表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

Page1『出会い~~からのお嫁さん願望!』

まだ愁は出てきません。

ていうか、長い文章がまだ書けません。

じわじわ、じわじわ行きます。ご容赦を。

桜が見慣れない通学路を華やかに彩る4月8日────



履き慣れない真っ白なスニーカーを履き、

学校指定の真新しい鞄を肩に掛け、

トレードマークの長めの黒髪を風になびかせながら、

その歩き慣れていない道を、一歩一歩踏みしめている。


これから通う『私立 翔蘭学園』に向かって。




そう、僕『柊 遥』は高校生になりました。







……家庭の事情でウチには父親がいない。

いや、正確には『もういない』の方が正しいのか……


僕の母親である『柊 司』(ヒイラギツカサ)は

昔から仕事に生きる人だった。

一流の国立大学を卒業後、一流企業に就職し、

努力して社長秘書にまで登り詰めた。

本人は『全然大したことない』とか言ってたけど

正直、その会社は名前を知らない人がいるのか

疑問に思える程有名な会社で、この不景気でも社員への

教育が行き届いてるのか、相当運がいいのか

知らないけど、ここ最近ずっと黒字を

保ち続けているらしい。

そんな大企業の社長秘書だ。生半可な努力では

到底辿り着くことなどできないはずだ。

かなり陰で苦労してきたに違いない。


ゆえに僕は自分の母親を誇りに思っていた。

仕事人間で少し感情性に欠けた母親だったけど

そんなものは母親への尊敬の気持ちに比べたら

とても小さいものだった。


これは後から聞いた話だけど、母さんは

入社三年目で社長秘書になるという偉業を

成し遂げたらしいんだけど、その年の末に

いきなりある男性からプロポーズされたらしい。

元々気は強いけど、よく見ると息子のひいき目を

抜きにしても、母さんは相当の美人だと思う。

しかもスタイルも抜群でその上、さっきも

言ったけど頭も良くて仕事もできる人だ。

当然、言い寄る男どもは後を

絶たなかった(らしい)。


けど、どいつも金目当てかもしくは

母さんのカラダ目当てだったらしい。

(母さん曰わく)下心があるのが丸分かりだったとか。


しかしそこは仕事人間である母さん。そいつらの

プロポーズや告白、食事の誘いなどは

全て断ったらしい。必ず最後に

『私には仕事がありますから』という言葉を残して、だ


う~ん、でも流石に鉄仮面の母さんも何度も

そういうことを言われると、結婚のことも少しは

意識してたみたい。


そんで、その中にある一人の男性(さっき言った年の末にプロポーズしてきた人ね)がいたらしいんだけど、その人だけ、断っても断っても何度も

アタックしてきたんだってさ。

で、結局6、7回目くらいで母さんの方が

根負けしてプロポーズを受け入れたんだって。

で、最終的にはできちゃった婚でゴールイン。

まぁ……そのできちゃった婚で生まれたのが

僕なんだけど…………。


まぁそれで最後には子供(僕)も生まれて

めでたしめでたし─────





では無かったんだよね………





まぁこの話は長くなるんで

また次の機会ってコトで。





………ふぅ。流石に遠いなぁ。

やっぱり隣町から歩くのは無謀だったか……(・_・;)


うぅっ……てゆーか、やべぇよコレ。



道に迷ったじゃねえか……(T_T)


うぅっ……くそぅ。こんなことなら地図でも

持ってくるんだったぁ!!!!


あ、でも家にあるのって世界地図だけか……

流石に世界地図で日本の学校探すのは

難易度が高すぎるな……

うぉーーどうしよーー!!これじゃ初日から

遅刻しちゃうじゃねーかぁーー!

ああああああここここんなときはどうすれば

いいんだあああああ!!

はっ!こんなときこそ

『超高性能何でもできるよスマートフォン!』で

道を探せば……………!!!






『充電しやがれ』





………ええええええ!!!なんでこんなときに

限って電池切れなんだよよよよ!!

タイミング悪すぎだろおい!!しかも何で

命令口調なんだよ!ご主人様に逆らうのかオイ!

なんだ!?反抗期か!?反抗期なのかオイ!

そこから大人の階段上っていくのかオイ!!

てめえはまだ思春期も超えてねえ青二才だろうが!

大人面してんじゃねーぞ!



「あのぅ………」


 


あーもう!どんだけ運悪いんだよ僕は!!

多分運の悪さの世界大会あったら僕いいとこまで

いくよ!?いや、むしろもう優勝まで

いっちゃうかもよ!?優勝したらインタビューで

「今回の勝因は何ですか?」ってきかれたら、

どや顔で『今までの努力のおかげです』って

答えるね!………努力で運が悪くなるかい!!



「あのぅ………!」



そもそもリンが悪いんだ!

『お兄ちゃんなら目隠しプレイしながらでも

行けるよね~?ニヤニヤ』とか言ってハードル

上げちゃうんだもん!目隠しプレイはないに

しても他の手段とることが出来なくなっちゃったじゃないか!な~にが『お兄ちゃんなら大丈夫!

アタシ信じてるから!』だ!くっそ!あんな

見え透いた笑顔に騙された自分が恥ずかしいわ!!




「あ、あのっ!」


ようやく声に気づいた。そしてその方向を

見ると、そこには同じ翔蘭学園のブレザーを着た

女の子が震えながら立っていた。


……えっ?僕?


「は、はい!こ、これ!落としましたよ!」


そう言って女の子は僕が落としたであろう

ハンカチを差し出してくる。


あ、ありがとう。

とりあえずお礼を言わなくては……。


「い、いえ!どどどどういたしまして!」


しかし、この子口下手だな。こーゆー子が俗に言う

『コミュ障』ってやつになっちゃうのかねぇ……



……ふむぅ………ちょっと面白そうだな。ニヤニヤ

(この頃の遥にはまだSっ気がありました)


ねぇ、君も僕と同じ翔蘭学園の制服だけど、

やっぱりこの時間に通うところを見ると、

君も新入生なの?


「え!?あああははいっ!わ、私もそうどす!」



おーい。慌てすぎて京都の祇園言葉みたいに

なっとるぞー。


「え!?あぁ!すいませんすいません!

わ、私は東京生まれでしゅ!はいぃ!!」


いや、そこまでは聞いてないんスけど……汗

あと少し落ち着いたら……?(^◇^;)


「ふぇっ!?あ、すいません……!ど、どうしても初対面の人と話すと緊張してしまって……!」


あー、ありますよねそういうの。僕もわかりますよその気持ち。やっぱり緊張しますもんね、初めてだと。


「は、はい……。緊張します。」


ようやく落ち着いたようだ。うーん……しかし

これで終わりというのも味気ないなぁ……

………よしっ。



ねぇ、君。


「は、はい!!?」



いちいちリアクションが面白いなーこの人。

見てて飽きないタイプだわ。笑


えーと、助けて貰ってなに返さないのもアレなんで

なにかお礼を……


「あっ!いえいえ!そんないいです!

た、大したことしてませんしっ!」


いえいえ、大したことじゃなくても一つの

恩を貰ったわけですから。やっぱりそういうのは

しっかり返さないと気が済まないんですよね僕。


「え……いや……でも……」


大丈夫ですよ。あとからどうこう言うつもりも

ありませんし、僕が何か一つあなたの言うことを

聞くだけですから。


「あ……そうですか」


えぇ、そうですとも!さぁ言って!出来ればあまり

時間のかからないもので!!こっちは初日から

遅刻するわけにはいかないんで!!ホントに

遅刻したらやばいんで!!僕の高校生活が

かかってるんで!



はい。なんでもどうぞ。ニコッ


「え……っと。じゃ、じゃあ………」


あーもう!じれったいなぁ!早よ言えよ!!

なんで急にモジモジしてんだよ!そんなに

言いにくいことなのかよ!いくらなんでも

恥ずかしがりすぎだろ!そんなんじゃ社会行ったら

苦労するんだぞ!!



はい。なんでしょうか?ニコニコ














『わ、私をあなたのお嫁さんにして下さい……!』





………………は?






遅刻確定。そして今日もいい天気だ。



page3に続く────。



はい皆さんどうも泉です。

『従順ドMの黒歴史』第1回目です。


まだここでは純粋でSな遥しか出てこなくて

愁も出てきてません。しかもなんか雰囲気がただの

ギャルゲーみたいでBL要素が皆無です。


多分愁が出てくるのは次の次(早ければ次)

くらいです。すいません(^^;)



そしてしまいにはいきなり遥が告白されてます。

リア充です。羨ましいです。死ねばいいです。

ごめんなさい、嘘です。


まぁなんとか頑張ってなるべく早くBLに

持ってけるように頑張ります!

それまでしばしお待ちを!


それではそろそろ失礼します。また次回。


by泉

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ