#3 『CHANGE』変化
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何事もない一日。
それはそれでいいのかもしれない。
だが、人生には新たな何かが必要だ。
自分がどんなに頑張っても同じことなのかもしれない。意味などないのかもしれない。
でも、やらないまま後悔するのだけはごめんだ。
朝食のトーストを口にする。
イチゴジャム塗りだ。
はむっ。
うん、結構美味しい。
ちなみにパン自体も自分が作った。
…………うん。
〇〇〇〇〇
気がつくと、勝手に足が大学へ向かっていた。
もちろん、彼女がいるとは限らない。
でも、もしかしたら、ほんの少しの可能性だが
居るかもしれない。
もしかしたら、もしかしたらだけど彼女は…
〇〇〇〇〇
時間がたった。
「はあはあ」
ここまでかなり走ってきたから、息がなかなか続かない。かなり疲れる。
そうだ、彼女は!?
辺りを見回す。
キョロキョロ
水篶さん、水篶さん、
!!!
いた。
セミロングスカートを着たあの人水篶さんがいた。
「水篶さん!」
思いきって声をかける。
「……また、あなたですか。何度も言いますが私はですね…」
「嘘だ!」
「!?……どういう意味ですか?」
「あなたは毎日をつまらなさそうにしていた。でも本当はそんなことなんて無かった。あなたは…」
「やめて…」
「あなたはずっと来ていたじゃないですか!」
「やめて…」
「ここに、この…」
「やめてください!!!!」
「学校に!!!」
「!!!…………」
口ごもる彼女。やっぱりそうか。
「何だって、何だっていうんですか、あなた!!!私は他にすることがないから大学に来ているだけだから、他に意味なんてないですから!」
身体が震えている。
無理することなんてないたのに。
「一人でそうなんでも抱え込まないでください!
あなたは…決して一人じゃないんですから、僕が、
僕がついてますから」
「どうしてですか、何故?あなたは…こんなにも
優しくしてくれんですか?」
……………
「あなたのことが好きだから」
「!!」
「あの日、あの時、あの場所で僕は思ったんです。
あなたのことが好きなんだって。」
突然、突風が吹き大学の桜が枚散る。
ゆっくりと、ゆっくりと、
「………バカな、人」
涙を流しながら、篠原は微笑む。
「バカですよ、僕は」
あなたの笑顔を守ることしかできないバカな男ですよ。
これが、二人の、
葛城永斗の人物語に起きた
ー変化だった。
#3『CHANGE 』 変化END.
#4へ続く
どうでしたか?次はまさかの…!?といった内容です、お楽しみください。