?」


「は、はい…」


緊張をほぐしてくれたんだ…ミーリク殿下はやっぱり優しい。でも別の意味でドキドキしちゃうよー。


「顔、真っ赤。可愛いな、エルシー」


わー、美形に言われると余計に恥ずかしいー!でもミーリク殿下の気持ちが嬉しい!


「さあ、転移魔法で父上と母上の元へ行こう」


「はい!」


ということで国王陛下と王妃陛下の元へ転移魔法を使ってきました。


「父上、母上、ただいま戻りました」


「ああ、お帰り、ミーリク」


「そこのお嬢さんがエルシーちゃんかしら」


「は、はい!はじめまして!アリス・ウォーカーです!よろしくお願いします!」


慌ててカーテシーをする。だ、大丈夫かな?何か失礼はないかな?


「いやー、やっぱりミーリクはエルシーちゃんを選んだかー」


「エルシーちゃんと仲良くなってからいつもいつもエルシーちゃんの話ばかりだったものねぇ」


え?そうなんだ…嬉しい!


「今日は正式に婚約者になるために父上と母上に報告に来ました」


「じゃあ、一週間後にお披露目式をしましょうか」


「そこで正式に婚約者として発表しよう」


「父上、母上、ありがとうございます」


「エルシーちゃん。王太子妃教育は辛いものがあるけれど、ミーリクと一緒に頑張ってね」


「は、はい!頑張ります!」


どうやら無事認めていただけたようです!よかったー。

お披露目式はどうなるのかな?

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