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紡ぎ、紡げば、紡ぐとき  作者: 大場冥加
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ニンゲンニガテ

野菜全般が苦手なくらいなら

生きてゆくことが出来るけど

人間全般が苦手だったら

生きてゆくことが出来ないね


野菜嫌いが許されて

人間嫌いが許されない

生きてゆくためには

苦手を受け入れなくちゃ


睨まれ睨まれ睨まれ

睨まれてしまったなら

どう好きになればいいのだろうか

舌打ち舌打ち舌打ち

舌打ちをくぐり抜けて

近づこうとするなんて

無理だよ無謀だよ


みんなは宇宙人と対峙したら

震えてしまうよね

僕は人間でそれになる

震えてしまうんだ

みんなは宇宙人と

仲良くなれるというのか

協力できるというのか

愛し合えるというのか


スポーツすべてが苦手なくらいなら

生きてゆくことが出来るけど

生き物ほぼすべて苦手だったら

生きてゆくことが出来ないね


スポーツ嫌いはそれほど

生き物嫌いはかなり響く

生きてゆくためには

心を結びつけなきゃ


追われて追われて追われて

追われてしまうんだよ

怪しい人とか悪人とかに

逃げても逃げても逃げても

逃げても人はぞろぞろ

近づかなくても来るよ

だから接しなくちゃ


みんなはグリズリ一と出会ったなら

慌てふためくよね

僕は人間でそれになる

慌てふためくんだ

みんなはグリズリ一と

向かい合いたいと思うか

打ち解けられると思うか

無傷でいられるもんか


苦手なものがたまたま

人間だっただけなのに

それだけでこの世界で

生きにくくなったよ

人との関わりが必須な

この世界ではもうひとりで

生き抜いていくことなんて

ほぼほぼ無理と言っても

誰も否定しないだろうね

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