表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紡ぎ、紡げば、紡ぐとき  作者: 大場冥加
39/100

愛を知る度に

裸だったシンプルだった

何もなかった

心から人生を素直に歩んでいた

だけどそれは最初だけのお話

本当の自分はもういなくなった


誰かと出会ってゆく脳が埋まってゆく

悪知恵も柔軟性も身についてゆく

本来の姿を晒せている人なんていないよ


悔しさが自分を自分でなくさせる

愛しき人が自分を自分でなくさせる


愛を知る度に哀を知る度に

恋を知る度に濃いを知る度に

消えてしまうでしょ本当の自分は

経験値というぺンキが掛かって

それが重なって厚みが生まれて

誰かの色とカタチになってゆくよ


無心だったそのままだった

まっさらだった

考えるのではなく感じて進んできた

そんなものは今は出来るわけない

染まってる自分が普通になったよ


大人に登ってゆく蓄積されてゆく

吉報も悪いニュースも取り入れてゆく

遮断しないかぎり色を変えられて

しまうんだよな


悔しさに変えられるのも素直なのか

愛しき人に変えられるのも素直なのか


肺を満たしたりハイと発したり

灰に変わったり這いつくばったり

愛は七色の景色を作るから

脳に住み着いて心ついばんで

息を狭めさせ鼓動高鳴らせ

恋はカラダを支配してゆくんだ


愛を知る度に哀を知る度に

恋を知る度に濃いを知る度に

消えてしまうでしょ本当の自分は

愛おしさというペンキが掛かって

それが重なって厚みが生まれて

あなたの色とカタチになってゆくよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ