宣伝:残念中文(エセ中国語)募集します!
2020年に東京オリンピックを控え、日本では各方面で急ピッチで準備が進んでいる……はずなのだが、翻訳という分野は特に対応が遅れているのではないだろうか。「Engrish(アジア人などに典型的な間違った英語を皮肉った言葉。日本人・韓国人が『L』を発音できないことからEngRishと呼ばれている)」という言葉が人口に膾炙して久しい。英語でさえ間違いだらけなのだから日中翻訳に関しては更に悲惨な状況だろう。
以前もこのエッセイでさらっと触れたが、あの奇天烈ぶりから想像するにおそらく日本の町中はヘンテコな中国語で溢れかえっているに違いない。
そうした間違った中国語を中原は勝手に「残念中文」と命名している(『残念』という言葉は中国語には本来ないのだが、これも最近日本人の影響で使われるようになってきている)。
そんなわけで日本に滞在している中国人の皆さん・日本人で中国語を勉強している皆さん、「こんなヘンな中国語見つけたぜ!」というのがあったらぜひコメント覧で報告してほしい。今後のエッセイで取り上げていきたい(できたら正しい翻訳をつけて返答する、という形で)と思う。




