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未開異世界ソロキャンプ ~旅とキャンプとのんびりスローライフ~  作者: 三毛猫みゃー


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第24話 キャンプメシってカロリー高くない?

 最近思うことがある。キャンプメシは美味しい。それはいい。それはいいのだけど、キャンプメシってどれもこれもカロリー高くないですか?


 さて本日のキャンプメシは、お好み焼きです。どこがキャンプメシなんだってですか? テントを張って外で作れば何でもキャンプメシになるんですよ(暴論)。


 お好み焼粉って便利。まずはキャベツを刻みます。ボウルにお好み粉を入れて卵と混ぜます。天かすを入れて刻んだキャベツを入れてまぜまぜ。後はフライパンで焼くだけ。途中で豚バラ薄切りを乗せて焼けたらソースとマヨネーズをかける。最後にお好みで鰹節と青のりをかければ出来上がり。


 キャベツたっぷりのお好み焼きが完成。一つじゃ足りないのでシルフィーナとグランディーネの分も作る。そして毎度おなじみのビールで乾杯。今回は食後の枝豆も用意しておいた。暫くはヘルシー(謎)メニューで行こうと思う。


 べ、別に体重が増えたとか、お肉がついたとかじゃないですよ。家に体重計が無いので体感だけど、増えていないはず! 毎日マウンテンバイクで長距離を走っているのだから太るはずないじゃないですか。


 唐突になぜこんな事を考えているかというと、市から健康診断のお知らせが来ていたからだ。今の私は無職だけど国民健康保険を払っている。そのために三十代健診のお知らせが来たというわけだ。


 暴飲暴食はしていないはずなので、きっとたぶんぜったい問題はないはずだけど。健康診断が終わるまでは、あまり肉肉しいものは食べないように気をつけるつもりでいる。



「朝ご飯できたよー」

「はーい」

「いただきますわ~」


 本日の朝食は食パンにマヨネーズで土手を作り、その中に生卵を入れて焼くだけの簡単なやつだ。こがしマヨトーストというらしい。まあこれだけでは足りないのでソーセージも添えておく。あとはちゃんとサラダも食べている。


「今日は休みにしてゆっくりしようと思う。毎日移動するだけっていうのもね。シルフィーナとグランディーネも好きに過ごしていいからね。あっちに行くなら送っていくから」

「んーわたしはこっちでいいかな」

「わたくしはあちらに戻りたいですわ~」

「それじゃあグランディーネは後で送っていくね。迎えは必要? 明日の朝にはあっちに行くけど」

「夜のご飯にはもどりたいですわ~」

「あ、うん。夕方に迎えに行くね」


 今日は久しぶりに家の掃除をしようとおもう。ほぼ毎日、朝から夕方までマウンテンバイクで移動していたのでちゃんとした掃除ができていない。それにそろそろ買い物にいって冷蔵庫の中身を補充しておかないといけない。あとビールも。


「今更だけど、今後は二日異世界で過ごしてその次の日は家で過ごすことにするわ」


 今更になるけど、休日を設定していなかったことに気がついた。毎日代わり映えのしない草原をひたすらマウンテンバイクで移動するのに飽きてきたというのもある。とはいえ、家にいてもこれといってやりたいことがないのだけど。


 グランディーネを異世界に送り戻って来た。まずは家の掃除からはじめる。家中のふすまと障子を開けて、窓も全開にして換気をする。はたきで溜まった埃を落として掃除機を使って埃を吸い出す。部屋の掃除が終わったら台所とお風呂場、そしてトイレも掃除する。


「こんなものでいいかな」


 掃除を終えたところで時間を確認するととっくにお昼は過ぎていた。


「ごめんシルフィーナ、お昼過ぎてたみたい」

「んーだいじょうぶ」


 そう答えたシルフィーナの手にはスルメが握られている。どうやら私のつまみを見つけて勝手に食べていたようだ。まあいいけど。私もシルフィーナの横に座り一緒にスルメを食べる。もうお昼はこれでいいかな。


「それでシルフィーナは何をしているの?」

「ヨウツーブに動画をのせているのよ」

「いつの間にそんなことまで」


 私はシルフィーナの手に持たれている小さなスマホの画面を見る。そこにはいつ撮影したのか、私の知らない景色が映し出されていた。


「そんなのいつの間に」

「オトハがご飯を作っている時よ」

「そうなんだ。それにしてもすごい映像だね」

「そうでしょう。PVの数もすごいのよ」

「画面が小さくてそこまで見えない」


 仕方がないので自分のスマホを取り出してシルフィーナのヨウツーブを開く。一番再生数の多い動画を見てみる。再生されている動画は、モーモーの群れと大きなイノシシの群れがぶつかりあっている物だった。音も入っているために大迫力だ。


「すごい迫力ねって、再生数一万を超えているのね」

「登録者も千人を超えているのよ。だけどまだ再生時間がたりないから収益化はできないみたい」

「そうなんだ……え? 収益化するつもりなの?」

「まだいいかなー」


 あれ? もしかして私よりもシルフィーナのほうがネットに詳しい? それにしても異世界のことを写真に撮ったり動画にしようとは思ってもみなかった。さらにそれをヨウツーブにのせてているなんて。シルフィーナは一体何を目指しているのだろうか……。


 そういえばお酒を飲んでいた時に、ここの住所や口座番号を聞かれたような……。もしかしてこれのために聞いていたのだろうか? あまり変なことはしてほしくないのだけど、なんだかもう色々と手遅れな気がする。

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